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ギターの微妙なピッチが合わない
- フェンダーUSA 62年リイシューモデルのストラトをバンドで演奏していると、ピッチが合わないと指摘されます。
- チューナーとハーモニクスを使用してピッチを合わせているにも関わらず、特にmaj7(9th)のコードを演奏するとずれるように感じます。
- リペアマンや音楽のプロでも原因が分からず、解決策が見つかりません。ギターの特殊な要素によるものかもしれません。
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質問者が選んだベストアンサー
ピントのズレた回答も付いているな…と思いつつ、正確な状況を測りかねてましたが、 >問題のmaj7(9)を押さえて、チューナーで一音一音計測すると全てピッタリ合ってるんですね。 ということなら、質問者の方がNo.2のご回答のお礼で述べられている「共振うねり論」が、ドンピシャでなくともかなり大きなファクターでしょう。 多分、私が言うまでもなく、質問者の方も「そういう方法はある(でもやりたくないと思う(^^ゞ)」とご存じの話でしょうが、 ・弦の質量を大きく変える=弦のゲージ変更(コレで直ったら世話無いという面はあるが) ・ブリッジ等の質量系部品の交換 ・ネック交換 ・ボディ交換(=もちろん、こんなことしたら別物のギターになりますから意味無いですが、単なる方法論として(^^ゞ) ・共振ポイントに錘を付ける(理屈ではこれはアリなんですが、実際にやるのは至難ですけど) なんてとこになりますね。 一応は、ネック交換が一番「当たる確率は高い」とは言えるのですが、「最高確率がネック交換かよ。意味無いジャン」というくらいやっかいな症状とは言えます。 共振消せば直るのは多分間違いないですが、共振消したら絶対に音が変わっちまいますからね。 プロのリペアマンなら、私の言うようなことは当然思いついていると思いますが、どれをやっても「改善よりギターが死ぬ確率の方が高い」ので、客に提案できる奴は居ますまい。 何の解決にもなってませんが、質問者の方くらいキャリアが有る人が、質問文/お礼文の様な状況で悩みに悩むとなると、たぶんこういう事だと思います。
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- tsudagumi
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多分ルート音がずれているからなんだと思いますよ。 いくら倍音成分や周波数特性が変化してもルート音が変わらない限り音質は変わりますが音程は変わらないですからね。 倍音はルート音の整数n倍(実際には微妙にずれている)の周波数ですし、周波数特性は弦がある周波数で振動したとき最終的にピックアップがどれだけ拾えるかってことですし。 そのギター以外で同じ症状が起こらないなら、そのギターが問題なんでしょう。 フレットとかすごく怪しいんですが、リペアに出しても問題なしっていうならもうそのギターの特徴ということで。
お礼
>もうそのギターの特徴ということで。 結局そうなってしまうんでしょうかね・・・。 問題のmaj7(9)を押さえて、チューナーで一音一音計測すると全てピッタリ合ってるんですね。 しかし耳にはズレて聴こえるという謎な現実。どういうことなんでしょうねえ。 ありがとうございました。
- -9L9-
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純正律の絶対音感を持っている人にとってはピアノの平均律も気持ち悪く感じるものです。チューニングがおかしいと言っている方は音程を厳格に感じすぎる方なのかもしれません。 私も30年来ギターを弾いていますが、弦を押さえる強さでもピッチは微妙にあるいは極端に変わるわけで、チューニングで合わせられるのはあくまで開放弦だけだと承知しています。フレットがある以上、構造的に純正律は出しようがなく、妥協的な響きになるのは一般的な(平均律チューニングの)ピアノと同じで仕方がないでしょう。 こう考えていくと、どのギターでも同じようなことが起こるはずですが、ストラトだけというのが気になります。ひょっとすると、ストラトのフロイトローズブリッジによるサスティンの無さなどで響きが持続しないことを「チューニングが合っていない」と思い込んでいるというような類のことがあるのではないでしょうか。リペアでも格別問題がないという点からすると、何らかの勘違いという気がしますが。
お礼
フロイトタイプではなく普通のシンクロナイズドトレモロです。 アームは使わないので、スプリングは5本でがっつりボディに固定されるセッティングにしています。 ですのでサスティンはそんなに少ないわけでもありません。フルアコなどはサスティンは少ないですが、私の持っている全てのフルアコでそういったことは起こりません。 私は現在20本ぐらいギターを持っているのですが、症状が起こるのはこのストラトだけで、他のストラトでは起こりません。それが謎なのです。 あえて推測するなら、各ギターに固有の音質的な“うねり”によるもののような気がします。 ピッキングしてから音が減衰していく過程において、チューナーで認識できる音程の周波数は同じでも、音に含まれる倍音成分や周波数の分布具合が変化するものです。可能性があるのならそのあたりのような気がしますが、それを解消する術が思いつきません・・・。 とりあえず弦を違う銘柄のものに変えてみるつもりです。
- jefferic
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難しい問題ですね。参考になるかどうか分かりませんが、思いつくままに確認ポイントを挙げます。 メジャーセブンは半音違いの音が同時に鳴るので、完璧に音程が合っていないと目立ちます。 そのため、チューニングがずれる原因の確認をしましょう。 ・6弦ルートのメジャーセブンコードでも同じ現象かどうかを確認する。 6弦ルートで問題ない場合は、3弦になにかありそうですね。 ・チューニングをチューナだけで合わせて確認する。 ・現在使用されているのが低価格のチューナの場合は、より高精度のチューナーで調整して確認する。 ・押弦の力が強すぎないかどうかを確認する。強すぎると音程が変化するため。 ・可能であれば、弦のゲージを1ランク太いものに変えて確認する。 特に、3弦が巻き線のものがあれば違いがでるかもしれません。 などでしょうか。 参考になれば幸いです。
お礼
おそらく一般の人(特別に専門の音楽教育を受けていないアマチュアバンドマンのレベル)からすれば「完璧」といえるほど合っていると思います。 問題のコードは5弦ルートのmaj7(ルート5弦人差し指、5度が4弦中指、7度が3弦薬指、3度が2弦小指)ではそれほどおかしく感じません。 maj7に9thをプラスしたテンションコード(ルート5弦中指、5度が4弦小指、7度が3弦薬指、9度が2弦人差し指)で顕著になります。 ですので2弦が怪しい?ような気がしていたのですが、2弦も3弦も完璧に合っている(押さえている音程をそれぞれチューナーで計測してもほぼ合っている)のです。 同じインターバル&フォームで6現ルートだとそれほど顕著ではありません。 とりあえず、弦を違うものに変えてみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 やはり仰るように、共振うねり論に基づいてそれを解消する方向でいくしかないと思うのですが、これまたご指摘のように、それを解消する方法がご提示のような方法からの選択になり、とくにボディ・ネックの交換は「それを言っちゃあ」的なことになってしまいますよね。 共振ポイントに錘をつけるというのは、今回のようなトラブル用ではなく音質改善の目的として小さなコインのようなものが売られてますね。(ありえない値段で) ヘッドに小さな万力を付けるというのも、どこかに書いていた気がします。しかしこれらの何かをくっつける方法はいまひとつ気が進みませんね・・・ トレモロブロックを材質の違うものにする、ペグをクルーソンタイプから質量の大きなロトマチックタイプにする等は比較的手軽に行えるのでそのうちやってみるつもりです。 (ロトマチックペグへの交換はポスト穴の拡大加工が必要なため、少々気持ちの踏ん切りが必要ですが)