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四声部書法を書くには密集配置で書いて、あとでアルトをオクターブさげて開
四声部書法を書くには密集配置で書いて、あとでアルトをオクターブさげて開離配置にするか、それとも最初から開離配置で書くのとどっちらが正しいというかお勧め、やり易いでしょうか?実際回答者様はどちらで編曲なさっていますか?またプロの方達などはどちらなんでしょうか? 連続5度など開離配置では、譜面から読みとりにくいと感じるのですが・・・。(その辺りは耳で判断するべきでしょうか・・?) 僕の持っている参考書(もちろんクラシック系)にはその辺りが書かれていないんです。 もしよかったら教えてください!
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こんばんゎ♪ =*^-^*= 四声部書法を書くには密集配置で書いて、あとでアルトをオクターブさげて開離配置にするか、それとも最初から開離配置で書くのとどっちらが正しいというかお勧め、やり易いでしょうか? ■上文において、「オクターブ」。。。というところは、ちょっと、ミソではないでしょうか? 「密集配置」と「開離配置」は、単純に「オクターブ」の移動・分配配置ということだけではありません。 また、「オクターブ」。。。とは、「8度」であり、「開離配置」した場合、「9度以上」になります。 要するに、「2度」と「9度」は、C調でいえば、どちらも「レ」の音ですが、 「9度」は、「い音(テンション)」です。 よって、「解決音」を要求しますから、「い音」の声部の次の音は、おのずと決まってきます。 もちろん、「和声法」。「対位法」とでは、注視する要点・視点が違いますので、 曲にもよるのですが。。。 また、単に、楽譜を読むときの不便さについてでは、「慣れ」の問題です。 私は、バイオリンでしたので、「ト音譜表」だけだったので、「大譜表」で作曲するようになってからは、しばらく戸惑いましたが、「ピアノ」の方が、当たり前のように、「大譜表」が読めるように、 結局は、慣れれば、問題ありません。 でゎ がんばってね。。。
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- yukarikihara
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主にポップスのアレンジや映画音楽などを手がけており,生で管弦を編曲する事も多くあります。 まずポップスにおける実践のアレンジと、学問としてのクラシックの和声学とは違うものですが,ここでは「参考書」という言葉が出てくるので「学問」としてお答えします。 クラシックの和声法に置ける開離とjazz理論でのオープンハーモニーは基本になる概念が違うものです。 密集配置で書いて、あとでアルトをオクターブ下げる いわゆる「ドロップツー」では以下の様々な問題が起こります。 まず和声法に置ける「開離配置」になりません。 声部に「並達」の関係が変わってしまったり「低音4度」「配置制限」「限定進行」「離隔」「交叉」など様々な「公理」の違反が生まれやすい。 和声学に置ける「密と開の連結」の概念が変わりますので対応出来ません。 密集で問題がないからといってオクターブを変更しても大丈夫とは限りませんし,逆も起こりえます。 よってドロップツーでは対応出来ません。 まずは開離配置の「規定」を良くご覧になると良いでしょう。 そもそもクラシックにおける和声法というものは「メロディーの下にコード音を機械的に三つ書き込む作業」ではありません。 4種のメロディーの集合体としてハーモニーを形成するという概念です。個々の声部の「美しい横の流れ」と「他声部との距離感」を非常に重視します。つきつめると対旋律法に限りなく近づいて行きます。そこがポップスのコード楽器としてのストリングスとは考えが違うところです。 開離配置において連続5度を読み取るのはそれが訓練です。密集に直してしまったのでは勉強になりません。和声「学」というのはそういうものです。 以上は勉強としての和声学の考えです。 実践ではどのようにアレンジしようが自由ですし,決りはありません。 ただ古典的、また本格的な感じのストリングスアンサンブルでは和声学の決りが厳格に守られてる事が多く,そこから逸脱すると稚拙に聴こえます。
お礼
どうもありがとうございます! 訓練が大事ですよね! とっても参考になりました!
- TAC-TAB
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>四声部書法を書くには密集配置で書いて、あとでアルトをオクターブさげて開離配置にするか、それとも最初から開離配置で書くのとどっちらが正しいというかお勧め、やり易いでしょうか?実際回答者様はどちらで編曲なさっていますか?またプロの方達などはどちらなんでしょうか? 密集位置(クローズドヴォイス)で書いて、セカンドヴォイスをオクターブ下げて開離位置(オープンヴォイス)にします。それが普通の方法です。 この技法を「ドロップツー」といって、オープンヴォイスのセオリーです。 http://valse.lolipop.jp/mr-bear-crash/music/key-script/drop-2-k.html http://valse.lolipop.jp/mr-bear-crash/music/music.html 私が過去に答えた質問です。 http://okwave.jp/qa/q5445539.html >連続5度など開離配置では、譜面から読みとりにくいと感じるのですが・・・。(その辺りは耳で判断するべきでしょうか・・?) 禁則を嫌うのであれば、クローズドヴォイスでチェックして、その後ドロップツーとします。(もちろん実際に音にして、禁則の部分が不快に聞こえる耳を持っていないといけません。音にした場合に不快だから「禁則」としている訳ですから) しかし、ポップスの場合は、連続する完全音程や陰伏五度などは普通は無視します。無視というより、不快な(面白い)効果を狙っている場合もあります。さらにはメロディーに対して、コード進行に関係なく、半音下にセカンドヴォイスをそわせて面白い響きを出す場合もあります。ちなみに、半音違いの音を並行させることは、クラシカルな理論書の「禁則」には書かれていません(常識以前ということだと思います)。 ブラスやストリングスの厚いヴォイシングはクリエイトではなく、機械的な「作業」と考えている人が多いと思います。基本的には、メロディーの下にコード音を機械的に三つ書き込むだけです。 その点、2声部の場合は、かなり創造的な要素が強くなります。ハモリでいくか、カウンターでいくか、斜進行、反進行など色々な手法があり、禁則も意識しないと不快なこととなります。 以上です。 (アレンジャー)
お礼
ありがとうございます! TAC-TABさんはプロの方でいらしたんですね! 今回とっても参考になりました!
お礼
ありがうございます。 やはり開離位置で書くのがよいのですね! 勉強になりました!