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主人の実家

主人の実家 結婚10年目、子供二人に恵まれた主婦です。 私は父の転勤で地方都市にも住んだことはありますが、大体は神奈川県横浜市で育ちました。 両親は地方出身者(実家同士の距離は近い)ですが、父は次男母は次女なので、同居している兄弟に気を遣ってか、あまり帰省することもありませんでした。家族関係がうまく行っていないということではないのですが、父も母も、自分たちは親に心配かけることもなく、家を買うときも親の援助を受けず(家を継いでいる兄弟は、親に金銭的に結構迷惑を掛けているらしい)、ボーナスが出たらドンと仕送りをしたりして、きちんと自立してやっていたことを誇りに思っているようです。 そして私が二十歳を過ぎたころからは、 「将来老人ホームに入るために貯金してあるから、介護にかかる労力や金銭のことは全く気にしなくていい よ、時々孫でもつれて顔を見せに来てね。その代わり財産は使い切るからそのつもりでいるように。」 とよく言っています。最近では散骨について勉強をしているようです。 私は、結婚するまで仏壇は祖父母の家でしか見た事がなく、お墓参りも行ったことがありません。 幼少から友達もほとんどがマンション住まいだったり、新興住宅で隔家族だったりして、 仏壇とか、法事とか、お墓参りとか、そういったものにほとんど触れる機会もなく大人になってしまいました。 どうして墓参りに行かないのか、両親に聞いたことがありますが、両親は供養とか墓とか仏壇とか、 そういうものはお坊さんや業者を儲けさせるためのもので、死んだ人に物質的なものをあれこれして 本当の供養になるのかが疑問でならない。直接お世話になった祖父母や親兄弟を、心の中で思ったり 感謝するだけで十分で、お墓や土地の管理など、後に託される人が苦になったり、逆に財産でいざこざが 起こることを心配しながら死んでいくくらいなら、何も残さず愛する家族の心に生き続けられれば それがベストだ、と言うようなことを言いました。 主人は北陸の田舎、本家の長男です。大学から家をでて東京で就職しました。 主人の実家は30畳くらいのおおきな仏間に、2畳分くらいのキラキラした大きな仏壇、 そしてご先祖様の遺影がびっしり。初めて行った時の衝撃ったらありませんでした。 そのご先祖様を悪口つきで紹介する義理の母にもおどろきました。町内会の会費でお坊さんを 月一でお呼びし町内を回って頂くそうで、その町内会費が馬鹿高い。払わないなど言語道断。 お墓参りは家の名前を書いた灯篭を置くシステムで、どの墓にどれくらいの人が墓参りにきたかが 一目瞭然、灯篭を置いていってくれた人のお墓にも、義理でもなんでも自分の家の名前を書いて 置きに(墓参りに)行かなければならず、墓参りは朝から晩まで家族総出で灯篭ばらまき大作戦! と言う感じらしいのです。結婚一年目のお盆は、いきなり勝手の知らない台所に一人立たされ、 15人分もの料理を任されました。私と言えば運んだり取り分けたりお酒を注いだりして、 自分が食べる暇もないくらい忙しい思いをしましましたが、誰も、義理母ですら手伝ってはくれず、 本家の長男の嫁の大変さを痛感しました。 主人は実家の義理と見栄にお金を注ぎ込む風習に嫌気が差しており、実家を継ぐつもりはないと 今のところ言ってます。継ぐ継がないの話は今のところでいませんが、私は全く自信がありません。 特に私の両親の思考に影響されているせいか、もし私たち夫婦が家を継いだとしても、私の子供たちに 墓だとか、土地だとか、そういうものを押し付ける気持ちもさらさらありません。 が、義母は 「いずれはお前のものだからね~」 と私の長男に言ったりするのでゾッとします。 家・墓を守る、受け継ぐ、というのは、本来どういうものなのか、どなたか教えていただけませんか?

