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イソブタンと2-メチルプロパンのIUPAC命名法について
- イソブタンと2-メチルプロパンは同じ化合物であり、IUPAC命名法ではイソブチルと2-メチルプロピルとして表されます。
- 炭化水素の主鎖が9の場合、五番にイソブチルまたは2-メチルプロピルが付いた場合のIUPAC名は、「5-イソブチルノナン」と「5,2-メチルプロピルノナン」となります。
- 「5,2-メチルプロピルノナン」の場合、カンマ(,)の使い方によって誤解を招く可能性があるため、正しくは「2,5-ジメチルプロピルノナン」となります。
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もちろん「2-メチルプロピル」は使えます. これがノナンの 5番目の炭素に付くときはかっこを使って 5-(2-メチルプロピル)-ノナン となります.
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- htms42
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「イソブチル」という表現はIUPAC名ではありません。 したがって(1)もIUPAC名ではありません。 「通じるか?」という問いであれば「通じる」ということになるでしょうが「IUPAC名は?」という問であれば「違う!」ということになります。通じるとしても、「どうして、そんなあいまいな、ふるくさい言葉を使うのか」と不思議がられることになるでしょう。 「イソ」は「おなじ」「よく似た」という意味の接頭語です。同位体をisotopeというときのisoです。異性体はisomerです。 C4H10の異性体は2つです。直鎖のC4H10をブタンと呼んでいます。 枝のある形の方のC4H10はiso-をつけて区別したのです。 C5H12では異性体の数が3つになります。直鎖のC5H12をペンタンと呼んだのですが似たものがまだ2つあります。iso-だけでは足りません。新しいという意味のneo-を持ちこみました。 イソペンタン、ネオペンタンという名前です。これ以上異性体が増えるともうアウトです。 系統的な命名法が必要であるということになります。 でも無理に使っている場面もあります。ガソリンの性質を表す量の一つに「オクタン価」というのがあります。オクタン価の基準になる物質は「イソオクタン」です。このイソオクタンがオクタンのどの異性体の事を言っているのかはもう全くの暗記モノでしかありません。wikiで見ると2、2、4-トリメチルペンタンであるということが分かります。異性体の中でも一番構造の違いの少ないものにイソをつけているというわけでもありません。 イソという接頭語を使うのをやめた(禁止した)理由が分かると思います。 エタン酸の事を酢酸と言っているというのとは内容が異なります。 イソという言葉のついた物質名を使っていることろもあるでしょう。それは限られた物質しか使わない職場でのニックネームとしてです。業界用語ですから一般的に通じなくてもかまわないという立場です。その職場で通じさえすればいいのですから「花子さん」と呼んでもいいのです。
お礼
詳しくありがとうございます。
- Tacosan
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もちろん置換基がもっと複雑なときには, かっこを使いわける必要があります. あと, 主鎖はブタジエンでもいい (もちろん 2位に付くわけですが) ですね.
お礼
飽和炭化水素で考えてたのでノナンの様なものしか考えつかなかったです。そうですね、不飽和で考える手もありました。 有機化学は難しいです… 頑張ります。ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 ()という方法があるのは知りませんでした。 あんなに悩んだのに、あっさりと一言で回答されてしまったのには、残念というか、自分の知識の浅さが露呈してしまった様で恥ずかしいです。 本当にありがとうございました。