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目の位置と距離感

 人間は前面に両目があるので距離感に優れるが、鳥のように目が側面に付いていると広範囲が見える反面、立体感に乏しくなると聞いたことがありますが本当ですか?  ハヤブサは時速300Kmで急降下し、空中で鳩を捕まえることが出来ますし、アジサシ(?)では、屈折率の異なる海面下に泳ぐ魚を上空からダイブして捕えることもできます。  このように高速で移動しながら、獲物をキャッチするには人間でもなかなか難しいと思いますが、人より距離感の劣る鳥にどうしてこういう芸当ができるのか疑問です。  目が側面にあっても正確な遠近感と動体視力を持っているように思えるのですが、それとも目の他に距離感がわかる(目を補佐する)器官でもあるのでしょうか?  本当のところは鳥に聞かなければわからないということなんでしょうが、科学的にはどうなんでしょう?  

みんなの回答

noname#118466
noname#118466
回答No.3

専門的な説明は出来ませんが少し誤解もあるようなので私の見解(聞きかじり)を少しだけ。 まず猛禽類の目はふくろうを除き側面というのは誤りです。猛禽類を正面から見れば目の位置はふくろうとほとんど同じです。違いは頭の形とくちばしの長さです。 鳥の視力は前方と側方を見る機能が発達しています。側方を見る能力を捨て前方に絞ったのは人間とふくろうと言われます。ワシ、ハヤブサなどは前方視が発達しているでしょうが側方を捨ててはいないでしょう。因みにフクロウの耳の位置は左右が非対称(左耳が下)で音源が探れるようになっており、視覚と聴覚を同時に使ったり、暗いところで視覚にほとんど頼らすに餌を捕らえることができます。 ハヤブサが猛スピードで逃げる鳩を捕らえるのは飛翔能力だけの比較なら簡単だと思います。スピードで劣る鳩は知恵で勝っているのか、部分的飛翔力で勝っているのか逃げ延びる場合もあるようです。スピードは無視してもよいと思います。問題になるのはスピードの差と加速度、急角度で方向転換する能力の差、それに持続力だと思います。お互いに200キロで飛んでいれば相手は止って見えるわけですから。 正確な回答は図書館で猛禽類を研究するか動物園で専門家に聞く方が納得できると思いますよ。

noname#4066
質問者

お礼

ハヤブサの追尾の振り切って、逃げ切る鳩もいるんですか。 そういえば、昔テレビで宙返りする鳩を観たことを思い出しました。映像では宙返りというより、もんどり打つような感じでしたが。 おっしゃるとおり、捕まえる少し前に後方へ位置し、加速していけば相対速度はそれほど大きくならないので、私が考えたほど難しくないのかもしれませんね。 御回答ありがとうございました。

  • dora1
  • ベストアンサー率50% (263/518)
回答No.2

鳥の写真は、くちばしの形をよく伝えられるように、横からの写真が多いですから、それでそういう印象をもたれたのでしょう。実際にはフクロウ類を含む猛禽は、両眼視できるような前方向きの目を持っています。また、ハトではかなり横向きなのは事実です。鳥の種類の違い、つまり、前方を睨んで獲物を狙うタイプ、周囲をまんべんなく見張って、いつでも逃げられるように警戒するタイプの違いということでしょう。同じ違いは、哺乳類でも、肉食のネコ科(ライオン、ヒョウ)と、草食のウマ、シカなどでもあります。 ちなみに、目で距離感をつかむやり方はおおきく2つ、ひとつは両眼で同じものを見るときの視差(像がぴったり重ならない)を使う方法、もうひとつの方法は、そのものをはっきりみるためには、ピントがどのぐらいの調節で合うか、という情報を使って距離を測る方法です。こちらは片目でもできますね。

noname#4066
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。  #1の方の補足を書いている時に、御回答いただいたようで、同じようなことを申し上げますが、海鳥やカワセミも同じですか?  あと、鳥ではありませんが、カメレオンなんかは、正確に補食する昆虫の距離だけ舌を伸ばしてるように見えますが、やっぱりピント調整なんでしょうか?

  • Gawae
  • ベストアンサー率40% (10/25)
回答No.1

まず、思い違いをされているのではと思いますが、ハヤブサの目は他の鳥に比べて側面というより前方寄りに配置されていると思います(参考URLの写真をご覧ください)。人間やフクロウほど前面ではありませんが、かなりの距離感があると思われますがどうでしょう? あとは視力(1キロ先の獲物を見つけると聞いたことがあります)とそれに対応できる飛翔能力でしょうね。 科学的なことについては東海地方のローカル番組で放映されていたのですがログではあまり詳しく書いてありません。よろしければどうぞ。 東海テレビ「テレビ博物館」 http://www.tokaitv.com/terehaku/html/2001/6_24.html

参考URL:
http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/zoo/hayabusa.html
noname#4066
質問者

補足

 早速の御回答ありがとうございます。  猛禽類の目が比較的前面に付いているのは承知してますが、プロ野球の選手でも時速150Kmの球を打つことは簡単なことではないと思います。その2倍以上の速度、しかも野球のボールと違って、餌となる鳩も必死で逃げまどっていることを考えると、疑問が湧いちゃうんです。  ハヤブサは一つの例として書きましたが、海鳥の場合はどうなんでしょう?また、カワセミの目は完全に側面にありますが、浅い川底に頭を激突させることなく、魚を捕まえることもできますよね。  オートフォーカスカメラでは、ピントを自動的に合わせますが、目の水晶体(?)の厚みの変化を敏感にして優れた距離感を得られることは考えられますか?

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