自衛隊に関して

質問

自分は若輩ですが、いっちょまえに国防に不安があり質問させていただきます。

・もし万が一状況により自衛隊が防衛出動や治安出動があり、それでも法律により自衛官が発砲できずに犠牲者が出た場合、世論はどんな反応をするのでしょうか。そのような状況に陥っても国民は自衛隊に批判的な態度を取るのでしょうか。

・自衛隊を廃止して、警察の力を上げれば良いという意見を聞いたことがあるのですが、それでは警察が「軍隊化」するだけだと思うのですがどうでしょう。

・自衛隊を廃止すべき。憲法九条は無くすべき。、と主張される方々は、もし敵勢力に侵略された場合どうすべきだとお考えなのでしょう。ちなみに自分は、自衛隊にもっと権限と「実力」を与えるべきだと思っています。具体的には、臨機応変に敵対勢力に実力を持って対抗する権利を与えるべきだと思っています。

・コレは主旨から外れるのですが、以前あった長久手の立てこもり事件において、警察官の方が死傷されましたが、警察官の命より犯罪者の命を重視する体制についてどう思いますか？

多くの質問で申し訳ありませんが、お願いします。
また、自分は政治や法律に関しては素人です。間違いがありましたら、教えていただきたいです。

回答No.6

KITAIKKI · ベストアンサー

＞もし万が一状況により自衛隊が防衛出動や治安出動があり、それでも法律により自衛官が発砲できずに犠牲者が出た場合、世論はどんな反応をするのでしょうか。そのような状況に陥っても国民は自衛隊に批判的な態度を取るのでしょうか。

　防衛出動と治安出動では自衛隊の出動形態および対処法も大きく違ってきます。ということで質問に合致するだろう治安出動で回答します。犠牲者がでた状況や、自衛隊側のその状況の対応の状況にも世論の反応はかなり違ってくるものと考えられます。

　とはいえ世論の反応はパーセンテージの差異はあっても結局は自衛隊擁護派と、犠牲者は出てもあくまでも自衛隊反対派的な二つに分かれるとしか言えません。

＞自衛隊を廃止して、警察の力を上げれば良いという意見を聞いたことがあるのですが、それでは警察が「軍隊化」するだけだと思うのですがどうでしょう。

　現実的には現在の国際状況において、自衛隊そのものを廃止するという選択枝はありえません。それより防衛庁が防衛省に格上げされたように、自衛隊そのものを純然たる軍隊として扱う時期に来ているのではないかと考えます。
　警察そのものの能力を上げることには賛成の立場です。とはいえ現在のＳＡＴのような中途半端な特殊部隊にさらに予算と装備を注ぎ込むことは賛成しません。国家警察的なまったく別組織の警察組織を立ち上げ、国家規模の治安問題に特化して対処できる人員を訓練し、それにふさわしい装備を与えるとともにこれまでにない高度な訓練を行うべきです。

　その姿が一般市民から見れば軍隊に準じるようにも見える可能性もあります。しかし世界の警察組織を見れば、自国の軍隊が使用している装備類（兵器も含め）を備えているところが多く見られます。もしそれが「軍隊化」というのなら、私はそれは当てはまらないと考えます。現代の社会は警察などの司法機関の職員が存在するだけでは、残念なことに治安は保ちにくくなっています。司法が存在すると同時に力を示威することでかろうじて治安が保て、外的な不安定要素も水際で阻止できる可能性もあるのではないかと考えます。

＞自衛隊を廃止すべき。憲法九条は無くすべき。、と主張される方々は、もし敵勢力に侵略された場合どうすべきだとお考えなのでしょう。ちなみに自分は、自衛隊にもっと権限と「実力」を与えるべきだと思っています。具体的には、臨機応変に敵対勢力に実力を持って対抗する権利を与えるべきだと思っています。

　自衛隊廃止論と、九条廃止は軌を同じくしないのではないかと考えますが、これまでの回答でお分かりのように、私は反自衛隊ではなくかつ九条は出来れば改憲すべき立場に近い者です。自衛隊に権限と実力をということですが、これらは前述したように国家の軍隊に格上げすることで自然に備わるものと考えます。ただ「実力」はイコール実戦経験に繋がるとも考えられますので、もしこれを具現化しようとするのならＰＫＯではなくＰＫＦのように、海外派兵まで踏み込まなければならないのではないでしょうか。

＞コレは主旨から外れるのですが、以前あった長久手の立てこもり事件において、警察官の方が死傷されましたが、警察官の命より犯罪者の命を重視する体制についてどう思いますか？

　他の回答者も方も書いておられますが、この事件はＳＡＴという組織を世界の時流にのって立ち上げたまでは良かったが、実戦での扱い方をまったく研究してこなかった警察内部の初歩的なミスとしか言えません。

更にいえばＳＡＴそのものもまだ成熟していなかったのか、銃を発砲し続ける家へ向かってあれだけの人数がひとかたまりになって前進するシーンは、はっきりいって素人以外の何物でもありません。

　これは日本の警察全般にいえることですが、あまりにも被疑者を無傷で確保しようとする呪縛に捕らわれすぎです。殺してもいいとは言いませんが、凶悪な犯罪を犯した被疑者にはそれにふさわしい強力な手段を、誰の目も気にすることなく（特に世論やマスメディア）使用するべきです。ではなぜそれが出来ないのでしょうか？理由は明確です。
　たった一人のプロ市民のクレームにも断固として対応できる覚悟と、ことが問題化したときに率先して責任を取ろうとする人間がいないからです。

