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エンジンオイルの選択

こんばんは 車のマニュアルによればエンジンオイルは外気温に応じて選択することになっています。マニュアル通りならば今の時期はSAE15W-50(-20~+40℃)です。 ところが、オイルの方のチラシを読めばSAE15W-50はターボ車,高出力車向けとなっています。 一方私の車のエンジンはBMWのM20でNA,2.5L/170HPしかありません。 というわけで… 1.本当にSAE15W-50なんて硬いオイルが必要なのでしょうか? ディーラーでは年中SAE10W-40を使っていましたが特に問題はなかったようです。 2.一般的に外気温が上がるとエンジンオイルの温度も(問題になるほど)上昇するのでしょうか? 少なくとも水温計は年中同じ位置を指しています。(油温計はありません。) 宜しくお願いします。

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回答No.1

>今の時期はSAE15W-50(-20~+40℃)です。 え?確かに15Wは、-20℃でもポンピング粘度を有していますから そこまではオイルが固くなることはありませんが、+40℃は? 50という数字は150℃になったときの、高温せん断粘度指数による 性能分類だと思います。 エンジンは通常の運転でオイル温度が、85~90℃です。 NAエンジンであれば安全マージンを取って、40もあれば、 ほぼ完全に機関を守ってくれると思います。 ターボ車の場合、タービンは瞬間的な高温になります。 軸受けの潤滑のためには、より高温でも油膜切れのない、 高温の粘度指数の大きいものが必要となります。 >一般的に外気温が上がるとエンジンオイルの温度も・・・ 機関の可動時のオイル温度は、冷却水などで上昇を 抑えています。 従って季節によって、温度が変わることはありません。 しかし、温度の上昇の仕方には変化があります。 その上昇に合わせて、充分冷却出来るようには設計されていますが 過激な運転や高負荷時には、設計を上回る温度に達することも しばしば起こります。 従って夏場は、温度が上昇し始めると速いため、 冷却に注意が必要となります。 特にエアコンの駆動時には、冷媒が冷却水と同じように ラジエターで放熱冷却されているので、いっそうエンジンは 加熱気味となっているのです。 一般的にオイルの温度が120℃に達すると、著しく劣化が早まり、 保護性能が落ちてしまうと言われています。 正直に言って「50」というグレードは、特殊なエンジン向けに つくられた品質であると思います。 通常の一般道路を走行している限り、この規格性能が 必要になるような場合は、おそらく無いはずです。 サーキットなどで、全開加速を幾度も必要とするなら、 必要となると思います。

参考URL:
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/macchann/hiroshi/SAE.html
FOCA
質問者

お礼

詳しい回答をいただき有難うございます。 参照URLも興味深い内容なのでじっくり読んでみます。 「50」というのは多分本国のマニュアルをそのまま訳したためであり、全開で連続走行する場合を想定したものであろうと推測しています。

その他の回答 (3)

  • c90dx
  • ベストアンサー率36% (30/83)
回答No.4

M20 B25ということは、年式からいくとE30の325iかE34の525iですね。 ということは、日本国内での使用に限れば沖縄だろうが、北海道だろうが、BMW指定のSAE15W-40(ちなみに純正は10W-40ではなくて15W-40です)で大丈夫です。実際のところ、この純正オイルはかなり粘度の高いオイルです(特に冬場は水飴みたいに硬いです)。しかしBMWとしては、エンジンがかなり熱い時に合わせてピストン クリアランスを設計していると聞いたことがあるのでやわらかいオイルは合わないと思います。自分自身の経験でいうと、一年中このオイル(15W-40)で不都合があったことはありません。 それと、M20のような、古い設計のエンジンに100%化学合成オイルは避けた方がいいですよ。なぜなら、化学合成オイルは非常に浸透性が高いのです。M20のように古いエンジンは、オイルパンとかヘッドカバーのパッキンにコルクを使っています。そのようなエンジンにそのようなオイルを使うと、オイル漏れの原因になります。 純正を使いましょう。

FOCA
質問者

お礼

ご指摘の通り実は100%化学合成オイルを入れようと企んでいました。今まではディーラーの**キャンペーンで半年毎にタダでオイル交換していたので自分でオイルを選んだことはなかったのですが、今回はひとつ「バナナで釘が打てる」CMで有名なオイルを入れてみようかなと思っていた次第です。 ディーラーでは一部化学合成オイルを使っていたようですがサービス品だから安いオイルを使っていた訳ではないということですね。 危ないところを有難うございました。

回答No.3

>指定と異なるグレード(例えば0W-30)を入れた場合、・・・ 補足させていただきます。 いわゆる「省燃費系オイル(10W以下のもの)」の場合、 低温でも流動性が高く、機械が可動する時の抵抗も少ないので、 エンジンの出力に対する損失が少なく出来ると思います。 その分、余計なガソリンの消費を抑えられるでしょう。 しかし問題は、エンジン内部の軸受けにあるメタルや、 各種のベアリングの磨耗を抑えるだけではなく、 シリンダー内壁とピストンの隙間にもあります。 シリンダーとピストンの接触点には、圧力を逃がさないための コンプレッション・リングが2本ほどと、内壁のオイルを 均一に塗布するためのオイル・リングが1本、ピストンに 取り付けてあり、それだけが内壁を滑っています。 ここに付着するエンジンオイルは、ピストンの高速移動に 油膜を切らすことなく、潤滑を続けなくてはなりません。 どのようなグレードや規格のエンジンオイルであっても、 油膜切れはまず、起こさないよう留意されてはいますが、 流動性の高いオイルであれば、付着するオイル皮膜は おそらくは薄いものになると思われます。 それが返って、リングとシリンダーの密着度や密閉性を 弱くする可能性はあると思われます。 従って走行距離の進んだ車両では、エンジンの駆動時間も 長いものであり、シリンダーやリングの磨耗もそれなりに 進んでいるはずであり、密閉性は弱いと思われます。 そういうエンジンに、流動性の高いオイルの使用は、 返って不調を招くこともあると思われます。 また、エンジンヘッドのカバーなども、振動などで シール材が緩んでいる場合があり、そういう箇所から オイルが滲んでくることもあるでしょう。 特に古い車両については、オイルのグレードを良く吟味して、 使用する必要があるでしょう。

FOCA
質問者

お礼

回答有難うございます。理屈が良くわかりました。 どうやらディーラーで入れていたSAE10W-40が適切なところのようです。

noname#3991
noname#3991
回答No.2

こと欧州車の場合 マニュアルにしたがっている方が無難です。  もし指定がそのグレードなら そちらを使う方がよいです。  また 硬いという表現は ちょっと間違ったイメージで捉えている と思われます。  また 水温計と油温は ほとんどリンク しませんので そういうことを言っても 仕方ありません。

FOCA
質問者

補足

回答有難うございます。 ところで経験者とのことですが、指定と異なるグレード(例えば0W-30)を入れた場合、どのようなことが起きると推測されるでしょうか?(特に夏場) 宜しくお願いします。

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