- ベストアンサー
湿気の多い地盤について
- 湿気の多い地盤での土地購入について相談です。
- 降雨後に地面に水溜りができる湿気の多い地盤について、地盤改良方法や湿気の影響について教えてください。
- 湿気の多い地盤で家を建てた場合、湿気はどの程度解消されるのか、費用や方法について相談です。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
A)水の流れや溜まりの推定 1.宅地造成後、降雨後2日間、晴れで水が溜まっているとは通常ならありませんね。 2.造成後表面には通常水がたまらないよう排水勾配1.5%位を付け(水平でない)粘土質の土砂は 水が通さないため、砂系統の土砂で仕上げ売り出すのが通常ですね。 3.例えば横断面で見て、左から傾斜した山又は地盤、次に売り出しの土地、次に若干下がり道路と 想定した場合について、表面水や地下水の流れを想定しましょう。 4.購入予定土地の表面が粘土層で不透水層になっていて、くぼ地があり雨水が溜まった場合には深 さによりますが、5cmくらい溜まれば水はなくなりませんね。蒸発だけでは無理ですね。 実際の、土地の表面の土は、砂系、砂利系、ぶつぶつの砂系、粘土系どのようなものだったので しょうか。 5.砂系であり水が溜まっていることであれば、やはり山側からの雨水の流出、又は山側に浸透した 水が、浅い地下を経由して、購入予定土地の表面付近に湧き出していることも十分予想されます。 但し、造成された購入予定地が、砂地盤になっている場合は、道路の方(低い)の側溝へ流れて 用入予定地の表面には水は溜まらない事になります。 6.水の状況を詳しく調査するには、山側、土地、道路側3箇所くらいに試験井戸を2mくらい掘れば 地下水の高さ、流れの方向、水量などが判明します(地下水調査の専門機関、土質調査コンサル) B)地下排水対策の実施 1.6項の調査をコンサルタントに依頼、現地調査、見積もり、契約、実施、解析を行い報告書を提出 してもらいます。 2.資料より対策工工法を、上記のコンサルタントに依頼します。見積もり、業者も依頼された方が 良いと思います。 3.これらは、建築の領域(専門技術)でなく、土木技術の領域です。ましてやホームメーカーや地 元工務店では技術力がありません。調査工法も含めて。 4.したがって、建築とは別に、地盤の補強、排水工法を確実に実施して、建築の設計に着手するこ 大事です。但し平面図くらいは、上記のコンサルタントに配布した方が合理的な設計が可能です。 5.調査の結果、山側からの地下水や、浸透が無いことが分かれば、表面に溜まった水(粘土のため) 抜けていなかったとの事もあります。その場合は地盤の撤去(粘性土撤去、砂系土砂の施工)深さ は調査により決定(最大でも1.3mくらい)します。 C)工法と地盤補強(地下水処理等)工事価格 1.山川の下付近(用地富山川の境)に集水用の鉄筋コンクリートボックス(幅1m深さ2m長さ用地 の幅20m)を設置、山側に石や砂利を埋め水が集まる構造として、ボックスにはφ75mmの孔を 1平方当たり1箇所開け水をボックスに誘導する。 山側のト土圧に対し、ボックスが動かないよう杭基礎を打ち込む。(ボックスはRC蓋つき) ボックスの水は、宅地に設置した暗渠排水で排水される。 2.孔開きの暗渠排水管(φ200~300、計算で形状は算出可能)を宅地内に埋め、砂利などで生めて 収水で出来る構造として、宅地内の浸透水も吸い込む構造にする。 4m間隔で幅20mの場合につき6本くらい、延長100m位の設置となります。 排水の先端は枡を設け、斜め排水管で道路の側溝へ流す構造とする。 3.建物の要求する地盤強度(2)ついては、ボーリング調査により地盤の耐力を調査解析して、杭基礎 や固化剤を使用した地盤の補強などを行う工事が発生する。調整が必要。(杭と排水管位置など) 3.概算工事費 調査設計 150万 ボックス工事400万 暗渠排水工事200万 計 750万 D)環境など 1.山側の環境はどうなんでしょうか。将来造成や宅地の計画などがあるのでしょうか。 そのまま緑が残されている場合は、非常に良い環境ですね。 2.問題はいつまで残されているかですね。開発で日陰や条件が変われば環境も変わってきますね。
その他の回答 (3)
- toteccorp
- ベストアンサー率18% (752/4134)
表面に水はけの悪い土がありそこに溜まっているだけではないのですか。 周りの家にも水が溜まっていたのですか。 調査してみなければ分らないでしょう。 造成する前は水が溜まったことなどなかったところでも、そうなることもありますよ。
お礼
ありがとうございます。一度調査依頼してみたいと思います。
- takapiii
- ベストアンサー率55% (944/1707)
自然の地形というのは実によく出来ていて、雨が降れば低きに水が流れ、沢になって川へと流れ込むか、地下に浸透して地下水となってゆきます。 雨が降った後の二日後に雨水が溜まっていると言う事は、自然の地形ではなく沢などを堰き止めて人間の都合の良いように造成したためか、地形を変える事で伏流水が地表に湧き出て来ているのではないかと想像します。 そう言う土地が非常に悪いとは言いませんが、地盤改良で良くなるというものではありません。出来るのは人工的に変えてしまった水の流れを、再び人工的に変えてあげる事です。 例えば暗渠排水という方法があります。分かりやすくいと、土地の高い方を横に深い溝を掘り、その溝にメッシュ状のパイプを埋め込んで、地下の水をパイプに吸い込ませて、横に流します。 もちろん横に流せる場所が必要ですが。 暗渠排水をして数ヶ月経つと、地表は乾いてきますので、湿気はさほど気にならなくなるとは思います。ただし、大量の雨が降った時に機能するかどうかは水の量によるので、断言はできませんが。 とは言え、所詮人間が埋めたパイプですので、いつかは機能しなくなります。20年後かもしれませんし、30年後かもしれません。あるいはその間に別な場所が造成されて水の流れが変わり、全く問題なくなるかもしれません。 費用に関しては現場を見て見積もらないと分かりませんが、50~100万円は最低掛ると思います。 因みに、その土地に生えている草の種類を良く見てください。湿気を好む草が生えているようなら、あまりお勧めはしませんが、そうでなければ、もしかすると暗渠排水をするまでもなく、ちょっとした高低差を調整するだけで問題なくなるかもしれません。
お礼
細かな回答ありがとうございます。やはり傾斜地は排水・湿気対策は平坦な場所より費用はかかるということですね。ハウスメーカーに全て任せるのではなく一度専門の方に調査依頼をしてみたいと思います。 暗渠排水の事は知りませんでしたので参考になりました。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
沢筋を埋めて造成されていると思います 湿気よりも土砂崩れの方が心配です
お礼
ありがとうございます。一度土地の過去も調べてみます
お礼
細かな回答ありがとうございます。やはり一度専門家にみてもらうことがいいようですね。多少お金はかかっても一生生活することを考えれば安心を選ぶべきですね。