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音圧の上げ方

どうもDTM暦三ヶ月くらいの者です。 音圧の上げ方(特にコンプレッサーの使い方)についてなのですが 最近少しずつ理解してきているのですがどうも 「ピアノ、ボーカル、ストリングス」のコンプの使い方が分かりません。 本やネットで調べてみましたが中々詳しく書いているものがありませんでした。 もし宜しければ詳しく教えてくださる方、お願いします。

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  • kkds
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回答No.2

なんでもかんでもコンプレッサーかければいいってもんでもないですよ。 特に初心者にありがちなことですが、迫力が出ないとか足りないとかいって「これでもか!」とコンプレッサーかけまくって音悪くしてるのが多い気がします。(酷いときには音が割れている。) コンプレッサーは基本的に、kenta58e2さんのいうように、 ある程度音量をそろえるのに使います。 例えば、スネアドラムの場合。(ここではシンセとかでならすスネアじゃなくて本物の楽器を録音したときの話です。) スネアドラムは叩きかたや強弱によっていろいろな音に変化します。 また、「ゴーストノート」といって僅かな力のスティックの跳ね返りでノリをだすときもあります。 これを他の楽器と混ぜたとき、このゴーストノートが埋もれてしまい、ノリが出せないなんてことがあるわけです。 この小さいゴーストノートがなっているときに音量を上げて、力強く叩いているときは音量を抑えて・・・とバランスをとるためにコンプレッサーを使います。(ボリュームつまみでやるのもいいけど、大変ですよね?そのためにコンプレッサーというのがあってそれを自動的にやるのです。) ただコンプレッサーには副作用があり、ダイナミクスが出せなくなるのです。つまり、盛り上がるときは盛大に盛り上がって、静かに弱く演奏するときには弱くということが、コンプを使うことによって平坦にされてしまうのです。 だから、コンプレッサーを『かけてはいけない』場合というのがあり、 クラシックやオーケストラとといった、 弱音から強音まで幅広く表現する演奏の時です。 音圧が足りないと感じたら、アレンジ(編曲)に問題がある場合と ミックスに問題がある場合が大半。 アレンジに問題がある場合。例えば・・・ 複数の楽器がほぼ同じ帯域で同じことやってるとか。 →部分的にもっさりするだけで、豊かに聞えないし、迫力もでない。 静かな部分もあれば、盛大に盛り上がる部分もあるといったこともせず、ずっと平坦なアレンジ。 →変化がないため、いまいち物足りなく感じてしまう。 あくまでこれは例で、 ケースバイケースで一概には言うことが出来ませんが、 これは良い演奏、良い音楽を聴いて学ぶしかありません。 ミックスに問題がある場合。 ダンスミュージックやドラムとベースが入ったポップスなんかのアレンジで、 バスドラムとベースが全然聞えないというのはNG。 dtm7さんがいう「音圧」といっているものの大半は、このバスドラムとベースが占めています。 目安ですが、ベースとドラムだけでマスターボリュームメーターの約半分くらいになるようにしてから(このベースとバスドラを基準にする)、コード楽器、リズムなどをバランスを取り、最後にメロディーと順次のっけていってバランスをとります。 こうしてから、ダイナミクスの差を少し整えるために、マスターコンプを少しかけます。(ここでの場合は、ラジカセ等で聞いた場合に音量の差をすこし無くすことで聞きやすくするため。) で、これはあくまで一例。これといって決まりはありません。 最終形をイメージするために最初からマスターコンプかける場合もあるし。 でも、バスドラとベースのバランスをとって、これらを基準とするというのは基本であんまり変わらないものです。 全部のパートにコンプかける必要なんてありません。 むしろ やたらとかけない方がよいです。音質も変わって音も悪くなるので。

その他の回答 (1)

  • kenta58e2
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回答No.1

私の経験の上ではですが、コンプレッサは「ピークを整える使い方」と「音圧を上げる使い方」は『全く別』と思っておく方が良いです。 もちろん、どちらの使い方にもテクニック的には共通項はありますが、心構え的に切り分けて考える方が良いですね。 「ピークを整える使い方」の場合は、その音源にどういう「整えるべきピークがあるか」というのは、楽器が同じでもその時その時の音源で変わってはきますから、あんまり「この楽器(ボーカル)は、こういう設定がよい」という教科書的な覚え方はしない方が良いです。 というか、教科書的に頭に叩き込んでしまうと、あとあと応用が利かなくて困るので(というか、私がそれで随分困ったので(^^ゞ)。 とはいうものの、迷った時に「スタートの設定」としてどうするか…ということはあるわけですが、DAWでソフトウエアコンプを掛けているなら、初心者の場合は、まずは標準的なプリセットから煮詰めていく方が堅いですね。 私の場合は、個人的にYAMAHAの機材をよく使う事もあって、YAMAHAのデジタルミキサー機器のプリセットを「スタートの設定」に使う事が多いです。 一例ですが http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/recorders/AW2816J1.pdf の「ダイナミクスライブラリーリスト」のパラメータの数値や、その後の各パラメータの解説をよく見て、実際に音源に適用してみてどういう効果が出るかを確認してみると、勉強になります。 あと、情報量としてはネット等で拾える範囲ではありますが、コンプの動作やパラメータの解説については、次の資料が結構まとまっています。 http://www.soundhouse.co.jp/download/sonota/comp.pdf