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SONAR XI LEボーカル録音の仕方
- DTM初心者がボーカル録音の方法について質問しています。
- 購入したコンデンサマイクとインターフェースを使用して自分の声を録音しようとしていますが、音が小さいという問題が発生しています。
- ノーマライズやゲインアップ、コンプレッサーなどの方法を試してみたが、正しい順序や注意点が分からず困っています。
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再びこんばんは、#1です。 >作曲家さんからデータをもとに歌を録音し、データをWAVで送信するのですが、 >一度データを送った時、「音が小さすぎる」と言われてしまったんです。 その時送ったデータはまだ手元にあるかとは思いますが、今回書いたようにして録ってみたものと見比べてみてください、 今回はSONARのメーターで「時々オレンジ色の部分に届く、しかし決して上限の赤に達しないという程度」と書きましたね、この様にして録ったならば録音された最大音量の部分は-6dB程度はあります、 ヘッドルーム(クリップしちゃう0dBに対しての余裕)として6dB程度の余裕を持たせた録音は適切であり誰からも文句を言われる筋合いはありません、 前に送ったデータと見比べてみてそれなりに大きくなっているならば前が小さかったとは言えるかもしれません。 または、最大音量の部分は前とあまり変わりが無いなら、その作曲者さんがいう「小さすぎ」は最大音量の部分について言っているのではなく、他の部分について歌い方として声が小さいと言っているのかもしれません。 以上はボーカルのみのデータを渡した場合です。 ボーカルだけを渡す際にまた小さいと言われるのがイヤならばノーマライズはしても構いません(余裕としてとっておいたヘッドルームを無くし最大値を0dBにまで持ち上げる作業です)、 ただし、コンプレッサーをかけてもいいのかは相手に聞いてから行ってください、 (相手側でオケとのMIX作業をする場合であるなら、通常はコンプレッサーなどはかけて欲しくないだろうと思います、録ったまま素のままの素材としていただいた方が自分のやり方で進めていけるので余計なことはして欲しくはないのが普通の感覚だろうとは思います) もしもですが、相手側として「ボーカルトラックの編集とかはこちらではしないので、そのままオケとMIX出来るような状態で送って欲しい」という要望なら、その点を確認してからコンプを活用し、場合によってはさらにマキシマイザーでぐいっと持ち上げちゃうなりで音圧を稼いだものを送ってあげればいいのかもしれません(自分ならその様な要望はしませんけども)。 今回のお答えにはボーカルデータだけ送ったのか、あるいは質問者さんの方でオケとのMIX(仮としてでも)をして送ったのかが書かれておりませんが、オケとMIXして送るという場合ならMIXの仕方は覚える必要はあるでしょうね、 その辺りは書ききれませんのでネットで調べるなりでお願いします。 余談、 今回「マキシマイザー」という単語を出しました、 SONARには標準で入ってはいないはずですが、単純に音圧を稼ぐのには便利なエフェクタではあります、乱暴な言い方をすれば「頭を押さえておいて下からぐっ!っと持ち上げる」エフェクタで、リミッターに比べるとがっつり上げても音楽的になるべく破綻しないよう工夫はされているというものではあります(やり過ぎると抑揚の無い音になります)、 通常はオケとのミックスダウンをした後に、まだ若干音圧が足りないなと思うときに「下からぐっ!」をやるのに使います、お手軽簡単に音圧が稼げるため「悪しき音圧競争」の原因の一つになったエフェクタですが、適切な範囲で使うには良いものですので覚えておいても良いかと思います。 (※マキシマイザーを覚えるよりはまずコンプレッサーの適切な使い方を覚える必用はあります、コンプの方が大事です) (※録ったままの素材として送って欲しい人にマキシマイザーをかけた波形が海苔のように見えるデータを送ると「余計なことをするんじゃない」って怒られますからご注意を(笑)) 有名どころのフリーのマキシマイザー George Yohng's W1 Limiter BuzMaxi 3 LoudMax それでは。
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- cotto3
