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「筆問筆答」の「筆問」だけを一つの単語として使うのは正しいでしょうか。
「筆問筆答」の「筆問」だけを一つの単語として使うのは正しいでしょうか。 ある方への手紙に、「ご質問の件」ではなく、「ご筆問の件」と書きました。 辞書で調べてみたら、「筆問筆答」の四文字熟語は載っていましたが、 「筆問」だけでは載っていませんでした。 「筆問」というのは「筆問筆答」の四文字熟語になった時点で意味を持ち、 「筆問」だけでは使わない方が良い言葉なのでしょうか。 「ご質問の件」を「ご筆問の件」と書いてしまうと、ただの間違いと とられてしまうでしょうか。
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「筆問筆答」は,少なくとも教育現場では,まず使わないことばです。もし使ってあるものをみたとすると,「口頭試問」の対のつもりだろうと推定され,一般的に使われる「筆記試験」・「ペーパーテスト」の意味と解されます。使用頻度がそもそも少なく,「筆問筆答」とあわせて使う事例しかぼくは知りません。分解して「筆問」と書けば,「質問」の誤記としか解されないでしょう。
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- pandaApple
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「筆答」の方は辞書にあるのに「筆問」がないのは不思議ですが、「筆問」と書かれてあっても、意味は分からなくはないでしょう。 でも、あまりお目にかからない単語なので、間違いと取られてしまう可能性はあると思います。 しかも、「質問(しつもん)」と「筆問(ひつもん)」ですから。 「ひ」と「し」の区別のつかない方言もありますし、手書きではなくパソコンで打とうものなら、「“S”を打ち損ねたか」と思われてしまう可能性が高いでしょう。 「正しい」か「正しくないか」というご質問ですが、ここは少し言葉を濁して「間違いではない」というくらいが妥当な答えではないかと思います。 間違ってはいないけれど、一般的ではないので誤解を招く(間違いと受け取られてしまう)可能性があるので、使わない方が無難だと、小生は思います。 語学の専門家ではないので、感覚的な答えになってしまいますが……。
お礼
ありがとうございました。
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