みんなの回答

noname#115328
noname#115328
回答No.4

私の夫も長男ですが、 はじめて夫の実家に行った時に 立派な仏壇とその上に飾られた何枚かの写真を見て 「まずい・・」と思いましたね。笑 私の両親は二人とも田舎の本家の生まれですが、 父は次男、母も長女ではなく、若くして結婚して都会に出てから 実家からは一切の金銭的援助を受けず、相続も放棄しています。 子供の頃は親に連れられて、私もお盆やお正月に両親の実家に行っていましたが、 中学生くらいになると顔を出すことは一切なくなり、 祖父母と伯父伯母の葬儀に出るくらいで、 お墓参りや法事などは出席することなく、 のんきに育ちました。現在は両親も実家に行くのはお盆だけになっています。 このあたりは質問者様に似ているかもしれません。 結婚した夫の実家はそれほど田舎ではなく、 幸いなことに法事や墓参りなどわりと簡素にすませる方だと思います。 でも何十年も前に無くなった人の法事など 「私に何の関係があるんだろう」なんて考えてしまいます。 義母は厳しい姑とずっと同居だったので、 「法事があるとその何日も前から眠れないほど心配だった」と昔の事を話してくれます。 昔は今より法事も大変だったと思います。 そんな義母ですが、長男である夫に「あんたは跡取りだから・・」と言う事があります。 義母には「人生をかけて○○家を守ってきた」という想いがあるのでしょう。 「“家”が一番大事」と言った義母の言葉が忘れられません。 厳しい姑に仕え、近所に住むたくさんの親戚に気を使い、 年齢より老けて見える姑を見ていると、なんとも言えない気持ちになりますね。 私は結婚当初夫の親戚に「あんたたちは貯金なんてする必要ない。はやく子供を作れ」と 言われた事があります。 「家」だの「墓」だの「代々受け継ぐ土地」だのに何の意味があるんだろ、 個人の自由や幸せを犠牲にしてまで守る必要がどこにあるんだろうって思います。 雑誌のインタビューであるお寺の住職さんがこんな事を話していました。 「遺骨には魂がなく、何も感じない」 「もともと仏教は魂の抜けた身体や骨には執着しないものだった」 「先祖を敬う気持ちは結局は自我の執着にすぎない」 「先祖の墓参りに行かなくても何の問題はない。 生きている間に、周りの人達を大切にし、 小さな生き物の命を慈しむことこそが大切」 お寺の住職さんの言葉とは思えない感じですが・・ 笑。 死んだ人達より、今生きている人達の方が大切っていうことですよね。

pazzu-nyan
質問者

お礼

本当に似た環境・境遇ですね。わかっていただける方がいてうれしいです。 そのお寺の住職さんのお話、とても救われます。 子孫を残せた事に感謝し、子供たちを大事に育てて行く事で、十分供養になるような気がしてきました。ありがとうございました。

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回答No.3

旦那さんの地元での大変さについては 簡単にはいかないので 意見は差し控えさせてください。 家や土地を受け継ぐという事に関してだけ。 最近は 貴女のご両親のような考えかたが都会的であり 受け入れられやすいと思います。 …が 旦那さんの実家のような習慣や考え方が間違っているかといえば そうでもない。 これは日本だけに限らず ヨーロッパの名家なんかでも 代々の家や土地を受け継ぐ感じですよね? 何代目当主○○さん みたいに。 つまり それが伝統を受け継ぐ 後生に残すって事で 凄く大切な事をされてきたんだと思います。 そこに旦那さんのルーツがあり また 次の世代に残す代々受け継がれたものがあるなんて 素晴らしい事で 少しうらやましいです。 現代は 家は狭い 物は増える 捨ててスッキリなんて生活してるので 子供に何も残せないけど 江戸時代の○○ 明治時代の○○ってお宝が出てくるのも そうやって 代々 家を守り 受け継ぐ人たちがいてくださったおかげ。 まぁ それを受け継ぐべきなんて 無責任な事は他人の私には言えませんが 子供さんがいらっしゃるなら 是非 その土地の習慣やお祭り 墓参り お盆の行事 など親子で経験されたら? 旦那さんの故郷が子供たちへ記憶として受け継がれる事になりますよね。それも素敵ですよね。

