- ベストアンサー
エアコンコンプレッサ異音の原因は(H5年式シビックにて)
ホンダのシビックフェリオ(EG8 H5年式、冷媒はR20)乗っている者です。 エアコンをONにしてアイドリング状態で数秒するとコンプレッサ付近から「ジリジリ」という周期的な異音がします。外気温や走行状態によっては鳴らない時もありますが、冷風自体は多分正常に出ています。以前乗ってた同型車(H3年式)でも同じ症状がでてました。 恐らくこの車種のエアコンで良く発生する症状だと思うのですが、どんな原因で起こっているのか、また安価に済む修理方法(応急処置でも可)についてご存知の方、教えていただけないでしょうか。 どうかよろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
この種のコンプレッサーでよく起こる現象ですね。この車種のコンプレッサーはベーンロータリー式というもので、参考URLに構造図が出ています。この形式のエアコン用のコンプレッサーでの異音のほとんどはベーンがハウジングに密着せずに細かく振動して、ハウジングをたたくときの音です。その結果として「ジー」とか「ジリジリ」とか言う音になるのですが、多分、ちょっと回転をあげれば消えてしまうはずです。これは、ベーンをハウジングに押し付けている力の発生を、遠心力と圧縮されたガスの圧力に頼っているためで、回転数の低い状態でよく起こりますが、軽微なものでは特に気にしなくても大丈夫です。 ただし、ガス量が不適正であったり、よくスタンドなどでエアコン用のオイルとして入れることを勧められるようなものを使用していた場合は、ガス量の調整や冷凍機油の交換が必要な場合もあります。通常の冷凍機油と異なり、この種のコンプレッサーに使用するオイルは粘度やシール性が高いものが使用されているため、規定以外のオイルの使用はトラブルの原因になります。 ガス量やオイルについて心当たりがないのであれば、残念ですが応急処置的な方法で、これを回避することはできないでしょう。一度この状態が起こってしまうとハウジングやベーンに微細な傷(性能的には問題はないが)付いてしまい、それがベーンの振動を助長させるため、完全に止めるにはコンプレッサーをオーバーホールする以外にないでしょう。
お礼
お礼が遅れましたことお詫びいたします。性能的には問題ないと聞いて、少し安心しました。念のため、ガス量は一応チェックしてみようと思ってます。的確な情報ありがとうございます。