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嫌味ったらしい言い方をする父
父が社長の会社で共に働いています。 父50代後半、私30代前半・男 です。 父がとある金融機関にて積立定期預金をしていました。 月に一度、この金融機関の若い営業さんが直接徴収に来ていました。 近頃満期を迎えたのですが、父は 「満期を迎えるのだから、普通はひきつづき定期預金の継続は いかがですか?などのことは言ってこないのか」 と不愉快気味に言っていました。 そしてちょうど今日のことですが満期の手続きで この営業さんが見えたのですが、このときに父が営業さんに 「満期のときに継続するか聞くんじゃないの?」と言ったところ 営業さんは「それではいかがですか?」と言ったので 父は「今ごろじゃ遅すぎるし、そっちから言うのが筋ではないのか。 それが商売だ。だから継続はしない」 と言っていました。 一度言えば済むものを3回か4回同じようなことを嫌味ったらしく言うので 私はその若い営業さんに申し訳ない気持ちになりました。 確かに、その若い営業さんは行き届かなかったのかもしれませんが くどくどと相手をやっつけるまで言うのはフェアではないし 他に言い方があったのではないかと私は思いました。 営業さんが帰ったあと父に 「あそこまで言う必要はないんじゃないの?」と言ったら 父は「それが商売なんだら向こうからいうのが普通なんだ。こんなんじゃ 商売はやっていけない。他にはもっとひどいことを言う人は沢山いる。 それに相手の為を思って言ったんだ」 と。 私はこれ以上何も言いませんでした。 これ以上言うと火に油をそそぐことになりそうだったからです。 父は自分の言いたいことは言うけれど、他人から、特に家族から言われると ムキになって癇癪ぎみになり、矛先が私に向かいそうだったからです。 何も言わなかったけれど私はこう思いました。 ・相手のことを思うならば嫌味ったらしい物言いはせず、それに適した 言い方があるはずだ ・もっとひどい言い方をする人がいるにしても、自分は他人にひどい言い方は しないようにしようと思うのが成熟した大人なのではないか 私の考えは甘いのでしょうか。父には問うことができないため こういう場面だったら皆様はどのような対応をし、気持ちを抱くでしょうか。 皆様の客観的なご意見をお聞かせいただけたら幸いです。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんはかねがね、父である社長の言い方、やり方に けっこう不平不満がおありのはず…なにも今回に限ったことではないのでは…? だから、ただでさえ身内の意見に激昂したりする性分に困っていて 意見もできないのに、社外の、しかも取引先金融機関の営業さんに対して、 その言い方はないのでは…相手のためになってるとは思えない、とそう 思ったのでしょう こういう人っています、特に小さな会社の社長は、ともすると裸の王様になりがち。 今回の内容から察するに、お父様は相手の営業マンの成長の一助になるとして、 そのような言い方をしたのでは(ほんとうは)ないと思いました。 むしろ憂さ晴らし。相手のためだ、というのはよくある詭弁でしょう… 自分で「相手のためだから」と言ったりしたりする人に限って、本心では 自己保身の言い訳としてそれをネタにしているだけ…ってことありませんか?(親もそうなりがちですが) 相手のためになったかどうか、は相手が感じることであり、今その 時点で言った本人がそう思うのは慢心でないかと思います(老若の差はあっても) 社長というのは余程自覚的に「利己的」でないように気をつけないと、 自分で地雷ふんで嫌われたり(そしてそれに気付かない)、調子が下向きの時には 金融機関(取引先)どころか頼みの社員もいない…というような状況に 陥ってしまうと思います あなたが後を継ぐのなら、お父様のその側面を反面教師として、なるべくWin-Winの関係で 仕事をすすめられる社長になられてください (あくまでも商売なので、本当に双方がWin-Winというのはないのかもしれませんが…) 何もカタキとるようなものの言い方をしなくても、商売はできると思いますよ ちなみに今では小さな銀行でも集金業務を喜んでして下さる所はないと思います (会社で以前300万円ほどの現金を預けるのにもはっきり「集金には今回限りで来れません」と言われました。昔なら自転車集金で毎週でも来られていたようですよね)
