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子どものような感情を抱える境界性人格障害とは？
- 境界性人格障害とは、子どものような感情を抱えることが特徴で、親との関係に根源があると考えられています。
- 境界性人格障害の特徴として、見捨てられ不安、否定されたり気持ちをさかなでられたりした時に感情がかき乱され、行動化することがあります。
- インナーチャイルドについて悩んでいる人もいますが、インナーペアレントという規範意識についても考えています。専門家の助けを受けることはできますが、効果には個人差があります。
- cibone
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- 心の病気・メンタルヘルス
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前回回答した者です。 まずひとつ、訂正させて下さい、すみません。 境界性人格障害の方全てが、見捨てられない様にする為に、相手の言いなりになったりしがみついたりする訳ではないという点です。 私は過去、境界性人格障害を患っており、今でもＡＣ傾向はある者なのですが、私の場合と少し違っている様で、誤った回答をしてしまいました。申し訳ありませんでした。 中には、見捨てられたくなくて相手を罵る事もある様です。 私の場合、親に対してはその様な感情を抱いた事がなかったので忘れかけていましたが、確かに友人や恋人に対しては、評価が極端から極端へ揺れ動く事がしょっちゅうで、こき下ろしたりしていました。 少しでも離れて行こうとするものならば、汚い言葉で罵倒して、結局相手に離れて行かれ、その都度傷付いていた事を思い出しました。 でもあなたの場合、境界性人格障害というよりは、ACなのかな、という感じがしました。 破壊衝動は、自分に向けてはないですか？自傷行為など。 素人が安易に人格障害を診断するのは良くないので、まだハッキリと告げられた訳でないのならば、一度診察だけではなく、精神テストを受けられると良いと思います。 私の場合、長く通院していたにも関わらず、良くならないのでおかしい、と思い、最終的にこちらから申し出て受けたテストによって、診断されました。 どうにでもなるのでしょうか、という点ですが、こればかりはあなた次第なのです。 治りたい、という強い気持ちがあれば、きっと大丈夫です。 私の様に幼い頃からACの傾向があって、何年も境界性人格障害に苦しんでも、相性の良いカウンセラーに出逢えた事で根治した者もいます。 酷い時は、毎日手首から肘までの内側を毎日カミソリで滅多切りにし、安定剤をＯＤしてフラフラしながら色々な所にぶつかって生傷が絶えず、思い通りにならない事があると子供がダダをこねる様に大声で喚き散らしながら癇癪を起こす日常を送り、消えたいとまで絶望していた私も、今はカミソリはうぶ毛剃りの時だけ、安定剤も必要な時に指示された量だけ、不必要な生傷も無くなり、癇癪を一切起こさなくなった私が言うのですから(笑) ACというのは、病名とは違いますが、この症状に苦しんでいる人が少なくない事は確かです。 受け入れて上手く付き合って行く方法もある様ですが…。 いずれにしても、まずは良きカウンセラーとの出会いです。 出来れば個人でやってらっしゃる方がお勧めです。 私を根気よく治療して下さったカウンセラーさんは、電話カウンセリングだと、一時間５千円程度で診て下さいます。 本を出されている訳でも、その業界で一目置かれている訳でもなさそうな感じです(失礼ですが(笑)) 灯台もと暮らし、みたいな感じですよ。評判だけをあてにしないことです。 どうか質問者さんが、幼いころに受けた心の傷をこれからゆっくり癒して行けますように。
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- korirara
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まず、「見捨てられ不安」の解釈を正しましょう。 一般的に言われる、境界性人格障害の症状である「見捨てられ不安」から暴力や暴言に至るケースは少ないと思います。 何故なら患者は、見捨てられるのではないか、という不安から相手の言う通りに動いたりするからです。必死になって。 こういう点から、暴力を振いたくなったり暴言を吐きたくなるのは、「見捨てられ不安」とは違います。 一方で、母親に置いて行かれた様な気持ちにもなるとの事。 幼い頃、母親から十分な愛情を注いで貰えましたか。 無理に何かをしなくても、褒めて貰える様な環境でしたか。 (例えば、褒めて貰いたいが故に必死に勉強をする。自分の為の学業ではなく、親に褒めて貰ったり叱られないで済む様にする為の学業) あなたの心の中には、あなたが仰っている様に、母親に対しての拘りがあるのだと思います。 ＞体の中に、幼児がすんでいる、というのは違うと思うんです。 子どものような感情、そのものがインナーチャイルドではないかって。 その通りです。 