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八味地黄丸の成分について

アメリカで売られている八味地黄丸にはジオウ、ブクリョウ、サンヤク、サンシュユ、インヨウカク、タクシャ、オウギ、ケイヒが含まれていますが、日本で売られているものにはインヨウカク、オウギがなく、代わりにボタンピとブシが含まれているようです。どうしてこのような違いがあるのでしょうか? ご存じの方、教えてください。

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  • junkun2jp
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回答No.1

一般内科医です。  ご存じかも知れませんが、漢方薬は、各種生薬をブレンドして作成されています。西洋の薬と違って、単一成分に付いての有効性を検証して(臨床試験などをして)医薬品の認可を受けているわけではありません。 数千年にわたって、中国を中心に慣用的に使われてきた実績を元に、医薬品扱いをされています。  日本の薬品は、法律で全ての成分を表示することになっていますが、漢方薬の名称と成分については、厳格な規定(これこれと言う漢方薬の成分は、なになにでなければならないと言ったもの)は無いように思います。厚生労働省に医薬品の認可を受ける際に、OKが出ればそれで通用するのでは?  アメリカの事情は良く分かりませんが、その元になった漢方薬の教典によって、成分に違いがあるのだと思います。日本でも、桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)のようにツムラとカネボウなど会社によって少しづつ成分の違いがある場合もあるようです。

tomlogos
質問者

お礼

医師の方からご説明いただけてよかったです。漢方薬の事情についてよくわかりました。ありがとうございました。