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「あずさ2号」

困っています。 最近の歌はつまらない歌詞が多くなりましたね。 固有名詞がほとんどでてきません。 抽象論と雰囲気ばかりで、場面設定状況設定って言うのはありませんよね(もちろん例外はあるのでしょうが全体の傾向としては) 昔の歌には、それがふんだんにあったと思います。気持ちよりも状況にこだわっていた。 つまり、状況とか固有名詞というものに価値観がおかれなくなった、あるいは感じられなくなったという事情があるのでしょうか? この価値観の転換というのはどういう理屈で起こっているのでしょうか?

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  • leon1971
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回答No.1

個人的考えですが・・・ いわゆる歌謡曲に固有名詞が使われなくなったのは、価値観の転換と言った抽象的な事が原因ではないと思います。 TVやラジオで歌を流す場合、具体的な商品名や地名が入っていると、権利関係の問題が発生する。その一語に尽きます。 「うちの商品名を使ったな、金を出せ!」「うちのライバル社の商品名を入れたな、もうお前のとこのタレントは絶対に使わん!!」こんな事を言われると面倒なので固有名詞を使わないのでしょう。TV番組の画面も最近は汚らしいモザイクだらけですよね? 数十年前なら「特定の商品名が入っていると紅白に呼んでもらえない…」なんて本気で考えてたらしいですけどね。 印象的な歌が減っていると言う事について価値観うんぬんで考えれば、バブル以降の物質偏重的な意識の中で、「歌なんて耳触りが良いものを、“今”売れれば良いんだ、売れる事が最重要だ」と言う売り手の意識と「歌なんて“今”聞ければ良い、気に入ったからって後々聞き直す事なんて無い。聞き流すものだ」という買い手の考えが合致して、「歌なんて一過性の流行を追って、大量生産大量消費するもの」という流れが出来ているのでしょう。 他に何もせず、プレイヤーでかけた歌を(歌詞カードを見ながら)じっくり聞く時間をあなたはどれだけ持っていますか?

dreamreve3
質問者

お礼

とても参考になるご回答でした。 権利関係問題もうるさくなってきたのでしょう。昔はおおらかなところとかかえって宣伝になるからやってとかいうところなんでしょう。 「紅白」もだめだったのかな。 バブル以降は価値観が変わってしまいましたね。特に余暇的なカルチャー的な姿勢が完全に大量消費型に。もちろん受け手もそれなりに成熟しているとは思うのですが、それよりも片手間に聴くものだという認識。 確実に、時代的な流れと関係があります。