別人と考えてしまうから、難しく感じてしまったり、違和感を覚えてしまうのだと思います。 インナーチャイルドとは、幼い頃の自分そのものです。他人ではありません。 ＞体の中に、幼児をイメージし、自分自身が親役をする、というのはなんか違うと思うんです。 この、幼児、というのは、他の誰でもない自分です。幼かった頃のあなた自身です。 幼児のあなたは、満たされなかった気持ち、傷付いた心、様々な物を抱えた状態で、精神年齢をそこで止めたままあなたと歩んで来たという事です。 だから、あなたが無理に親役をやらなければならないという事は、絶対ではないのです。 寧ろ、あなた自身が傷付いている状態では、親役なんて難しいと思います。 単純に考えて、鬱で苦しんでいる人間が、鬱で苦しんでいる人間の相談役を受ける様な物ですからね。例えですけど。 上手くイメージが伝わらないのですが、本来、幼児の頃は、大人が大人らしく振る舞わなければならないのと同じ様に、幼児は幼児らしく振舞っていい、寧ろ振る舞わなければならないのだと思っています。 親に褒めて貰う為に徹夜して勉強をする必要もない。 親に褒めて貰う為に良い成績を収める必要もない。 親に叱られない様に本音を殺していい子を演じる必要はない。 そういった事を気にせず、「子供らしく振る舞えた幼児期」を過ごせた人は、いわゆるアダルトチルドレンとは呼ばれません。 苦しみも、少ないでしょう。少なくとも、幼児期の過ごし方が問題で起こる苦しみはない筈です。 尤も、そう言われたって、別に我慢して過ごして来たつもりもないし、無理してたつもりもない、という場合もあるかも知れません。 ですが、カウンセリング等を使って、心の奥の奥の方まで探って行くと、不思議な事に自分でも気付かなかった何か(経験・体験)があったりするものなのです。 カウンセリングですが、高額を取る＝腕の良いカウンセラー、という図式は成り立ちません。 こればかりは人対人の繋がりになるので、相性や信頼関係が築けるか否かが大事になります。 受けるとしたら、根気良く、相性の合うカウンセラーを探す事です。 ＞親はもう変わらないから、考えてもしょうがない。 確かにその通りなのですが、そう言われても、という感じがするのは解ります。 でも、どう足掻いても、親も一人の人間で、あなたとは別の存在になりますから、変える事は難しいですし、ましてやあなたが傷付いた可能性のある昔の親、を変える事は不可能なわけです。 大切なのは、過ぎ去った過去ではなく、これからどうにでも出来る未来、です。 あなたの傷付いた心は、今のあなたが健全さを取り戻す事によって、癒してあげられます。 専門家の手が必要になるかと思いますが、全ての精神科医やカウンセラーが無意味という事はないです。 お勧めは、ホームページを持っていて、無料でお試しカウンセリング(電話やスカイプ等)をやって下さるカウンセラーさんですね。 相性を大体確かめられますし、親身になってくれそうかどうかを、お金を払う前に確かめられるので、いきなり一時間１万円、とかいう場所へ行くよりは良いかな、と。 『カウンセリング アダルトチルドレン 無料電話相談』とキーワードを入れて検索をかけてみると良いと思いますよ。 少しでも参考になれば幸いです。
お礼
親身のご回答、感謝しています。 一般的に言われる、境界性人格障害の症状である「見捨てられ不安」から暴力や暴言に至るケースは少ない ＞そうですか…境界性人格障害の人はキレやすく、愛情が足りないと言って怒る、というようなことを聞いたような気がするのですが…。 こういう点から、暴力を振いたくなったり暴言を吐きたくなるのは、「見捨てられ不安」とは違い ＞こないだも、私が寝ている間に母が勝手に部屋を出て帰ってしまった、ということがありました。 それについても怒りました。本当は、早く私から解放されたいんでしょう？しがみついてうるさいから、しかたなく私を訪ねたのでしょう？本心は、私になんか会いたくないんでしょう？私のことなんか、ちっとも可愛くないんでしょう？という思いです。そのように素直に言葉には出せませんが。 幼い頃、母親から十分な愛情を注いで貰えましたか。 ＞もちろん十分な愛情を注いでもらえた、という感覚はありません。 母は私（たち）に背を向けて、家事をしている・・というイメージです。 私は、養育はされましたが、可愛がって育ててもらった、という感覚はほとんどありません。 無理に何かをしなくても、褒めて貰える様な環境でしたか。 意識して無理に頑張った、という感覚もありませんが、無意識にはかなりあったかもしれません。 小さい頃、わがままを言わなかった、何かを買って欲しいと言わなかった、遠慮していた。遠慮していたのは、親のお金を減らさないため、親のためだった、と思います。いつか、その思いが報われると思っていたのだと思います。でも、母からは「我慢しろなどと言っていない、勝手に遠慮していた」と言われます。そんなとき、やりきれない思いになり、母への攻撃につながったりします。 母は、常に部屋を綺麗な状態に整え、私たちの服を上手に作り、見栄えのする料理をていねいに作っていた。でも、それは母の成績表をあげるようなもの。 