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西洋風ファンタジーはお腹いっぱい
私はファンタジー小説が好きでよく読みます。 西洋風ファンタジーの本を今まで何冊も読んできたのですが、 そろそろお腹いっぱいになってきたので別の雰囲気のファンタジーを読みたくなりました。 しかし自分ではなかなか見つけられないので、おすすめを教えていただきたいのです。 今まで読んで面白かった、西洋風以外のファンタジー ・十二国記 (小野不由美) ・勾玉シリーズ (荻原規子) ・RDGシリーズ(荻原規子) ・しゃばけシリーズ (畠中恵) ・風の王国シリーズ (毛利志生子)…しかし「嵐の夜」の事件を知り、途中で読み止まってます ・図書館戦争シリーズ (有川浩) ・空の中、海の底、塩の街 (有川浩) ・作中に女性向けの恋愛要素があると、より嬉しいです ・主人公の名前がカタカナなだけで満腹中枢から信号が出るので、できれば漢字やひらがなの名前で… よろしくお願い致します。
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- tamagohaha
- ベストアンサー率33% (67/200)
以前他の方の質問にも同じ答えをしました。 「鬼の橋」「えんの松原」 伊藤 遊 「後宮小説」 酒見賢一 なんてどうでしょう。 どなたか言ってらしたのですが、「英語で書かれてるだけでちんけなファンタジーが世界中で翻訳されるけれど、日本語で書かれたファンタジーにも優れたものがたくさんある。」って本当ですよね。
再投稿です。 すみません、精霊の守人、カタカナ名前だったことを失念してました。 アジア大陸っぽいイメージがあったので。 ちなみにシリーズ物なので他の「守り人」についても作品があります。 私はまだ精霊のしか読んでいませんが。 もう一つお勧めが、昔の作品で今は絶版ですが 古本やオークションなどでは容易に手に入ると思います 「宇宙皇子」 日本の飛鳥時代をスタートとして、日本各地や天上界などさまざまな舞台を描いています。 挿絵や表紙も美しくて良いです http://3rdloveparadise.org/book/utsunomiko/utsunomiko.html 恋愛要素もあります。 かつてはベストセラーとなり、このまま消えてしまうのは惜しい作品です。 機会があったら是非読んでみてください。 もう一つ古い作品から 「ティーパーティーシリーズ」 日本の高校1年生が主人公です。 最初は学園コメディに超常現象が少しずつ関わってくるような話です。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~minakawa/000_syomoku_cgi/aska.cgi 最後は前世や、宇宙まで出てくる壮大なお話に。 今で言うトコろのセカイ系でもあり ファンタジーでSFでとにかくいろんな要素が入っています。 出てくる異世界の人物は割と既存のものです。 ガンダルヴァだったり式神だったり、悪魔だったり。 恋愛は男女あり、百合あり。 最初はギャグタッチのノリですが、最後は切なくて涙が出そうになったり。 こちらも古本ですがお勧めします。
お礼
再びご回答ありがとうございます。 いえ、素敵な作品を紹介していただいてありがとうございます。 「守り人シリーズ」読み応えありそうですね…楽しみです! 「宇宙皇子」の表紙…すごく綺麗ですね。いのまたむつみさんの描くイラスト大好きなんです。 あらすじを読んで、面白そうなお話だと思いました。恋愛要素があるというのも魅力的なのでぜひ読んでみたいと思います! 「ティーパーティーシリーズ」の表紙イラストを見る限りでは普通の可愛らしいお話に思えるのですが そんなに壮大なお話になるのですか…!気になります… 男女恋愛から百合まであるなんて素敵!図書館に蔵書があったので読んでみます。 素敵な作品の数々を紹介していただき、ありがとうございました。
- kacashi
- ベストアンサー率50% (67/134)
図書館戦争と十二国記は私も大好きです。 好みにあうかわからないですが: ・「龍は眠る」宮部みゆき 現代もので、超能力がある男の子たちの話です。「模倣犯」とか「理由」の映画化で有名になった作者ですが、デビューした当初はファンタジーっぽい小説を書いてらっしゃいました。 ・「ぼんくら」 宮部みゆき 同上作者ですが岡っ引きが主人公の江戸ものです。 ・「蒼穹の昴」 浅田次郎 大河小説の様相を呈している中国近代歴史ファンタジーとでもいうんでしょうか。政治とか世界大戦とか絡んできますが、主軸は微妙にファンタジーです。 女性向けの恋愛要素は……あんまり期待しないでいただけると……。 カタカナ名になってしまうのでオススメからははずしますが田中芳樹氏の「アルスラーン戦記」も好きです。カタカナ気分が戻って来た時には是非手にとってみてください。 参考になればいいんですが・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >図書館戦争と十二国記は私も大好きです。 本当に素敵な作品ですよね…。 宮部みゆきさんの作品は「模倣犯」しか読んだことがありませんが、 「龍は眠る」「ぼんくら」こちらも面白そう…!ぜひ読ませていただきます。 浅田次郎さんのお名前は知れど本は読んだことがないのですが、新しい世界に踏み込むような気持ちで読んでみたいと思います。 「アルスラーン戦記」はカタカナが平気になったらぜひ読ませていただきます! 沢山の作品をご紹介いただき、ありがとうございました。参考にさせていただきます。
