※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:加熱攪拌時の濃度変化を抑える方法を教えて下さい。)
加熱攪拌時の濃度変化を抑える方法
このQ&Aのポイント
加熱攪拌時の濃度変化を抑える方法についてご質問されています。
溶質の濃度変化を抑えるためには、長時間の加熱攪拌を避けることが重要です。
また、蒸発を防ぐためには、ビーカーに蓋をするだけでは不十分で、蒸留塔を使用するなどの方法が考えられます。
加熱攪拌時の濃度変化を抑える方法を教えて下さい。
素人の質問ですみません。化学実験の基礎とは思いますが、周りに相談できる人がいなく、Webで検索してもうまく見つからなかったので、質問させていただきます。
溶質(今回は水溶性の高分子化合物です)を溶媒(今回は水です)に溶解させるため、ホットスターラ-などで長時間加熱攪拌すると溶媒が蒸発するために、濃度はどんどん上がってしまい、せっかく溶質や溶媒を正確に測っても、できあがった溶液は目標の濃度にはなってくれません。
そこで、ラップや時計皿などでビーカーに蓋をしましたが、どうしても蒸気は逃げてしまうためうまくいきません。厳密には、蒸留塔などを使って、蒸気を液体にし、溶液に還流させればよいのかもしれませんが、そこまで大がかりなことを、、、と考えてしまいます。
みなさんは、こんな場合、どのような方法で濃度変化を抑えていらっしゃるのでしょうか?
ちなみに、現状では、溶質と溶媒を混合した時(混合物)の量をビーカーにマジックでマークしておき、できあがった溶液にマークの位置まで溶媒(水)を足して対処していますが、精度が低く、あまり信頼できません。
混合物を作った時点で、メスシリンダーで容量を量っておき、溶解後、再びメスシリンダーに戻して、混合物を作った時点と同じ量になるまで溶媒(水)を足せば、さらに精度は上がるとは思いますが、できあがった溶液は粘度が非常に高く(10000mPs程度)、再び攪拌する必要があるのと、メスシリンダーからうまくでてくれないのと、若干邪道のような気がしまして。。。
お礼
再びご回答いただき、ありがとうございます。 今回作成したいのは、ご指摘通りのセルロース系の増粘剤とポバール溶液です。最終的には、特殊用途の接着剤を作る予定です。 ある程度の精度を欲しいため、500mlのビーカーで400mlの溶媒に加熱攪拌しています。 将来的には、ポバール溶液以外の高粘度材料の調整も行う予定でいます。 ポバール溶液は、高温・低濃度で比較的低粘度のため、No.2様にご教示いただいた方法で、還流できそうですが、1000mPs程度の溶液も作る予定ですので、できあがった溶液は、フラスコから吸引器を使って吸引する方法が必要ではないかと考えてます。 製造スケールですが、要求される濃度の検討がつかないことから多種多様な溶液の作成が必要になること、先にも述べました通り、精度がある程度必要であること、本生産の目処はたっていないことなどから、製造タンクは使用せず、もっぱら500mlのビーカーで400mlの溶液を作っております。 電子天秤ですが、数十gの溶質や、溶液に対して1%未満の添加物も配合してやる必要があり、現在は最大秤量300g、精度1/100g程度のものを使用しています。 Webを現在調査しところ、数kgで1/100g程度で、比較的安価なものも販売されているようですので、検討してみたいと思います。 ありがとうございました。