私は身体的な虐待を受けてはいません。でも、心理的には捨てられているような気がする。 無視、無関心。心理的に育児を放棄されていたような気がする。 母は冷たくて、怖い。甘えるような雰囲気はなかった。私が子どもの頃、それに対して抗議するような力はなかった。思春期頃から、抗議するようになった。 別人と考えてしまうから、難しく感じてしまったり、違和感を覚えてしまうのだと思います。 ＞そうなんです。別人と考えると、頭の中で無理に幼児期の自分のボディイメージや、その感情を捻り出す必要が出てくるのです。 寧ろ、あなた自身が傷付いている状態では、親役なんて難しい ＞そうなんです。私自身が傷ついたり、愛情をむさぼっている状態なのに、その自分に私自身が愛情を注ぐというのが難しいのです。 親に褒めて貰う為に徹夜して勉強をする必要もない。 >親に褒めてもらうためだけが理由ではありませんが、徹夜で勉強したことに対して 「試験前に徹夜で勉強するはめになるのは、毎日こつこつしていない（怠惰）からだ」と白い目で見られたこと、それについても、怒っていますし、ふてくされました。 受けるとしたら、根気良く、相性の合うカウンセラーを探す事です。 >いろんなところを訪ねて、探すしかないのかもしれませんね。 大切なのは、過ぎ去った過去ではなく、これからどうにでも出来る未来、です。 ＞どうにでも、出来るんでしょうか・・・もうどうにもならないような気がしてもいます… 専門家の手が必要になるかと思いますが、全ての精神科医やカウンセラーが無意味という事はない ＞精神科医からも一目置かれるような医師にも会いました。ベテランの医者にもかかりました。 親への気持ちは理解されず、「バイトしろ。」と言われました… 働くことと、親への気持ちなどが結びつきません。 お勧めは、ホームページを持っていて、無料でお試しカウンセリング(電話やスカイプ等)を 『カウンセリング アダルトチルドレン 無料電話相談』とキーワードを入れて検索をかけてみると ＞参考にさせていただきます。 今、気になっている団体があって しかし、そこはカウンセリングを行う機関ではないんですね。 セミナーなどを行っていたり、エネルギーワークをされています。 一度セミナーに行ってみましたが。 その団体の考え方の根幹の一つに、すべての人間関係や、人生の諸問題（物質、お金の問題なども）に、親との関係が絡んできている、それをクリアにすることがすべてである、というようなことがあります。 途中、紙上カウンセリングのような形になってしまいましたね・・すみません
お礼
ご回答、ありがとうございます。 私の場合と少し違っている様で、誤った回答をしてしまいました。申し訳ありませんでした。 >いえいえ、とんでありません。謝っていただくようなことではありません。 私が少しつっこんで聞きすぎました。 私の場合、親に対してはその様な感情を抱いた事がなかったので忘れかけていましたが、 >親に対して抱いているのが、恥ずかしんですよね。 少しでも離れて行こうとするものならば、汚い言葉で罵倒して、結局相手に離れて行かれ、その都度傷付いて>これを母親に対してしています・・・orz でもあなたの場合、境界性人格障害というよりは、ACなのかな、という感じがしました。 >なぜACと思われたのでしょうか？ そもそも、ACと境界性人格障害の、明確な違いがわからず、 それに、境界性人格障害は、精神科で診断される病名、医療単位になる疾病という扱いに対して、 精神科では、ACを臨床単位としない。 また、ACは、嗜癖、依存症の問題に対して、その背景に機能不全家族がある、という記述がされているように思います。境界性人格障害は、依存症ということではありませんよね？ 私は依存症がないので、ACの概念はあてはまらないのかと思っていました。 破壊衝動は、自分に向けてはないですか？自傷行為など。 >自分には向けませんね。母に暴力を振るったあとなどに、ODがあります。 今はしていませんが、OD或いは自責の念が酷いですね。今もそうです。 リストカットはずいぶん昔にしました。基本的に、他害が多く、自分を害することがほとんどありません。 でも、自分を傷つける気持ちもわからなくはありません。 相性の良いカウンセラーに出逢えた事で根治した者もいます。 >どうやって、見つけたのですか？ 酷い時は、毎日手首から肘までの内側を毎日カミソリで滅多切りにし、安定剤をＯＤしてフラフラしながら色々な所にぶつかって生傷が絶えず、思い通りにならない事があると子供がダダをこねる様に大声で喚き散らしながら癇癪を起こす日常を送り、消えたいとまで絶望していた私も、今はカミソリはうぶ毛剃りの時だけ、安定剤も必要な時に指示された量だけ、不必要な生傷も無くなり、癇癪を一切起こさなくなった私が言うのですから(笑) >心がかき乱されていたのですね、苦しみが伝わってきます。 回答者様のご回答は、知識だけの専門家の方のそれに比べて 実体験を伴うものだから、真に迫っているし、すごくためになりました。 本当に感謝しています。 できれば、ブログなど書いていただければ、それを拝見したいところです（笑）。