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太陽熱温水器について教えて下さい。
太陽熱温水器について教えて下さい。 ネットなどで見ていると、上の方が膨らんでいる形状のもの(昔からよくある形状のもの)とパネルだけのもの、の2種類があるようです。で、どうも、後者の方が、値段が何倍かしているみたいです。そこで、質問なのですが、この違いが何なんでしょうか?性能など他、どんなことが違うからこんなに価格が違うのでしょうか?あと、見た感じでは、重さの違いもよくわからないのですが、あの膨らみ部分がない分、軽いのでしょうか?すいませんご教示ください。
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質問者が選んだベストアンサー
大きく分けると、直接集熱方式と間接集熱方式がありますが、循環方式で分ける場合もあります。 直接集熱方式は大概の物は、質問者さんの言う所の「上の方が膨らんでいる形状のもの」です。給水をパネルに送り込んで太陽熱で加熱。お湯はパネル脇に付けられたタンクに溜めておいて、タンクから配管された給湯管よりお湯を使用します。もっともシンプルなタイプで、費用も安めですが、タンクがパネルと一体なので屋根等への負担が大きいです。圧力が低くなりがち等の欠点があります。自然循環式(直接集熱方式)とも呼ばれます。 間接集熱方式は「パネルだけのもの」です。パネルと地上に設置されたタンクの間には(配管をとおして)不凍液が循環していて、パネルで加熱された不凍液でタンク内の水を加熱します。太陽熱が直接水に当たるわけではないので「間接式」と呼ばれます。冬季の凍結に強い利点があり、寒冷地では有効な方式です。地上にタンクを設置する事から大容量にも対応しやすいと言えます。強制循環式(間接集熱方式)とも呼ばれます。 直接集熱方式でも地上部にタンクを置いているタイプ「パネルだけのもの」はありますが、主に補助熱源装置(ボイラ)と組み合わせて住宅のセントラル給湯システム等に用いられています。強制循環式(直接集熱方式)とも呼ばれます。 >重さの違いもよくわからないのですが、あの膨らみ部分がない分、軽いのでしょうか? 膨らみ(タンク)にはお湯が溜められています。例えば100リットル溜まっているだけでも100kgです。大抵は200リットル以上の貯湯能力がありますから200kgは重くなります。 強制循環式の方が供給圧力が高い等の利点の反面、地上に別途タンクを設置したり、システムが複雑になるので当然高価になります。 http://www.pref.osaka.jp/attach/6800/00028096/gijyutu_33_.pdf
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- jg0nww
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ANo.1さんが、既に回答していますが・・・・ 昔からの形状の物→屋根の上に水のタンクがあるタイプ↓ http://www.asahisolar.co.jp/goods/on-asn230.html http://www.asahisolar.co.jp/goods/onsui_qa.html これは、屋根の上に水を上げて水を温めて温まった水は軽くなりタンクに戻り、冷たい水は重いので下の集熱器に流れて行くという、自然循環するタイプ(モーターとか動力で循環させないタイプ) 価格は、安いが屋根の上の重量が300kg以上になり重く、熱効率もあまり良く無い(自然循環だから) それと私の住む寒冷地では、冬使用出来ない(凍結してしまうから) タンクを屋根に載せないで、集熱器のみを屋根の上にあげタンクを地面に設置して不凍液を強制循環させて間接的に水と熱交換するタイプ↓があります。 http://www.sunjunior.co.jp/solar/sikumi.htm http://www.sunjunior.co.jp/postmail2/siryou.files/02.pdf このタイプは、価格は高いですが屋根に集熱パネルのみ5~6枚(1枚37kg程度)で、180kg程度で済みますし熱効率が高く真夏は、下のタンク(熱交換部)で沸騰する程になります。 私の住む地域は、↑のメーカーのお膝元なので殆どこのタイプです。 実際20年以上壊れないらしいです。水を長い管路で、屋根に上げないので凍結の心配もありませんし雪が降っても、汲み上げタイプより屋根に負担を掛けません。 大別して、この2タイプです。↓も参照の事 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E7%86%B1%E6%B8%A9%E6%B0%B4%E5%99%A8 違いも良くメーカーの↑HPで見比べて下さい。 少数派ですが、↓のタイプもあります。 http://www.jca.apc.org/npois/mirai/SunFamily/sunf02.html http://tec-e.net/commodity/commodity01.html
お礼
回答どうも。 重みのことが確かに気になってきました。
- 砲術長(@houjutucho)
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>太陽熱温水器の形状の違い? 屋根等の上に 集熱パネル上部に、貯湯槽がある物と 集熱パネルだけの物とが、あります。 前者は自然循環式と言われる物で、水道等から水を送り 集熱パネルで熱を受け、温度が高くなった頃を見計らって 温められた温水自らの重量によって湯船や、台所へお湯を送ります。 後者は強制循環式或いは、フルオートタイプと呼ばれるもので 集熱パネルから離れた場所にある、貯湯タンクに内蔵されている 温水循環ポンプによって、太陽光がパネルに当たっている間 強制的に温水(最初は、水ですが)を、循環させる事により より多くの温水を作る事が、出来ます。 >2つのタイプの価格の違いは? 前者と後者の、価格の違いは ズバリ、太陽熱温水器のみか?それともシステム全体か? によります。 簡単に言えば、水を送るのも・温水を下の階へ落とすのも 全て人力で行うのが、前者であり 機械が一連の作業を、行ってくれるの それが後者なのです。 なので人力に変わる部分の、モノ(端的に行って、循環ポンプ他) コレの金額が、上乗せされていると考えて下さい。 >2種類の太陽熱温水器の、重さに違いはあるのか? 貯湯量にもよりますが、概ね200~300Kg(満水時)程違います。 先に書いたとおり、あの出っ張りは貯湯槽ですから あの中に水(場合によっては、温水)が入ると その重量だけ、太陽熱温水器の総重量は増えます。 この事から、屋根に負担をかけない為には 後者(強制循環式)がイイのですが なにぶんにも、価格が高いので 二の足を踏む方も、少なくありません。 ただ強風時においては、前者の方が強風を受けても 重量がある分、安定しているので 安心します。(但し竜巻等の突風時には、その限りではない) 以上ではなはだ簡単ではありますが、小生の回答といたします。
お礼
回答どうも。 一度、検討してみます。
お礼
回答どうも。 屋根が重みで痛むとありますが、重いとどういう弊害がおこるのでしょうか?