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FreeBSDバックアップ & リストアについて
FreeBSDバックアップ & リストアについて 現在、中規模の会社のシステム管理をしております。 と言っても、半年前から初めてシステム管理者をしております。 UNIX&Linuxはわからない事だらけで、毎日苦悩しております。 稼動しているサーバは、重要なデータ以外バックアップを取得していたく 定期的にバックアップを取得しようと考えております。 FreeBSDで、システムフルバックアップの実施のやり方と リストアはどのように実施するれば良いのでしょうか? tarコマンドを使用し、バックアップを取得しリストアも出来るのでしょうか?
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> dumpコマンドは、FreeBSD4系でも使用できるコマンドなのでしょうか? 使えます。dump&restoreは、それよりはるかに昔から、 BSD系UNIXでバックアップに使われてきたプログラムです。 以下のリンクは、FreeBSD 4.0-RELEASE の dumpのマニュアルです。 http://www.jp.freebsd.org/cgi/mroff.cgi?subdir=man&lc=1&cmd=&man=dump&dir=jpman-4.0.0%2Fman§=0 ただし、スナップショット機能は、FreeBSD 5.0 で実装された機能ですので、4.0 ではdumpに -Lオプションはありません。 マルチユーザーモード(通常の利用状態)でdumpした場合、 dump中にファイルの書き換えが発生すると、そのファイルはバックアップに失敗する可能性があります。 ですから、確実を期すなら、シングルユーザーモードでdumpを実行する必要があります。 でも、そうなると、crontabで指定して定期的にバックアップを取る、ということができません。 実用的な落としどころとしては、 最初の1回目だけは手動でシングルユーザーモードからフルバックアップを取り、 2回目以降は、マルチユーザーモードでインクリメンタルバックアップを定期的に実行する、というのが無難な運用かと思います。
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- mtaka2
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UNIX でのバックアップの定番は ・バックアップ: コマンド「dump」 ・リストア: コマンド「restore」 を使うことです。 tar でもバックアップ可能ですが、リンクされたファイルの再現を考えると、「システム全体のフルバックアップ」は dump の方が望ましいです。 http://www.jp.freebsd.org/www.FreeBSD.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/backup-basics.html 従来、dump する時は、他のプロセスがバックアップ中にディスクに書き込まないよう、single user mode に落としてから実行する必要がありましたが、 最近の FreeBSD は、snapshot 機能がありますので、サーバを稼働させたままdumpを取ることが可能です。 (-Lオプションを指定します) dump コマンドでは、パーティションを指定することで、そのパーティション全体のバックアップを作りますが、 フルバックアップの他に、前回dump時から更新されたファイルのみのバックアップを行う「インクリメンタルバックアップ」も可能です。 インクリメンタルバックアップを行うと、リストア時には 更新チェック元の各バックアップファイルを順番に全て展開する必要がありますので、 バックアップの時間短縮ができる代わりに、リストアの手間が増えます。 そこで、「ハノイの塔シーケンス」によるインクリメンタルバックアップで、 バックアップの時間を時間を抑えつつ、リストアの手間を減らすことができます。 ちょっとややこしいのですが、このページなんかを見れば、インクリメンタルバックアップの概念が分かりやすいかと思います。 http://mimori.org/~h/tdiary/20070715.html 毎月1日にフルバックアップ、以降が更新差分だけのバックアップを1ヶ月分取っていますが、 単純に「前日からの差分」だと、31日のバックアップをリストアするためには、1日のフルバックアップからの復元から初めて、31個のダンプを処理する羽目になるのに対し、 ハノイの塔シーケンスなら、最大でも6ダンプからの復元で完全復旧できます。 あとは、バックアップ先は、出来れば2台のハードディスクで上記ループを1セットずつ交互に取るようにしておけば、 バックアップディスクが故障したときにも安心です。
お礼
非常に参考になりました。 ありがとうございます。。。 dumpコマンドは、FreeBSD4系でも使用できるコマンドなのでしょうか? 5系~なんて書いてあったので・・・。