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確かに、お父様の仰り方は、ちょっと無慈悲な感じがしますね。 ですが、営業というのはそういうものなんです。 客の理不尽な怒りに対応するのが、営業の仕事のようなものなんです。 その営業さんは、良い経験をしたと思います。 当然取るべき手段(次の契約に結びつける勧誘)を取らずに、大口の客先を失うことだってあるわけです。 ですから、これは、その営業さんにとって「良い勉強」です。
経営者と金融機関との付き合いは、 例え個人として積み立てを行っていたとしても、 会社への融資との兼ね合いを常に見られて計られているので、 積み立てだけを取り上げてどうこう、と言うことは無いと思います。 会社へ営業に来るくらいですので、 おそらく会社への融資も行っている金融機関なのでしょう。 それならば、経営者としてお父様は、 最近ちょっと返済がきつくなってきた、等の思いや感覚がおありで、 でも、出来れば満期の積み立ては確保したい、 でも、そうも行かないかなあ、、、等あれこれお悩み。 「うまく行けば(金融機関が楽観的に経営を見てくれさえすれば)、 この定期預金を今後のあれこれに使って、、、」とお考え。 綱渡り的気分(経営者はいつもそうでしょうけれど)の時に、 当の相手の金融機関の営業さんに、暗に「継続は無し」を言われる。 これはつまり、自分の経営を結構厳しいと判断されていると言う事。 自分の経営能力と才覚と、更に会社の現状と先行きを、 ダブルで「悲観的に見られている」と感じ取るのは、 なかなかに苦しいものがあると思います。 そこへもって、この自分に、 何十年も頑張って来た自分に物言うのが「未だ年若い営業」と言うのが、更にひっかかる。 ついつい、「このひよっ子が」と言うご気分になられても、 人情として仕方のない部分かな、と思ってしまいます。 お父様のお心に少しだけ、寄り添って差し上げてください。
- mori_izou
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私もお父様のおっしゃる通りで、「相手のためを思ってわざときつく言った」に賛成です。 ここで、「忘れてたの?まあいいよ。継続契約するよ」などと優しくしようものなら、その営業マンにとっては何の教訓にもなりません。 こんなもんで良かったんだ、と、営業を軽く見ることになるでしょう。 優しくしては、いけない場面だってあるんですよ。 この教訓は、彼の財産です。 それを与えたのが、お父様です。 なかなかね、わざわざね、他人のためにきつく当たってあげる人なんていませんよ。 他人のためにちっともならないことで、当たる人ばかりです。
- bekky1
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悩むところですね。 金融機関で借りることも考えると、「敵」を作るに得策ではないです。 でも、確かにその営業さんもちょっと、変ですが、 満期と知って、そういう対応であるなら、別な可能性がありそうです。 積み立ててのまとまった金額をどうするかということもありますから、 これって、なにがしかの借入金の返済にというケースもありそうだと、 営業が踏んだとすると、憶測から父様がプライドが傷ついて、 「定型パターンとして依頼してもこないんだな」ということです。 それと、営業が集金するって本当は金融機関は「人件費」的な観点から 人を訪問に出し、、預かったお金の持ち運びを意味しますから、実は 嫌がるのだそうです。 月に一回集金に来る・・・これをやめさせたいという金融機関としての 当然の思惑がある。 もとから、その金融機関とはソロソロもうだめ・・・ということもありなのかもしれないと 父様が思っていたフシはないですか? 金融機関も、積立金を拘束しても・・・という、ことです。 コンプライアンスの問題でもあるかもしれないし。 融資にあたって、預金を拘束してはいけないとか、 銀行のほうから「・・・してください」といってはいけない ッテ、きいたことがあります。
- LOTUS18
