音叉等で音を合わせるためには、二つの音をよく聞いて違いを聞き取れなければできません。
また、音に違いがあった場合、低いか高いかを判断できなければすぐに音程を修正することができません。
耳がよくなるというのはかなり高い精度で同じ音程だと聞き分けられる、和音を聞いて適切な音程を判断できる、違いが有る場合に高いのか低いのか、またどの程度かを瞬時に判断できるということだと思います。
で、二つの音の違いを聞き取るとか、二つの音を全く同じ音程にしたり、きれいな和音となるような音程にするのは、実際の演奏でも使う技術です。
で、これは耳で聞いて違いがわからないことには話しになりません。聞き取れてこそ効果のある練習ができるわけです。
これが出来ても歌唱力は別の話にというが、別の技術ですので直接的には関係ありませんが、必要な技術でしょう。これが極端に低ければ音痴と言われることになると思います。
たとえコントロールする能力があっても正しい音程は結局は耳でしか判断できないでしょう。
相対音感のチューニングの仕方によっては鍛えられると思います。(実音チューニングとは違う?)
5弦をAに合わせた後、例えば4弦のDに合わせる時にどちらも開放弦で音を出して合わせます。
これがきちんと合わせられるなら、一部ですが相対音感がよくなったと言っていいと思います。
で、こういったことは例えばチューナーのメータなりLEDなりを見て合わせている場合は、ほとんど耳も頭も使わないために効果はほとんどないでしょう。
で、実際こういうチューニングは慣れるまで大変ですが、やらないと出来るようにはなりません。
お礼
音叉と耳であわせた後、チューナーでやり直してます。ありがとうございました。