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学校で図書CDを閲覧する
学校で利用するCDを購入し、あるマシン上に置きました。 これはいわゆる図書CDです。 このCDのデータの内容を別のマシンから参照することは一般的に法に触れないものでしょうか? 学校から学生にVPNを張った上でアクセスコントロールをしながら、教材の一部として見せたいと思っています。
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これだけでは、触れるとも触れないとも言えません。 以下のような論点がありますので、それを参考にお考え下さい。 1.VPNにアクセスできる学生の数 仮に数人規模であれば、特定少数への送信ということで、著作権法の対象にはなりません。→3.へ 数十人の規模になると、多数への送信(公衆送信)となり、CDをアクセスできる状態にすることが著作権者の公衆送信権の対象となるおそれがあります。ただし、2.の論点で述べる場合は除かれます。 2.アクセスできる機器の場所 仮にアクセスできる機器が、大学の同一構内に限られるのであれば、公衆送信とはなりませんので、著作権法の対象にはなりません。 学生の自宅や、街などから、アクセス可能であれば、公衆送信権の対象となります。 3.CDの使用条件 仮にそのCDが使用許諾によって利用しているものであれば、そのCDの使用許諾条件に従って利用しなければなりません。 なお、この場合、教材の一部として、ということによって、著作権法上の評価が変わることはありません。 また、著作権の対象となる場合であっても、著作権者の許諾を得ることができれば、正当に利用することができます。