- ベストアンサー
イラストレータCS3で印刷屋への広告入稿データを作成する方法
- イラストレータCS3で印刷屋への広告入稿データを作成するためには、写真データのサイズ調整や解像度に気をつける必要があります。
- 広告に載せたい写真などをイラストレータに挿入する場合、事前にサイズ加工を行うことが一般的です。
- 広告(ポスティング広告)入稿データ(イラストレータ)上で取り扱う写真の解像度は200dpi程度が適切です。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1.最近のデジカメの画素数は大きすぎるので、使用するサイズと解像度に合わせてフォトレタッチで縮小してからIllustrator上に配置します。配置後、多少でしたらIllustrator上で拡大縮小(デザイン上の理由による)しても問題ありません。(Illustratorに配置してから拡大縮小すると元画像の画素数のまま見かけサイズだけ拡大縮小になるので、解像度が変化しますから、その点だけは注意が必要) デジカメの画像はsRGB色空間です。そのままではCMYK色空間に同居できない(Illustratorには配置できてしまうが印刷屋でエラーになる)ので、印刷屋の入稿仕様に合わせて、色空間を統一しておく必要があります。 また印刷屋の仕様によってはCMYK色空間のEPS形式でリンク配置、とIllustratorへの配置形式を指定している場合がありますから、ご確認ください。 2.実質200dpiでも使用は可能ですが、元画像のピクセルサイズに余裕があれば300-350dpi程度が理想です。この辺も印刷屋の入稿仕様に推奨値が明記してあるはずなので調べてください。 3.Illustratorで製作するのが理想です。Webからコピーしてきたラスター画像では解像度が低すぎて、Illustratorに配置してかなり縮小しないと、ぼけた眠い仕上がりになってしまいます。 Web上の画像は、元画像の権利者に無断で使用できません。無償素材サイトであっても「商用利用禁止」のケースが多いので、素材サイトの利用規定をよくよくご確認ください。市販の素材集もありますが、ビジネス文書用途向けが多く、権利的に商用印刷物に使用可能かどうかは、それぞれの利用規定を確認する必要があります。 また当然ながらWeb上の画像やビジネス文書用途の素材は全てsRGBですので注意が必要です。 このようにWeb上や市販素材は、色空間・解像度・素材形式・法的権利の問題が絡むので、質問者がIllustratorで自作した方が面倒がないです。 もちろん始めから「商用利用」を目的としたプロ向けの有償素材サイト・素材集(CD-ROM)もありますので、そちらから購入すれば上記の問題はクリアされています。
その他の回答 (1)
- Designer_J
- ベストアンサー率45% (14/31)
1と2合わせての回答です。 画像もCMYKに変換+eps形式(編集時はPSD形式で入稿時にepsに変換し入稿)に保存でイラレに配置。(配置のウインドウにあるリンクのボックスにチェックを入れる。) 解像度は基本350dpiに変換するものと思って下さい。(B0サイズくらいの大きい画像は100dpiくらいでもOK) イラレ上で大きさ変更してもOKです。ただとてつもなく拡大するには解像度を変更する必要があります。 3 ほぼイラレのベクター素材です。画像でもありますが、WEB上に落ちている高解像度(=使える)のアイテムは少ないです。web素材は画像がぼけるのと、web素材自体、実寸サイズで見るとびっくりする程小さいものばかりです。解像度を上げても元画像が小さければ全く意味がないです。 なのでデザイナーはベクター素材集を買って使用してますよ。 少し道をそれますが、「豊富な素材集をどれだけ持っているかで、デザイナーの幅の広さが決まる!」 と言っても過言ではありません。 素材集は大きな書店やWEB上で販売してますよ。
補足
解像度や権利関係は理解できました。ありがとうございます。 建築・リフォーム会社向けの折り込みチラシなどの商用印刷可能な有償の素材(できればベクター画像収録)のCD-ROMなんて売ってないですかね? ネットで調べても見つかりません。