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私は「勉強だけの子供にしたくない」と考えています。
私は「勉強だけの子供にしたくない」と考えています。 仲間とのコミュニケーションを図り、日々楽しく生活してもらえればいいと思っていたのですが、親友に「それだと子供の将来が心配だよ」と言われ、少し戸惑っています。 今でも「勉強だけの子供にしたくない」という方向性を崩したくないのですが、その根拠をまだ言葉化できていません。 もし同様の考えをお持ちの方がいれば、教えていただけないでしょうか?
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前回は「遊びの重要性」という切り口でしたが、今回は子供(人)の成長という視点で回答してみます。 生まれたての赤ちゃんは真っ白で、母親とのスキンシップなどの親和充足によりすくすく育ちます。赤ちゃんにとって母親は全世界なのです。 そして、家庭という世界から出て友達との関係をもつ幼少・学童期には、乳幼児期での親和充足を基に、周りへ警戒心を抱くことなく肯定視で接し友達との充足を育みます。 そして、闘争課題を担う社会人になると、乳幼児期の親和充足~幼少・学童期の仲間充足を基にして、肯定視発で同化対象を社会(みんな)へと拡げ充足します。 このように見ていくと、子供(人)の成長とは、「同化対象の拡がり」と見ることができます。 多くの方々が、 「勉強だけだと、まっとうな大人に成長しないのでは…」 「でも、勉強もしないと将来が不安…」 と考えると思いますが、重要なのは、上記のような子供(人)成長過程を理解した上で、子供の成長を見守って、導いてあげる事だと思います。
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- ojasve
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勉強だけの子どもにしたい、という親の方が稀では? 親友の方はそうなのでしょうか? 勉強といってもいろいろありますので 仲間とのコミュニケーションなどは、一番大きな社会勉強だとも言えるとしても 食べることも大事だし、睡眠も大事。少なくともこれは勉強じゃない。 「勉強だけの子どもにしたくない」という言い方でなく 「テストのための勉強ばかりやるのでなく、さまざまな角度で学ばせ、生きる力を身につけさせたい」 ということなら賛同です。
お礼
親友は、受験のことばかり考えています。 「いかに学歴上位の学校に入学させるか?そのためにはどの塾に通わせたらいいか?」 その価値観を私に押し付けるので、疑問に思った次第です。 「勉強さえできればいい。」 この価値観を越える可能性を見つけ、親友と共有したいので、ここで質問させていただきました。回答ありがとうございました。
私も同じ考えです。 乳幼児期であれば、人間関係の基盤を作る時期、身体の基礎を作る時期にあたると思います。 子供は遊びから単に「遊ぶ」事だけでなく、お友達との関わりの中で自分の思いを伝えたり、相手の気持ちを知ったり、我慢したり、思いやりを学び、折り合いをつけたり…発想力、想像力、認知、思考、身体の使い方、色々な事を学びますし、情緒の安定にも深い関わりを持ちます。 乳幼児期には子供が思う存分沢山遊べる時間と環境が必要だと思います。 色々な事に興味を持ち、自発的に関わって行く事は勉強に取り組む姿勢にもいずれ繋がりを持つと思います。人間関係だけは経験を積み重ねて行かないと難しいと思いますし、親や先生が介入しやすく、子供も本音をぶつけやすい時期なので尚更、乳幼児期からの人間関係を学んで行く事が大事だと思いますし、遊びが1番学びやすいと思います。 遊びも子供にはある意味勉強かも知れませんよね。 机に向かう勉強が必要な時期になったら、メリハリが必要でしょうね。遊びを十分出来ているなら、机に向かう事も苦にならないと思います。
お礼
お礼が遅れてしまい、申し訳ないです。 >乳幼児期であれば、人間関係の基盤を作る時期、身体の基礎を作る時期にあたると思います。子供は遊びから単に「遊ぶ」事だけでなく、お友達との関わりの中で自分の思いを伝えたり、相手の気持ちを知ったり、我慢したり、思いやりを学び、折り合いをつけたり…発想力、想像力、認知、思考、身体の使い方、色々な事を学びますし、情緒の安定にも深い関わりを持ちます。 >乳幼児期には子供が思う存分沢山遊べる時間と環境が必要だと思います。 色々な事に興味を持ち、自発的に関わって行く事は勉強に取り組む姿勢にもいずれ繋がりを持つと思います。人間関係だけは経験を積み重ねて行かないと難しいと思いますし、親や先生が介入しやすく、子供も本音をぶつけやすい時期なので尚更、乳幼児期からの人間関係を学んで行く事が大事だと思いますし、遊びが1番学びやすいと思います。 納得しました。大変分かりやすい説明で、頭の中にスーッと入ってきました。ありがとうございます。私の言葉にならない想いを形にしてくださり、本当に感謝しています。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
