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レンジファクター
レンジファクターが悪くても守備範囲が広く守備が上手い選手っていますか?
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去年で言えば糸井ですかね。 以前ナンバーに09年の最高の外野手は栗山という記事がありましたが、これに疑問を持っていろいろ調べてみました。 栗山(L) 2.13 鉄平(E) 2.07 サブロー(M) 1.99 長谷川(H) 1.97 糸井(F) 1.93 坂口(Bs) 1.90 これが昨シーズン、パリーグ外野手の簡易版レンジファクターのランキングです。(簡易版レンジファクターについては下記リンク先をご参照ください) これを見る限り、なるほどたしかに糸井よりも上位の選手が4人も入っています。 しかし印象では糸井の守備力は確かです。この原因を探るために、次のようなデータを作ってみました。 下は各チームの主にライト・レフトを守った選手の簡易RF値です。 ・北海道日本ハム 稲葉 119試合 1.87 森本 106試合 1.82 ・東北楽天 中村真 94試合 1.56 リンデン 71試合 1.76 ・福岡ソフトバンク 多村 79試合 1.56 オーティズ 65試合 1.54 ・埼玉西武 G.G.佐藤 117試合 1.62 佐藤友 88試合 1.26 ・千葉ロッテ 大松 137試合 1.70 竹原 69試合 1.39 早川 67試合 1.36 ・オリックス 大村 110試合 1.44 下山 89試合 1.56 これでわかることは、日本ハムのライトレフトの守備力はずば抜けているということです。 つまり糸井の守備範囲が狭いのではなく、他の森本・稲葉の守備範囲が広すぎるためにRF値が低くなってしまっているのではないか?という仮説がたつと思います。 もちろんこれは栗山や鉄平の守備力が低いと言いたいわけではありません。(左右翼がイマイチでもそれをカバーできていることは評価できるので) Bs坂口もゴールデングラブを取った割にはレンジファクターは6球団センターの中で最下位です。 オリックスの右左翼はそこまでうまいとは思わないので、上の仮説は成り立たないんですが。
お礼
ありがとうございました。糸井は選手が選ぶ外野手の守備一位でしたから。上手いんだと思います。 レンジファクターで守備力をみるのは難しいですね…