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特許を取るって大変で難しいですか?
特許を取るって大変で難しいですか? 大学の工学部を卒業してメーカーの開発職に就けば特許を取ると言う事はそれほど難しい事ではありませんか?それでもやはり特許を取るくらいの開発をするという事は大変で難しいですか?
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特許を取るのは大変で難しいと思います。というワタシは始めに勤めた会社は職業柄開発研究職でしたので、在職中に約120件の特許を執筆してそのうち14件が特許(製品としては3つのカテゴリーで)となりました。もちろんワタシ個人の努力の結果でなく、一緒に出願した人、特許担当者様、弁理士様、上司の方々の色々なご協力ご指導があったからと思います。 何が大変かというと、まずはアイデアだし。次は原稿書き。その次に特許の担当さんとか弁理士さんに指導受けて修正追加。やっと提出。その特許を製品に適用したら審査請求し、まずは特許庁から拒絶理由が来る。反論を考えて提出。多いときは4,5回繰り返す。そのために対抗特許を読んだり、調べたりする。 そのあと、拒絶査定が来ると、裁判に持ち込んだ場合も有りました。 特許を取る位の開発が難しいのは運とかチャンスにも依存するからと思います。チャンスの上に努力が必要です。まったく異なる製品分野に転職した後は1件しか特許は取れていません。 アイデアがよくて特許になり実施料を稼いだと言う話を聞くと、お疲れさんでしたと思います。ワタシの場合は5%がアイデアで残り95%の努力が特許というのが現状だったと思います。夢の無い現実をお話してしまいました。ゴメンナさいね。
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- wako65
- ベストアンサー率56% (59/105)
大手メーカーについての場合、 開発も特許も、開発職としては、同じ仕事の一環です。 開発の仕事が大変なくらいに、特許も大変です。 開発職の場合、特許の出願は査定に影響します。 難しさについては、単に技術レベルというより、創意工夫の熱意の要素が大きいです。 それにひとりだけで発明できるものでもありません。 なお、開発に関連して出願した特許の権利は会社に委譲することになっています。 (会社の『知的』財産となります。別途報酬はもらえるかも知れませんが。) 会社の設備や、人材の協力を使っているためです。 どんな仕事でも、今までやったことがなくて大変なことがあります。 たまたま、この職種では特許出願があるということです。 頑張って下さい。
- gn_drive
- ベストアンサー率22% (175/789)
会社の業務を通じて開発したもので特許を取るのは直ぐに慣れますし、特許をとるのは簡単です。 所詮、特許は書くだけなので、開発が失敗したって書けます。 ただそれ以上に新製品を開発し完成させ市場に売り出す方が難しく大変です。
- Intellectual7
- ベストアンサー率0% (0/1)
大学の工学部を卒業してメーカーの開発職に就き、一人前の研究者・技術者となった場合、職務の中で発明をして特許を取得するのは、一般的には、それほど難しいことでは無いと言って良いと思います。むしろ、開発の成果は、何らかの形で特許を取得するという方針を取っているメーカーが多いのではないでしょうか。 もちろん、開発職の中でも、発明をする機会が多い仕事とそうでない仕事があります。例えば、電気機械系のメーカーの場合、上位レベルのシステム開発、ハードウエアの装置開発では、発明をする機会が多いと思いますが、下位レベルのソフトウエア開発では、比較的発明をする機会は少ないと思います。 新しい開発テーマーに取り組んでいる職場では、発明をする機会も多くなると思いますが、いわゆる枯れた技術の応用で製品開発を行っている職場では、発明をする機会は少なくなると思います。 新薬の開発チームに配属された場合、新薬の発明そのものに成功するハードル自体が高いのですが、成功した場合には、きっと発明者の一人に名前を連ねることになるでしょう。 実は、特許を取ることよりも、会社の事業や、社会にも貢献できるような、すばらしい発明をすることの方が、ずっと難しいのです。 研究者、技術者として、その分野の知識を磨き、日々努力している人にとって、特許を取得することは、単なる結果として付いてくるものなのだと思います。
- Lescault
- ベストアンサー率40% (947/2331)
こんにちは。 難しいかどうかは一言では言えません。そもそも特許は学歴で取れるものではありませんのでね。 特許は発明の複雑さではなく、独創性に対して与えられるものです。例えば有名な話として、牛乳ビンの紙栓(牛乳キャップ)を開けるときに使用する小型の千枚通しの様な道具がありがありますが、針でフタをさして跳ね上げるように開けてもフタが飛ばないように細工を施しただけで莫大な特許料が取得出来た例があります。また、携帯用灰皿も特許物件です^^。 要するにあなたが行った仕事の中に、まだ誰もやった事が無い物が含まれていたりすれば、それは特許の対象になるということですね。 難しいとか難しくないとかという観点とは違う話だと思います(もちろん独創的な企業・技術力の高い企業であれば特許取得のチャンスは多いとは言えると思いますが)^^。 お役に立てば幸いです。