勉強だけというのは受験勉強だけの勉強だと問題です。でも知りたい、学びたいという気持ちは一生有り続けることは大切です。 自分から進んで勉強するのであれば、良いのですが、問題は親を喜ばせるためなど、他人を喜ばせる。誰かのためにと言うことは駄目ですね。自分を失ってしまうし、常に追い込まれた状態です。出来なくても見守ってもらえるという事は子供にとっても大切な事だと思っています。 我が子が行く学童保育では遊びから学ぶことを考えています。小学生の間はそれをしたいそうですが、残念ながらそれは無理な状態です。 子供には遊びのおもしろさを感じてもらい、発想の豊かさなど学び、学校では論理的な部分を学んでいって欲しいと思っています。勉強ばかりよりは人として豊かな人間に育てばと。
お礼
お礼が遅れてしまい申し訳ありません。 >勉強ばかりよりは人として豊かな人間に育てばと。 仰る通りだと思います。相手の心を読み取れる人に育つように、学校生活での仲間とのやりとりを大切にするよう、親から期待をかけていきます。
- rimurokku
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小さいときから自分で考え、自分で解決することを学んだ子供は、人とのつきあいや勉強すら進んで学び解決する力が付きます。 小さい内に勉強を押しつけたり、進む道や行動を親が先に決める育て方は、親の目が届かない場所で自ら考えての行動が出来なくなります。 日々楽しく生活する中にも勉強の基本が隠れているはずで、それをどのようにとらえて解決するかの方向性を適宜アドバイスできれば、知らない内に自ら必要なことを学び解決する力が育ってきますので、学校の勉強も好きになり強制しなくても自らが進んで勉強できる子供に成るはずです。 できれば人との接し方も含めて、親が多くの書を子供と一緒に読み勉強する事をお薦めします。 また、疑問や解らないことが出てきたときも、一緒になってそれを解決し理解できる方法を探してください。 親と一緒にそれが出来る様になった子供は、その後どのように放置して自由にさせても、勉強だけの子供に成ったり道を間違ったりすることなく育ってくれるでしょう。
お礼
なるほど。親が子供に学び方を教え、子供がそれを楽しいと感じて初めて、自らやってみようと主体性が湧く。親が子供にかかる圧力を全て対応してしまうと、主体性も湧かないだろうし、圧力に弱い子供になってしまいそうです。全て親が面倒を見るのではなく、問題の解き方を教えてあげるぐらいがいいのかもしれませんね。参考になるご意見をありがとうございました。
- tem ma(@temma_ofuro)
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遊びだけの子供にしたくないという考え、僕も同感です。何か子供の頃って、勉強も大事ですが、同じくらい大事な事があるきがしますよね。 子供時代で考えると、勉強以外といえば「遊び」ですよね。質問者さんの意図を「遊びの重要性」と捉えてみました。 「遊び」って実は人間だけじゃなくて、魚や動物にも見られるそうです。そう考えると、生物として必要な行為であると考えられますよね。 「遊びの”本質”とは、外圧に適応する生体へと身体や脳を発達させていく為の、機能発達の場、実践的訓練の場にあると言えそうです」とhttp://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=222800のページに書いてありました。 子供に期待する事は「社会に出てちゃんと生きていく事」。それが、上記のページに書かれていた「外圧に適応する」という事かなと思いました。 子供をトコトン遊ばせるのは、ちゃんとした大人にするため。 僕はそう答えています。
お礼
生物全般の子育てを眺めるという視点で考えたことはありませんでした。 仰るとおり、遊びを通じて基礎能力を身に付けることができ、その上で社会で活きる知識を学習させる。こうしたステップを通じて、皆の役に立てる大人になれるのだと認識できました。 面白い切り口をありがとうございました。
- zumichann
- ベストアンサー率39% (892/2250)
大きくなるにつれて、勉強もコミュニケーションも両方ある程度の水準に達していないと、やりたい事が出来るスキルとして使えません。 片方だけを重視し、もう一方を軽視するのは危険なことだと思います。 片方の能力の高さでカバーできても、いずれまかないきれなくなります。 子供によって、やる気や能力は個人差がありますから、親から見て、苦手そうな分野を手助けしてあげるのがいいかと感じます。
お礼
仰る通りですね。勉強や遊びのどちらかに傾倒するのではなく、バランスよく取り組んでもらいたいものです。 子供を注視していくことが求められますね。ありがとうございました。
お礼
二度も回答していただき、大変ありがとうございます。 同化対象の拡がりによって、子供の獲得する力も膨らんでいく。そのためにも、幼い頃に周りを肯定的に捉え、心を開けるかどうかが重要なんだと理解しました。面白い視点ですね! 他の皆様も、大変参考になる回答をありがとうございました。