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>「それが商売なんだら向こうからいうのが普通なんだ。こんなんじゃ 商売はやっていけない。他にはもっとひどいことを言う人は沢山いる。 それに相手の為を思って言ったんだ」 正しいと思います。 お父様御自身も、若い頃行き届かないことからの 失敗があり、それがよい経験となったからこその こういったご意見ではないでしょうか。 言い方がいやみったらしいのは性格っていうか その人の持つコミュニケーションのやり方によるので 私はヘタだと思いますが そういうやり方もありだと思います。 私なら 「なにそのいやみったらしいいいかた(笑)」 って笑うかな。同席しているなら。 何度も同じことをいう、となると 後半は自分のストレス発散に切り替わっている場合が多いので 「(父親に向って)まあもうそのへんで(^_^) (相手に向って)また何かあったらお願しますので。 今日はどうもありがとうございました」 といって流れを切るかな、と思います。 お互いに時間の無駄ですから。 その場で意見できないなら いわなくてもいいことだ、と私は判断します。 あとで意見したとしても、自分の意見を飲み込むぐらいなら 自分の中でも主張しきれるほど 確固とした自信がないことなのだろうと思いますので まあ自分はそんな言い方しないけどね☆と思うぐらいにとどまります。
- usikun
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私も極力嫌味にならないような言い方をするタイプですが お父様のやり方も否定しません。 >「それが商売なんだら向こうからいうのが普通なんだ。こんなんじゃ 商売はやっていけない。」 はまさに正論です。 お互い成熟した社会人であれば当然飛び出てくる商談の話が出ない 自社の担当者に苦言を呈すことも商談手法としてはありでしょう。 ただ若手銀行員が出世した後 ・若い時代に社長には鍛えられましたよ と思ってくれるタイプか、恨みに思うタイプか見極めないと 自社の苦境時には仇となります。 私だったらリスクのある商談を金融機関だけには絶対行いません。
- J_Hiragi
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不用意に敵を作る必要はないですよね。 特に経営者の立場なら、、 甘過ぎはしませんが、とことんまで敵は追いつめる必要はないです。 こんな平和な時代。 戦国時代は全てにおいて相手の息の根を止めることだけを考えたでしょうが・・・。 そして代替わりしたら貴方の自由になさったらいい。 あと数年のことでしょ? ひどい暴君の初代だったとしても、2代目は穏やかな人当たりの いい人間が選ばれます。(笑)
お礼
皆様ご回答ありがとうございます。 様々なご意見を拝見することができてとても良かったです。 代表してmooncat_rcさんのみにお礼という形になってしまいますが 他の皆様、何卒ご容赦ください。 mooncat_rcさんの回答が一番嬉しかったです。 >お父様は相手の営業マンの成長の一助になるとして、 >そのような言い方をしたのでは(ほんとうは)ないと思いました。 >むしろ憂さ晴らし。相手のためだ、というのはよくある詭弁でしょう… まさにそのとおりだと思いました。 その後父が反省を匂わすようなことを言っていました。 本人も自覚していたのだと思います。 >反面教師 この質問をしている途中でも思っていました。 以前も思っていましたが、 父と共に仕事をするようになってから、自分で自分を律する、 律し続けなければならないとつくづく思いました。 営業マンの仕事とはそんなもの、世間とはそんなもので 片付けてしまうのは私にはどうしても納得いかないのです。 もちろん聖人君子ばかりではなく (いや、聖人君子などは私を含めて皆無でしょう) 理不尽なことを言う人もいるでしょう。 だからといってそれを自分も言っていいことにはならないのでは ないでしょうか。 せめて「人に言われて嫌なことは人には言わない。傷つける、傷つけそうな ことは言わない」とせめて私個人としては貫きたいのです。 『情けは人の為ならず』 めぐりめぐって自分に返ってくるということを肝に銘じておきたいです。 皆様改めてありがとうございました。