まず、ご主人は就職して勤続3年が経過したところでしょうか?
ストレートで大学に進学され、就職されていればそうなるかと思いますが、実社会においては、そうではない方も数多くいらっしゃいます。
ですから、年齢で「勤続年数」を計ることはできません。
住宅ローンの場合、「安定継続した収入」について、勤続年数で判断する金融機関もあり、その基準を「3年以上」としているところもあるんですよ。
現在と同レベルの生活を維持することを考えるのでしたら、「現在の家賃の8割程度」を住宅ローンの返済額の目安にしてください。
不動産を「所有」しますと、それによって賃貸では必要のなかった「費用」が必要になってきます。
それを考えますと、「現在の家賃の8割程度」でほぼ同等となります。
そこから逆算しますと、住宅ローン借入額が1,300万円程度であれば、「現在の家賃の8割程度」となります。
ですが、「現在、奨学金の返還と家賃63,000円で、まだ生活にゆとりがある」ということでしたら、借入額はもう少し増やしてもよろしいかと思います。
奨学金の毎月の返還額と住宅ローンの毎月の返済額を合わせて「いくらまで」ならば、「何とかなりそう」でしょうか?
奨学金の返還とは別に、住宅ローンの返済だけで12万円程度までならば、現在のご主人の「手取り月給」から返還・返済に充てても、1年間で100万円程度の貯蓄はできそうですか?
(ご質問者さまのパート収入は、考慮せずに考えてください。また、1年間で100万円は、「繰上返済」を考えるのならば、最低限の貯蓄額とお考えください。)
それができそうならば、3,000万円のお借り入れも大丈夫だと思います。
ただし、将来について(完済まで)、お子さんが生まれること、介護が必要な家族がいないこと…が前提条件となりますが。
奨学金と合わせて12万円程度…ということでしたら、#1さまの仰るとおり、借入額は2,400万円までに抑えられるべきだと思います。
それよりも少ない額でないと難しいとか、お子さんのことをお考えでしたら、それにあわせて借入希望額は減額された方がよろしいかと思います。
また、土地+建物で3,500万円の物件を、住宅ローンを利用して取得しようとする場合、必要な資金は3,800万円~4,000万円程度になるとお考えください。
なぜならば、土地と建物を住宅ローンを利用して取得する場合には、土地の代金と建物の建設費のほかに、「土地取得にかかる諸費用」「住宅取得にかかる諸費用」「住宅ローン借り入れにかかる諸費用」などが必要になるからです。
ですから、土地の代金と建物の建設費が3,500万円で、用意できる自己資金が200~300万円ということは、これらの諸費用分にも満たないということであり、ローンの対象物件である土地と建物の総額よりも多くのお金を借りなければならない可能性もあります。
これを「オーバーローン」と言いますが、個人的には、オーバーローンはお勧めしたくありませんので、「土地取得にかかる諸費用」「住宅取得にかかる諸費用」「住宅ローン借り入れにかかる諸費用」について、全て自己資金で用意する…とお考えになられた方がいいと思います。
お礼
奨学金は返済能力から引かれないということを聞いたことがあってどうかなと思っていましたが,引かれますか… 家計をもう一度見直して考えたいと思います。