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初めて読んだ大人向け文学はなんでしたか?
初めて読んだ大人向け文学はなんでしたか? 本好きの子供と、一緒に読める本を探しています。参考に、皆様のご経験をお教え願えればと思います。 質問は次の通りです。 (1)初めて読んだ(児童文学ではない)文学の著者と作品はなんでしたでしょうか? (2)それは何歳の時でしたでしょうか? (3)どのような感想を持たれましたでしょうか? ちなみに、私の場合は、11歳の時に司馬遼太郎の「風神の門」を読みました。主人公霧隠才蔵の活躍に児童文学では味わえない目もくらむような大興奮を感じた覚えがあります。
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「十五少年漂流記」や「岩窟王」など、一連の児童文学を卒業し、 中学校に入学すると同時にモーレツに読み出したのが、 「星新一」のSFショートショート(短編集)です。 内容は、現代社会(といっても40年も昔ですが)への風刺に満ち、 まさに大人向け。 しかし、奇想天外なアイデアと衝撃の結末を迎えるストーリー、 そして、短編という形式が、思春期の子供を夢中にさせます。 エロや暴力描写がほとんど無いという点も、好ましいでしょう。 ウィキペディアによれば、星新一は「子供向け作家」と見られることに 悩んでいたそうです。 作家としては、大人向けの物語りを書いていたんでしょうね。 今、本屋に並んでいるのかどうかわかりませんが、 もし、有るなら、 「星新一」は、本の楽しさを知る「入門書」として、 そして、SFは、理科系の好奇心を喚起するという意味で、 思春期の子供に最適なのではないかと思います SFの古典・名作では、 ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」「ルナゲートの彼方に」なんかが、 小難しくなく、とても面白くてオススメです。 本題から外れますが、 私が「風神の門」を読んだのは、高校生の頃です。 歴史・時代小説好きの私としましては、 司馬作品は、どうも視点に偏りがある様に思えて、あまり好きでは有りませんでしたが、 「風神の門」だけは別で、2回読んでます。
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- ctaka88
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1)「風とともに去りぬ」 2)11歳 3)ストーリー展開に夢中になって、学校から帰って寝るまでずーっと読んでました。 それでも全巻読むのに1週間以上かかったかと思います。 小学生では、内容の半分もわからなかったはずですが、よく読んだものだと思います。 日本の作家では 1)「我が輩は猫である」 2)11歳 3)自分が物知りになったような気がしました。
お礼
「風とともに去りぬ」ですか~。11歳で1週間で読み切ったなんて、すごすぎです。 私は、高校生の時に読み始めましたが、確かスカーレットがチャールズ・ハミルトンとの間の子の育児でノイローゼみたいになっているあたり(そんなシーンありましたっけ?)で挫折しました。外国の大長編小説って、退屈な描写が延々と続くようなところがあって、ちょっと読み切れませんでしたね。 映画のほうは、今見ても新鮮です。70年も昔の映画とは到底思えませんね。 小説のほうは、うちの子には無理っぽいですが、映画はぜひ一緒に見てみたいと思います。 ありがとうございました。
- wabisuke-0
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こんにちは (1)森鴎外『山椒大夫』 (2)9~10歳の時 (3)ひたすら悲しい場面が続いたものの、母と厨子王が無事再開した場面では 我が事のように喜んだのを覚えています。(感想じゃないかも…) 他には夏目漱石『吾輩は猫である』やアガサ・クリスティのポアロシリーズを読んでいたのもこの時期でした。 もっと子供のころだと宮沢賢治や『次郎物語』や伝記もの(『ナイチンゲール』など)でしたが、この辺は児童文学ですね。^^ ご参考、にならなそうですが、ご参考までに~。
お礼
ありがとうございます。 9~10歳で鴎外、漱石、クリスティー・・・。私も、読書に関しては、早熟な方だと思っていたのですが、もっとすごい方がたくさんおられますね。 鴎外に関しては、先日友人と話たこともあって、読み直していきたいと思っています。
多分三浦綾子「氷点」だったかと記憶しております。 確か10歳。 母の本棚からこっそり抜き出して読みました。 感想、、、 犯罪と言う物について未だ考えた事の無い頃でしたが、被害を受けると言う事、その事の消化過程や影響を色々と考えました。 それと、夫婦って、色々なんだなあ、、、、って^^ こどもからみて完璧、無敵に見える「大人」も、日々に色々葛藤を抱えている事。 そんな事を考えました。 そして、この本を所有している母の事。 母がどんな思いでこの本を読んだのかなあ、って。 日頃の母の真剣さを裏付ける?と思えた本でした。
お礼
「氷点」・・・。確かドラマ化されていましたよね。私の母の年代には、有名な作品ですね。 ググってみまして、三浦綾子さんってずいぶん昔の方のように感じていましたが、最近までご存命だったのですね。 10歳でこの作品を読まれて、いろんなことに思いを致されたなんて、ぼんやりしている我が子と比較して、何と早熟な魂なのかって、感じました。 最近の私の読書傾向は、とにかく楽しめること優先なので(現在読んでいるのはダン・ブラウン)、ちょっと昔の気になっている作品をじっくり読んでみたくなってきました。 ご回答ありがとうございました。
- pomocc
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こんにちわ。 1.遠藤周作の「海と毒薬」です。 2.中学1年の頃でした。 3.戦争中に日本が犯した罪についてもっと知りたいと思いました。
お礼
ありがとうございます。 遠藤周作というと、晩年のユーモアエッセイしか読んだことがなく、「沈黙」はじめ代表作なども、なんだか重苦しそう・・・って感じで敬遠しておりました。「海と毒薬」も名高い作品ですね。でも中学1年でお読みになっていたなんてすごいと思いました。
- Heavyhand
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おそらく私の例は異常なので参考にはならないと思うのですが。 (1)初めて読んだ(児童文学ではない)文学の著者と作品はなんでしたでしょうか? →現代語訳された古事記、著者は太安万侶ないし稗田阿礼 (2)それは何歳の時でしたでしょうか? →たしか11歳 (3)どのような感想を持たれましたでしょうか? 印象に残っているのは上巻と中巻なのですが、 神様とか言っても意外と馬鹿なことをやってるなと思ったのを覚えています。
お礼
ありがとうございます。 古典には、気持ちが全くなかったのですが、アドバイスいただいて、急に関心が出てまいりました。 馬鹿なことをやっている神様たちの物語もぜひ読んでみたいです。
お礼
星新一といえば、中学時代に「ぼっこちゃん」「妖精配給会社」などを手に取った覚えが・・・。先日、友人の家に遊びに行って書斎に入ったところ、ほとんど全作が並んでおり、友人曰く「今更ながらはまっている」とのことでした。確かに、子供といっしょに読みたい作家ですね。 司馬遼太郎について「視点に偏り」というのは、歴史認識的な部分でしょうか?私も、そのような点は一時大変気になりましたが、やはりストーリーテラーとしては傑出しているなあと思っています。短編集なんかは、20年も前に読んだものをまた読み直しても、楽しめますね。 ご回答ありがとうございました。