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医療ミスで片目失明、損害賠償の目安は?
- 先日、母が左目の白内障の手術を受けましたが、術中のミスにより眼底に出血しました。
- 検査の結果、視力はもどらず再手術が必要です。
- 手術のリスクの説明のミスや手術ミスがあり、損害賠償を請求することも考えられます。
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まず、損害賠償の請求ですが、内職が出来なくなったという計算ですと、わずかなものになりますので、別の計算をします。 交通事故などの場合もそうですが、年令別の平均収入の一覧表があり、それよりも低い収入の場合は、年令別の平均収入が適用されます。たとえ主婦で、実際に所得がなくても、平均年収が適用されます。 http://ko-tu-jiko.m244.jp/modules/jibai/content0027.html ですから、収入については、平均収入額を請求できます。 しかも、今回の場合は、収入の損害ではなく、片目が見えなくなった傷害ですから、実際に働ける年数分ではなく、平均余命分の請求となります。その年齢の方があと何年生きるかという、一覧表があります。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life08/index.html これは平均寿命との差ではありません。 しかし、それは完全に相手に不法行為があった場合のことです。 たとえば、手術のリスクを説明しなかったからといって、必ず失明するわけではありませんので、その件に関しては、責任の割合は低いです。 手術のミスといっても、完全なミスであるかどうかは別です。 たとえば、リスクの高いものでも、ほとんどの医師がおこなうであろう医療行為であったか。この結果は予見できるものであったか。 それをしなければ、生命の危険があったか・・・など。 死亡して裁判になった場合ですら、なかなか全額みとめられるものではありません。 ほとんどの医師は、このような場合に備えて、「損害賠償責任保険」に加入しています。 医療ミスによる損害賠償を支払うための保険です。 医師がミスを認めたのでしたら、「今後の保障はしていただけるのでしょうか。」と、やんわり聞いてみてはいかがでしょうか。その保険でまかなわれるのかもしれません。 納得いかないようでしたら、速やかに弁護士に相談される事をおすすめします。 あくまでも、落ち着いて、感情的になってはなりません。 裁判をほのめかすと、カルテを改ざんされるおそれがありますので、ニッコリと引き下がって、いきなり行動をおこさなければなりません。
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- 9071y
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そんな重大な話は、のんきにこんな所で相談している場合ではないです。 さっさと弁護士に相談に行くべきです。 フットワークが重いと、後で(被害者なのに)泣きをみることになります。
お礼
ありがとうございます。 今は入院したばかりで、私も入院準備及び母の精神的な事ばかりを考えていて正直、弁護士に相談は感気ていませんでした。 裁判を起こしても勝てないという固定観念が私の中にありますし、今の大学病院とミスをした先生が懇意にしているという事もあります。 しかし、週あけには相談をしてみたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
詳しくご説明いただきまして心より御礼申し上げます。 私を含め、家族にもこのような医療ミスという事態が起こるとは思ってもいませんでしたのでとても参考になりました。 白内障の手術自体、多くの人がするものですし、ミスをした先生も開業して16年ではじめてのミスだと言われました。 母は昔の人なので、先生=信頼しなければならない。という感情があり、今はミスをされた左目及び今後の右目のケアもお願いしたい。という気持ちが強いようです。 まだ、母はミスのケアの為に何度か手術をしなければなりません。 今、入院している大学病院はミスをした先生が昔働いてたという事もありますので、正直たとえ裁判になっても勝てないと思います。 カルテの改ざんなんてあるのですね。。テレビの話だけかと思っていました。 母が頑張っているので、私も今後の母の事を一番に考え、感情的にならずに事を進めていきたいと思います。 本当にありがとうございました。