HIDにすると発光ポイントが変わるんで,照射範囲が変わりました.
光軸調整は必須になると思います,
結果的に改良になるか,改悪になるか不明ですが….
一般に,HIDはまともな製品ならハロゲンより明るくなり,長寿命なことがメリットです.
デメリットは価格が高めなことと,取り付けが面倒な」ことですね.
実際に使ってみての感想はいろいろとあります.遭遇したトラブルや想像できる問題点もありますんで,参考までに書いてみます.
H7みたいな切り替えしないタイプで,補器類の取り付け場所に困らず,ロービームだけなら大きな問題は起こらないかもしれません.安価なものは壊れやすかったりしましたが,運もあるようです(バラツキが多いということです).
激安製品だと色温度が6000K以上のものがほとんどなので,雨天時は見にくくなります.4200~4300Kのバーナーを用意している製品は高いです.なんとか使えて6000Kまでと考えてください.
それと,激安製品では「保証は初期不良のみ」程度が多いので,ダメなら使い捨てる気がないとやってられないと思います.
H4のようにハイ/ローを切り替えるバルブをHID化するときは面倒な事態が起こりやすいです.
ヤルときは幾つかの方法から選ばないといけません.
1.バーナーを前後に動かして切り替えるタイプ
2.バーナーの首を振らせて切り替えるタイプ
3.ロービームはHIDで,ハイビームはハロゲンが同居させてあるタイプ
4.ロービーム用とハイビーム用のバーナーが2つあるツインバーナータイプ
5.ハイビームはアキラメて,ロービーム専用にしてしまうタイプ(車検は無理)
1は可動部が故障しやすいという問題があることと,バーナーユニット(って言うのかね?)が大きくなるので,バイクによっては取り付けるスペースが無い,あるいは加工が必要になるという問題があります.また,ハイビームとロービームの両方を適切な配光にできない製品もあるようです.
2は振動が大きめと言われるバイク向きでは無い気がします(使ったことは無いです).
3は既に淘汰される方向にあるようです.
4は可動部が無いのでスペースの問題は少ないですが,一方のバーナーが影になるのか,シャープな配光にはなりません.また,補器類がロービーム用とハイビーム用それぞれに必要ですので,補器類の取り付けスペースに困るかもしれません.更に,パッシングができない製品もありますし,パッシングができる製品でも多用するとバーナーが昇天しやすいこともあります.ローとハイを切り替えたときに安定するまで色味が変わってしまうし,切り替え直後は暗いという問題もあります.
5はある種の割り切りで使うわけですが,バーナーが切れたり,故障したときは1灯のバイクでは照明が無くなってしまうこともあります.夜間走行時はハロゲンバルブも常時携帯しておく必要があるでしょうね.
2灯式以上で切り替えが無いもの以外は致命的な問題も多いので,積極的に誰にでもオススメできるものとは思えません.
バイクメーカーから純正オプション指定されている製品なら問題は少ないと思いますけど…高いですよ.
あと,自分で取り付けるときはライトユニットにセットする前に,煙が出なくなるまで十分に空焼きしてください(曇ります).バーナーのガラス部分には触らないのは,ハロゲンバルブと同じです.
夜間は昼間よりペースを落として走れば十分な気もしますけど,当方はHID化してます(別に飛ばすためではないです).都会の街中では不要でしょうが,田舎だと明るいほうがうれしいので.
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 うちの愛車に合うのはH4のハイ・ロー切り替え式のようです。 信頼できるメーカーのH.I.Dを選択しないとちょっと問題がおきそうですね。 あと色温度に関しては車で過去8000kのものを付けて痛い目を見たので4000~4500kでいこうと思います。(過去雪・雨・霧の時に怖い思いをしました) また取り付けに関しては高電圧が絡むのでレッドバロンの方にお願いしようと思います。