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某私立大学の体育会に所属している者です。
某私立大学の体育会に所属している者です。 今まで沢山の人に支えられながら生きてきて、尚且つ体も健康でなんの不自由もありませんでした。 そういう生活を過ごしていて、何か足りないのではないかと感じました。 最後の学生生活で思いついたのが、大学体育会のスポーツを切り口にした養護学校の子供たちや障害者たちとの ふれあいを通して、スポーツの楽しさを伝えることです。サッカー、ゴルフ、テニス、柔道などさまざまな部活をあげて たくさんの子供たちに楽しんでもらえたらなと感じました。子供たちに「夢」をアンケートして、その中で僕たちの可能な範囲で あればできるだけ多くの夢を叶えてあげたいと思っています。また養護学校や障害者で活躍されている方をゲストで呼んだりも したいな思っています。 僕はこのようなボランティア?のようなイベントを企画したことがないので、疑問が山ほどあります。 それを皆さんにお聞きしたく投稿しました。 1、養護学校の子供たちは別として、障害者の方に楽しんでもらうことは果たして可能なのか? 2、養護学校の子供たちをたくさん集めて楽しませることは、ボランティア素人の僕たちに可能なのか? 3、そのような子供たちに簡単な昼食を提供することは許されるのか? 4、もし開催するなら子供たちを学校からバスなどで、連れてくる必要がありますが、わざわざ土日に 大学の競技場まで来てくれるのか? 何かいいアイディアや問題があれば是非お聞かせください!!お願いします!!
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- kikky-Tokku
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東京都内の社会福祉法人に勤務している者です。 まずは、grapebird1121さんが、これまでに積んだ経験や技術を障害者等のために提供しようというお気持ちに敬意を表します。ぜひ、学生生活最後のイベントとして成功することをお祈り申し上げます。 ■障害者団体とか養護学校との連携を この手のイベントで一番気をつけなくてはならないのは、健常者(ボランティア)側の視点だけで進めてはうまくいかないということです。また、「車いす(肢体不自由)」とか「視覚障害」、「知的障害」というように集団として考えてしまうことも問題があります。同じ障害でもひとりひとりの程度や対応の方法が異なったり、場合によっては、不要な配慮だったりします。ですから、参加してもらう障害者団体とか養護学校の先生などと、同じ立場に立ちながら企画を進めないとうまくいきません。 この連携さえとれれば、1~4までの問題はその中で協議することによって問題が解決されると思われます。 ■既存の企画に入りこむという方法も そのためには、声をかけたいという地域(たとえば会場のあるところ)の社会福祉協議会とか、ボランティアセンター、障害者団体連合会と相談された方が良いでしょう。すでに今年度の行事などの予定が組まれてしまっているので、うまく入るかどうかは聞いてみないとわかりません。なお、養護学校となると、学校行事として取り組むというのは、年度途中だとたぶん難しいと思われます。 方法ですが、障害者のスポーツ大会とか、養護学校の運動会など、すでに団体などが計画している企画に当日のスタッフとして入りこむほうが、無理は無いと思います。行政の広報紙などで、実行委員を募集する場合もあります。もちろん、ある程度は形が決まっている中に入ることになりますが、この手の行事は、マンネリ化していて新しい企画が欲しいところですので、ある程度は、おもしろいことをすることが可能だと思われます。 ある障害者の作業所の合同運動会では、毎年、昼休みにいろいろなデモンストレーションを障害者に見せています。スポーツだったり、和太鼓だったり、チアリーディングだったり。こういう形ならば、けっこう入りやすいかもしれません。 ■ご質問を、ひとつひとつつぶしていきます。あくまで一般論です。 1~2.健常者でもそうですが、テレビでなく生で、競技に参加したり、デモンストレーションを見るのは楽しいことです。視覚障害者も、ていねいな実況放送があれば楽しんでもらえるはずです。つり大会とかボーリング大会を主催する社会福祉協議会もあります。土日に外出するだけで喜んでもらえる人もいます。 3.食事は、たしかに、普通食が食べられない人や介助が必要な人もいるかもしれませんが、あらかじめ内容が周知されていれば、保護者や介助ボランティア同伴で参加してもらえば、無用の心配です。あと、保健所との関係も本来ならばありますが、信頼できる仕出し弁当屋から直送してもらえば、特別届け出などは必要ないでしょう。障害者トイレとか、おむつ交換できる部屋の確保もできると良いですね。 4.障害者団体などと良く相談しておくべきです。車いす利用者や視覚障害者、知的障害者は一人で来訪できない場合があります。介助者同伴にしておいた方が無難です。車いすの人はリフト付きでないとバスに乗れません。駐車場の確保も必要になるかもしれません。 ■既存の企画に招待するというのは? 回答の文中に何回か出てきましたが、介助者同伴にしておけば、企画はだいぶ楽になると思います。 あと簡便なやり方ですが、たとえば文化祭や交流試合など、grapebird1121さん側の既存の行事に少ない人数かもしれませんが、招待するというのもひとつの方法です。1年間のスケジュールを追いながら、試合の情報などをその都度流していき、興味のある人に来てもらうというのならば、こちら側の準備も特別なくて済むだろうし、grapebird1121さんが卒業後も、細く長く続くような気もします。むかし某プロレス団体が、障害者や福祉関係者に、リングサイドの席のチケットを寄付してくれたことを思い出しました。 ■おわりに 大きなイベントを新規で一発というのは、けっこう大変だと思います。作りあげるまでの費用、人間関係、時間など大きな労力が必要となります。こちら側で企画をして、あとは広報すれば人が来るというわけにはなりません。夢を壊すような言い方で大変申し訳ないのですが、仲間が燃え尽きるのが目的ではなく、障害者の人たちに喜んでもらうことが目的ですので、そのあたり老婆心ながら申し添えます。でもがんばってください。そしてその企画が未来につながることをご期待申し上げます。