pazzu-nyan
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに代々受け継がれた〇〇といったものは託す人、託され守る人がいてこそお目にかかれる逸品ですね。主人の実家にも何か眠っているのかもしれず、そのお宝とであったときの感動が楽しみにも思えます。が、主人いわく、 「デンと東南に構えた蔵には、結婚式の引き出物とか、町内の行事の粗品とか、ただ使わずにとっておくような日用品ばかりが倉庫代わりにおいてあるだけだよ。蔵や誰も使わない仏間のおかげで、生活スペースに日が当たらず、昼間から電気やヒーターを使うような無駄な作りの田舎の農家のボロ家を、どうして守る必要があるのか」 と言います。私も都会の無駄のない(というか、余分なスペースがつくれない)機能的なマンションで、快適に暮らしてきたので、なぜ一番日当たりのいい場所に蔵があるのか、倉庫代わりにするくらいなら、寒がりな義母のために、台所にしたら快適だろうなと思わずにはいられません。ヨーロッパの名家に受け継がれるようなお屋敷でも家柄でもなく、ごく庶民的な一農家なのです。 確かに子供たちは、追いかけっこをしたりかくれんぼをしたり、敷地にプールを出したり畑で野菜を収穫したり昆虫採集をしたり、都会では出来ない贅沢な時間を過ごせる夏休みを楽しみにしています。お墓参りや仏壇に手を合わせることがどういう意味なのかはわかっていませんが(親である私がこのような調子です)、子供たちにとっては楽しい思い出がたくさん出来る場所であることは間違いありません。日常をそこで過ごすとなるとまた違った見方になってくるのかもしれませんし、この先どうなっていくのかはわかりませんが、そこでしか味わえない楽しい思い出を出来るだけ体験させてやりたいと思っています。

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  • gigamax2
  • ベストアンサー率27% (170/628)
回答No.2

こんばんは。 大変ですね。貴方の旦那様がどの程度親族との摩擦にの覚悟があるか?貴方との価値観がその時にずれはしないか?が一番大事だと思いました。 さて、日本の大方は仏教徒で仏様を敬い、お墓や仏壇を代々守りとおしてきてると思います。そのこと自体に反論するつもりは有りませんが、形骸化しつつあるしきたりに囚われすぎて、それによるトラブルがいかに多いかに気が付くべきです。特に田舎では顕著でしょう。 貴方のご両親の姿勢はとても好感が持てますし、本来亡き人を思う事は形で示す必要など無いのです。写真や想念によって表すのも決して間違いではないのです。お金を出してお坊さんに供養してもらえば間違いないと言う概念こそが、そもそも想念の履き違いと言えます。 先祖を敬い、供養する気持ちは人としてとても大切な事です。それが宗教を生み、組織となりルールが生まれます。今はそのルールが一人歩きしていると思えば分かりやすいのではないでしょうか。 結果としてイザコザが起き、マクロで見れば国家間での戦争にまで発展している実情を考えてみましょう。 宗教元一つ!宗派など関係なく根源は愛です。人は愛によって生まれ愛に育ち、愛によって見送られるのです。その愛の概念があるならば、宗教と言う”形”は必要ありません。

pazzu-nyan
質問者

お礼

宗派など関係なく根源は愛 本当にその通りだと思います。形式・しきたりを軽んずるわけではないのですが、そればかりを重視するあまりに心が置き去りになってしまっては、全く意味がないような気がします。 先祖を敬う気持ち これが私には欠けているんだと思います。直接お世話になって顔も知っている祖父母に限っては、自然と敬い感謝する気持ちが湧き出てくるのですが、顔も知らないご先祖様にはやはり『ご先祖様』とひとくくりにして、ありがとうと仏壇に手を合わせることくらいしか出来ません。そこに愛はありません。感謝の気持ちを持とうとしても、なかなか実感がもてないのです。 ですので結局今のところ、本家長男の嫁としては 先祖を大切にするということ=家やお墓を守ること ということで納得するしかないようです。それをしないと粗末にしたと周りの親戚から責められそうな雰囲気です。