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こんにちは。 >こう言う時って、「ノーマライズ」と言う方法を利用して、音を大きく?しても方法のひとつになるのでしょうか。 基本的にボーカルトラックをノーマライズする必用はありません(してはいけないという事ではありませんが以下に書きますように適切な録音ゲイン設定をしていれば通常は不用だとお考えください)。 まず一番大事なのはI/F(今回はTRI-CAPTURE)本体のマイクのゲインの設定です、INPUT1(MIC)のボリュームの設定ですね、 SONARを使うならSONAR側を録音(待機)状態にしてマイクのオーディオトラックのメーターに注目していてください、 歌であるならその歌での最も声を張るところを何度か歌いながらメーターを見てください、 適切なボリューム調整としては、大きな声の時にメーターが時々オレンジ色の部分に届く、しかし決して上限の赤に達しないという程度が適切です、もし赤に達してしまうようであれば本体のMICボリュームを下げて赤には達しないように調整してください。 (赤に達した=デジタルクリップが生じたということで、クリップしたところは修正がとても面倒ですので赤に達した場合には録り直しをした方が賢明です) ※上記のSONARのメーターとTRI-CAPTURE本体のメーターは基本的に一致はしているはずです、どちら側でも赤には達しないように注意してください、もしもTRI-CAPTURE本体では赤に達するのにSONAR側では全然そこまでいってないようならPC側での録音レベル設定が変更されてる可能性があります、PCの録音デバイス欄のTRI-CAPTUREのレベルが100以下に下がってるならば100に戻しておいてください。 >「コンプレッサー」と言う処理方法もあるようなのですが、 コンプレッサーは音圧を稼ぐ目的でも使えますが、音圧を稼ぐためにメイクアップゲイン(またはトラックのボリューム)を上げるとノイズフロアも上がってきます、その点は良く理解してお使いになるといいかと思います。 ダイナミックマイクと比べればコンデンサーマイクは声の大きさの差がそれほど大きくはならないはずですから、コンプをかけるにしてもあまりレシオを強くする必要はないと思います、短く尖ったピークを抑えることと、声の粒ぞろいをそろえるために比較的軽めにかけると良いかとは思います。 コンプで頭を抑えた分、上に余裕が出来ますのでその分ゲインを上げてやることは出来ます、ただしゲインを上げると元からあったフロアノイズ(環境ノイズ)も上がってきます、 出来ればあまりコンプを深くかけなくて済むように声の出し方を工夫しておいたり、なるべく大きめな声で録れるようにした方がノイズの影響を少なく出来ると思います。 余談として、 質問者さんがコンデンサーマイクで録る環境はわかりませんが、宅録で環境ノイズもそこそこ多いならノイズの問題でかなり悩まされることにはなるんじゃないかなとは思います、 スキルがあまり身に付かない間に例えばノイズの処理としてノイズゲートを使った場合などかなり違和感のある仕上がりになるかもしれません、そんな場合ならとりあえずは無料のAudacityのノイズ除去を使っていた方が結果が良いかもしれません、そしてボーカルの録音&基礎的な編集ならSONARを使うより(少なくとも初心者のうちは)Audacityで行っていく方が解りやすく細かな処理もしやすいかとは思います。 それでは。
お礼
早速、ありがとうございます。 質問をさせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか。 文中にある、 >一番大事なのはI/F(今回はTRI-CAPTURE)本体のマイクのゲインの設定です、INPUT1(MIC)の ボリュームの設定です とありますが、よく分かりました。 インターフェースのマイクのボリュームも微調整してみます。 何故自分が自宅で録音をしたいのかと言うと、 仮歌の作業をしたいからです。 作曲家さんからデータをもとに歌を録音し、データをWAVで送信するのですが、 一度データを送った時、「音が小さすぎる」と言われてしまったんです。 その方とはそれきりだったのですが、 それならば、自分側で、何かしら処理をしないといけないと思い、 勉強してるところなのです。 無料の編集ソフトも良いのですが、 SONARも使いなれ始めて来たので、出来れば知りたいところなのですが、 では、マイクのインプットの調整だけで、とりあえずは大丈夫なのでしょうか? すみませんが、ご教示お願いします。
お礼
再び、ありがとうございます! とてもご丁寧にお答え頂き、大変恐縮です。 録音の件、よく分かりました。 以前録ったデータも良く見て、研究します。 先方に、処理をかけるのか、何もしなくていいのかも、これからは確認します。 処理をすべきものなのか、自分側でやってはいけないものなのか、 それが分からなかったので、思い切って質問して良かったです。 マキシマイザーも教えて下さって助かります。 本当にありがとうございました!!