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境界性人格障害と、アダルトチルドレンの概念の違いについて
境界性人格障害(境界例、ボーダー)と、アダルトチルドレン(AC、アダルトチャイルド)の違いについて御意見を聞かせてください。 私は、境界性人格障害について書かれた本と、アダルトチルドレンについて書かれた本を、それぞれ数冊ずつ読みました。 両者は全く別の分野に属することのように、出版されたりホームページで取り上げられたりしていますが、結局は両者は同じ人格(同じ症状)につき別々の名前をつけて取り上げられているように感じました。 私の現在の理解としては、同じ人格(同じ症状)に対する援助のために、医学の立場でつけられた定義が「境界性人格障害」であり、社会福祉援助(ソーシャルワーク)の分野でつけられた定義が「アダルトチルドレン」であって、両者は程度の違いはあれこそ同じものなのではないかと理解しています。 私のこの「両者は同じものである」との理解について、両者につき多少の知識・経験がある方より御意見をください。 どうぞ、よろしくお願いします。
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ACは以前話題になり、自分もACだったのかと思ったことがあり、興味を持ちましたので参加させていただきます。 全くの素人で、見当違いのことを言っていたら申し訳ありません。 ACと境界例が重なるのは「機能不全」の家庭に育ったというところだけではないでしょうか。 ACは病気ではありません。 ACは自己肯定観が低く、自分自身の生きづらさを自分のせいと考える傾向があるとされています。 自分がACであることに気づき、原因が自分にあるのではないことを知ることで、自分自身を癒す。 その手助けをするためにさまざまな援助機関があるのだと思います。(↓「ACとは何?」参照) 一方、境界例は「人格障害」という病気です。 と言ってもこちらのほうの知識はほとんどありませんが。 人格障害とはその「人格」が常軌を逸し、社会生活に支障をきたすものを言います。 つらい症状を訴えることはあっても、自分自身の思考や行動に問題があるとは考えないようです。 それで「自称」ACの境界例の人が多いということになるのだと思います。 >両者は程度の違いはあれこそ同じものなのではないかと こういう考え方だと私のような素人には、誰もがみんな程度の違いこそあれ、ACであり、境界例である。あるいはまた誰もが精神的病いを抱えている、ということになってしまうような気がします。 実際、そう言えなくないかもしれませんけれど…
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- kokorom9696
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よく勉強されましたね 自称ACのBPDの人は非常に多いです。
お礼
コメントありがとうございました。そうですか、やはり臨床現場でも、両者の人的領域は重なる場合が多いのですね。
お礼
真摯なコメントを本当に、ありがとうございます。実際に私もずっと自分がACだと思っているのですが、どうも医者はACという言葉を使わないようなのですね。ACという言葉を使わない代わりに、「境界性人格障害」という診断名が使われているような気がしました。 ダイアナ妃も、ACと紹介されている場合もあり、境界性人格障害と診断されている場合もありと、書籍によってばらばらです。