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回答No.1

答えにならない回答になりますが、あなたと同じ考えをもっている長男の嫁です。 もっともっと、この質問がテレビで、新聞で、雑誌で取り上げられて、みんなが考える問題だと思います。 なんでみんなでこの問題を考えないのか意味がわかりません。 家のために生きてるのか?墓のために人生を考えるのか?親の介護のために産まれてきたのか? まったく意味がわかりません。 今の私には、 子供がいないと寂しいから、どこぞの娘にとられて幸せになっているのがねたましいから。今まで自分もそうやって生きてきたからそれしか言えない(考えられない)から。自分が具合が悪くなったらと不安で、その保険が子供だから。 とか、そんな、理性的でもなく、倫理的でもない、ただの感情?大人のヘドロの塊のような気がします。 でも、それがおかしいんじゃないかって、誰も言わないし、考えないんです、田舎は。 あなたのお父様、お母様は、本当に立派な方ですね。大変に頭のいい、教養と経験のある大人の方だと感じます。 あなたも、文章を察するに、教養のある、純粋な方だと感じます。 わたしの傍にあなたのような方がたくさんいるのなら、うちの田舎も少しは発展するのだろうに…。 同居している私から、あなたにひとつアドバイスできるとしたら、 義理の両親は、自分の親とは全く違う生き物であるということです。理解してもらおう、認めてもらおうなどとは無理であると考えていたほうがいいです。 一緒に住めば、あなたの考えは《おかしい》といわれ、洗脳されていきます。 あなたの家の考え方がいかに理知的な人道にのっとった考えだとしても、義理の両親は死ぬまでそれを認めないでしょう。(わからないでしょう) 私は、家とか、墓とか、受け継ぐ、なんて、昔、みんな畑や田んぼをやっていた頃の時代の考えだけがそのまま残っているものです。 農地を一緒に耕して欲しいなら、考えも今の時代に改めていかなければ、本当に跡継ぎを自ら絶っていくと思いますね。

pazzu-nyan
質問者

お礼

ありがとうございました。 同じ考えの方からの回答、大変嬉しいです。 同居されていらっしゃるとのことで、そのご苦労を思うと人事ではないと身が引き締まります。 主人の実家は主人のおじいさんの代から兼業農家で、義父は会社員です。おじいさんがなくなった今、田畑は完全に委託しており、実家で食べる分のお米を納めてもらっているようです。お父さんは、本家を継いでやったとふんぞり返って親をもあごで使うような感じだったらしく、そんなお父さんがこの先どういう決断をしてくのか、恐る恐る見守っています。 主人は、 「商売できずに廃業に追いやられたのと同じことだから、それを処分して新しい形にするのはごく自然なこと。もし自分に決断を任されるのならば、土地を売る。」 と言っていますが一理あると思っています。 が、このようなことは多分許されないでしょうね…。 義父の弟さんが、実家の近くにいて、その息子さんも地元で就職しているのですが、地元にいるその方たちの考え方を変えるなんて到底できそうもなく、どんな修羅場が待ち受けているのか本当に恐怖です。 主人の両親は財産を残すという考えですが、旦那は家(築百年以上)や蔵の解体費用など、負債を抱えるようなものだと大変嫌がっています。 また、あれこれ書いてしまいました。 相手の考えを変えようなんて思わないことにし、自分に何ができるかを考えて行きたいと思います。 ありがとうございました。

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