回答No.5

hanjikenji

＞・自衛隊を廃止すべき。憲法九条は無くすべき。、と主張される方々は、もし敵勢力に侵略された場合どうすべきだとお考えなのでしょう。

憲法９条をなくすべきではなく守るべきだという書き間違いと思いますのでそのつもりで書きます。
いや、そういう人たちは自国が侵略されるというようなことは思考の外にあるんですよ。そんなことはありえないと。もしくは話し合いですべてが解決すると思っていらっしゃる。これは考え方の違いですから現実に侵略されて目の前に銃口つきつけられなきゃわかんないですよ。
だからそのような人たちは無視しておいたほうがいいです。話になんないんで。

回答No.4

Z31

＞国防に不安があり

とのことですが、この前自衛隊のOBと話していましたら、北朝鮮や中国が日本を攻撃して来ないのは決してアメリカが背後に居るからでは無くて、自衛隊がいるからだそうですよ。

私には良くわかりませんが、そのくらい日本の自衛隊は強い軍隊らしいですよ。

あまり国防に心配や不安は不必要のようですよ。

回答No.3

noname#109183

「長久手の立てこもり事件」についてのみ回答させていただきます。
個人的な見解ですが、あの事件場合、現場指揮官の人為的なミスが原因です。
現場指揮官は、刑事部捜査一課に属します。
それに対して、死亡した警察官は警備部に属する特殊部隊の警察官です。
ですから、現場指揮官は、彼らが日頃どのような訓練をしているのか、という詳しい内容を知らなかったのが一因です。
それと、現場指揮官のほうが階級が上であり、特殊部隊に全権を委ねる判断ができなかったことも一因です。
警察の中の縦割り組織の弊害と、プライドの両方が邪魔をした結果です。

回答No.2

konata508

私の感想です。どうとるかはあなたしだいですし、あまりこのサイトは議論する場ではないことは告げて起きます。（答えの出ない不毛な議論は禁止行為になります）

＞もし万が一状況により自衛隊が防衛出動や治安出動があり、それでも法律により自衛官が発砲できずに犠牲者が出た場合、世論はどんな反応をするのでしょうか。そのような状況に陥っても国民は自衛隊に批判的な態度を取るのでしょうか。
　日々体を鍛え上げ、鎮圧用の装備を常備した自衛隊と一般暴徒が衝突した場合、外国報道などのように暴徒に被害者が多く出るのは予想できます。国民性としても日本には「判官びいき」という弱者のほうをかばう傾向がありますからマスコミはまず一般人の被害者を優先して報道はされると思います。（ただ、コメンテーター同士で相反する議論をぶつける番組構成で行く様な気がします）

＞自衛隊を廃止して、警察の力を上げれば良いという意見を聞いたことがあるのですが、それでは警察が「軍隊化」するだけだと思うのですがどうでしょう。
　歴史的背景で昔にさかのぼれば警察機構が軍隊化して今の自衛隊になっていますので、同じことが起きるだけだと思います。

＞自衛隊を廃止すべき。憲法九条は無くすべき。、と主張される方々は、もし敵勢力に侵略された場合どうすべきだとお考えなのでしょう。ちなみに自分は、自衛隊にもっと権限と「実力」を与えるべきだと思っています。具体的には、臨機応変に敵対勢力に実力を持って対抗する権利を与えるべきだと思っています。
　平和を教示しすぎて最終的には外国戦力や国連などのあてにした意見もあるでしょうし、ガンジーのように徹底した非武装を重んじる方もいるでしょうから侵略されたときどう対応するつもりかは人それぞれと思います。しかし、一度ひとりの権力者が号令を出し、戦争が始まってしまえば戦闘中は兵士には死ぬか生きるかしか選択肢はありませんし、とめることも容易ではありません。捕虜にするなど手心を加えられるのは圧倒的戦力差などがあり、たまたまおきた結果論でしかありません。ですから事前の戦争を起こさせない運動は絶対に必要ですし、一部の権力者に権力を与えすぎないための抑止力も必要です（自衛隊などの国防にもそうです、歴史的に考えれば２２６事件などは日本の軍事クーデターですよ）

＞コレは主旨から外れるのですが、以前あった長久手の立てこもり事件において、警察官の方が死傷されましたが、警察官の命より犯罪者の命を重視する体制についてどう思いますか？
　警察官は危険職であることは処置の上で対応しているでしょうし、犯罪者にはたとえ死刑囚になっても死ぬまでに命の重みを反省させる（罪を償わせる）ことを目的に逮捕しています。もちろん警察官も死ぬつもりはないでしょうし、ぎりぎりまで人質や犯罪者も含めた安全策はとられています。判断結果として不幸にも命を落とされる警官もいれば、人質の命を優先し、射殺許可がおりる犯罪者もいます。これは当事者同士にかわからない葛藤だと思います。

回答No.1

noname#131426

＞世論はどんな反応をするのでしょうか
なってみなけりゃ分からない。

＞警察の力を上げれば良いという意見
所詮は地方公務員です。
県の枠をはみ出して権力を使うわけにはいきません。
もし、それが簡単にできるようになると、昔の憲兵と同じになります。
また、軍隊における兵士は、その技能が特別に細分化されています。
誰もが同じような仕事をするわけではありません。だからこそ、集団で仕事をすることにより、大きな力を発揮することが出来るんです。

＞警察官の命より犯罪者の命を重視する体制
弁護士が儲けるために言っていることです。