- ベストアンサー
面間隔の意味と説明について
- 面間隔の意味とは、結晶面までの距離を表す指標です。
- 式(1)によれば、面間隔は原点から結晶面までの距離を示します。
- 一方、結晶面の面間隔は隣りの立方格子の同じ位置にある結晶面までの距離とも言えます。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
結晶模型を組んで横から見てください。 1つの面上に格子点が並んでいる面がいくつか見えます。 こういう面があるということがまず出発点です。 >面間隔は原点から面までの距離 原点は数学的な原点ではありません。格子点の1つです。 立方格子の1つの格子点を原点にとっているのです。 この原点を通る面も同じようにあるのです。 「原点から面までの距離」というのは 「原点を通る面とその隣の面までの距離」と言っていることと同じです。 立方格子の結晶模型といっても立方格子を作る6つの格子点だけでできた模型を考えている場合が多いです。体心立方格子ならその中にもうひとつ格子点を入れます。 これでは面を考えるのには不足です。 10個ぐらい立方体が繋がっている模型を作って考えてみてください。
その他の回答 (3)
- nananotanu
- ベストアンサー率31% (714/2263)
#1です。補足有難うございます。 http://hooktail.sub.jp/solid/millerIndex1/ (010)面と(020)面は必ずしも一致しませんので、そこら辺から考察されたら理解の助けになるかと思い、呼びかけさせていただきました。
お礼
ありがとうございます. (010)と(020)は常に等しいわけではなく,考えるときによって使い分ける必要があるのですね. これからもよろしくお願いします.
- wata717
- ベストアンサー率44% (72/161)
あなたは狭い袋小路に入って物事をつきつめているようです。まず公式(1)の意味について、よく考えて下さい。公式はその成り立ちを理解して初めて役に立ちます。最初から公式ありきでは混乱するばかりでしょう。 h,k,lの面指数に意味についてよく吟味して下さい。これはX線回折の本を1週間ほど集中して考えて読めば理解できると思います。 実空間の結晶面だけを考えるならば(010)は意味がありますが、(020)は意味がありません。しかし回折現象を考えること、即ち逆空間を考えると(010),(020)共に意味があります。 公式は使用、応用、暗記する前に、公式自体をよく理解してからでないと、結局誤解、危険、失敗を引き起こします。そのためには考える時間を十分確保して下さい。
お礼
ありがとうございます. もうすぐテストでX線回折という言葉を聞いたことがないので質問した次第です. これからもよろしくお願いします.
- nananotanu
- ベストアンサー率31% (714/2263)
(020)面と(010)面は、本当に同じ面ですか?
補足
ありがとうございます. (020)はそれぞれ2で割って(010)と書くときもある.と書いてあるのです. (020)は(020)のまま考えると「面間隔は原点から面までの距離」と言う説明があっているのですか? これからもよろしくお願いします.
補足
ありがとうございます. >原点は数学的な原点ではありません。格子点の1つです。 >立方格子の1つの格子点を原点にとっているのです。 >この原点を通る面も同じようにあるのです。 原点とした格子点を通り,結晶面(hkl)と等価(正しい表現か分かりません)な面が必ずあるのですか? これからもよろしくお願いします.