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上田利治監督が知将と言われる理由
阪急で黄金時代を築いた上田利治監督が知将と言われる理由についてお教え下さいませ。
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上田監督というと超攻撃力打線という印象がありますね。 長距離バッターを生み出すのがうまいというか (まあ、時間無制限の凄まじい練習を選手に課すことでも有名でしたが・・・) 日ハムの監督時代は田中幸雄さんやブリトーとか、中軸をホームランバッターで 固めてかなり厚みのある打線を作ってました。 いま、巨人で活躍している小笠原選手が日ハム時代に見出されたのって 上田政権時代じゃなかったですかね!?たしか彼が呼んだ加藤英司さんが いまの”フルスイング打法”を教えたと記憶してるんですが・・・ 阪急時代でもそうでしたが、バントなどの小技をあまり使わない印象があります。 あと、阪急時代は外野陣が充実していて当時日本一と評されてなかったですかね!? その流れを汲むのがイチローであったり田口さんであったり・・・ もともと関大時代にあの村山実さんとバッテリーを組んでたんでしょう!? すごいのは、ちゃんと受験して入学したとか・・・しかも、プロ入り時に 彼を獲得した広島は、選手としてより指導者として期待して獲得したそうで・・・ (いまでは考えられない理由ですね。) その後広島のコーチをするわけですが、同時期に広島には 後に西武、ダイエーで活躍する”史上最高の裏方”根本陸夫さんもいたという・・・ ただ、二人の折り合いは非常に悪かったようで・・・ 1980年代は西武、阪急にそれぞれ属して争い続けるわけで・・・ (”代理戦争”の様相ですね・・・) 阪急時代のときは西本政権時代の”下地”を引き継いだ形ですでに 日本一になってないのが不思議なくらいの戦力が出来上がっていたので (まあ、そのときMAXに強かったのがV9時代の巨人で時代があまりに悪すぎた) ”うまく引き継いだ”という印象があります。 その後の活躍は言うまでもないんですが、今のような”効率よく”一点を取り 徹底的に分業化された厚みのある中継ぎ、押さえで確実に勝つ、というより 個々の打撃力、投手力を猛練習で引き上げて戦うという感じでしょうか。 主力選手の成績は派手な成績の人が多いですから・・・ 選手育成に凄く長けてる方だと思います。 とはいえ、いい事だらけでもないわけで・・・ 有名な”インケツ探し”とかプライベートでは家族が怪しい宗教に のめりこんでいてそれを解決させるために戦列を離れたりと、 負の面もあったり・・・ (主旨にそえた回答になってないかもしれないことをご容赦ください・・・)
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上田監督や広島の古場監督が名将知将呼ばわりされていた当時、 それに異を唱えていたのがヤクルトを初の日本一に導いた広岡達郎監督。 広岡によれば、弱いチームを強いチームにつくりあげるのが名将。 上田にしろ古場にしろ、すでに優勝を争える戦力を備えているチームの監督に就任して結果を出しただけ。はたして弱いチームの監督についたときに結果を出せるか。真価を問われるのはそのときだと。 そして、じっさいはどうだったかといえば、上田も古場も強いチームを作り上げられなかった。 上田監督の選手時代は捕手。捕手というポジションは、 アタマがよくないと勤まらないと思われてる。 「アタマのいい]上田監督という思い込みが、知将という評価を生んだのでは。
お礼
ありがとうございました!
お礼
大変おもしろく読ませて頂きました! ありがとうございました^^