- kurukuru
- ベストアンサー率40% (150/375)
コバルト文庫『銀の海 金の大地』(氷室冴子)お勧めです。 『古事記』をベースにしていて、丁度勾玉シリーズの世界観です。 四歳児程度の知能の病弱な母親と三重苦の兄を養っていくため、 一家の養い手として懸命に生きてた少女が、 家族を守るため出生の秘密や、豪族同士の権力争いに巻き込まれながらも、 一族・自分の過酷な運命に立ち向かっていくというものです。 弱かった少女がその度に、強く賢く成長していき、その度こちらも力が湧いてきます 女はただ愛する者のために生きようとし、男は権力や大和統一を夢想しながら生き、その違いが面白く、全く別世界で生きてるようで、いつのまにか男の世界に巻き込まれていくしかない女の強さ、弱さ、したたかさ。 愛・権力・憎しみが渦巻く中、いろんなことを経験して、無知な女/子供が大人に成長していき、既存の世界(男の世界・大人たちの世界)・運命に一撃を与えていく過程が丁寧に描かれています。
お礼
ご回答ありがとうござます。 勾玉シリーズのような世界観…嬉しいです! そして、弱かった主人公が懸命に困難と戦って段々強くなっていく… そういうお話は、読んでいるこちらも本当に元気付けられますよね。 >無知な女/子供が大人に成長していき、既存の世界(男の世界・大人たちの世界)・運命に一撃を与えていく 何だか読んでいてスカッとしそうですね…こういうお話大好きです! ご回答ありがとうございました。
- biginjapan
- ベストアンサー率48% (327/671)
万城目学(まきめ まなぶ) 『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』 ちくまプリマー新書 全1巻なので気軽に読めますよ! ちなみにタイトルの 「かのこちゃん」は小学一年生の女の子 「マドレーヌ夫人」は外国語を話す猫 それぞれの名前です
お礼
ご回答ありがとうございます。 『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』まずタイトルのインパクトがすごい! そして外国語を話せる猫って…?!なんという素敵なファンタジー… すごく興味をそそられる本です。 ご回答ありがとうございました。
酒見賢一「後宮小説」「陋巷に在り」中国系ファンタジー。 上橋菜穂子 「精霊の守人」
お礼
ご回答ありがとうございます。 「精霊の守人」は友人が夢中になって読んでいたことがあったので、名前だけ存じておりました。 今調べてみましたが、30歳の槍使いの女性が主人公だったり、精霊や呪術使いが出てきたり…面白そうな作品ですね! カタカナ名前拒否症(?)が良くなりましたらぜひ読んでみたいです。 酒見賢一さんの小説もすごく興味があります! ご回答ありがとうございました。
- k16399638
- ベストアンサー率33% (342/1035)
ファンタジー小説そのものではありませんが、西洋の人から長年西洋扱いされてこなかった、ロシア・スラブのファンタジー観を紹介した良書があります。 ロシア異界幻想(岩波新書) http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%95%B0%E7%95%8C%E5%B9%BB%E6%83%B3-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%A0%97%E5%8E%9F-%E6%88%90%E9%83%8E/dp/4004307724/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1266153014&sr=8-1 キリスト教が伝播する前のスラブ人の世界観が、おもしろく紹介されています。ソ連時代でも、旧い伝統行事をやっていたというエピソードなども興味深い一冊です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ロシア・スラブの文化、異国のファンタジー観、新書…と 今まで触れたことのなかったものが盛り沢山の本です…! 新書は難しいイメージがありますが、読みやすく、幻想的な雰囲気に酔える本だそうなので この機会に今までと違う切り口からファンタジー世界に入っていきたいと思います。 自分1人では出会えなかっただろう素敵な本を紹介いただき、ありがとうございました。
- mshr1962
- ベストアンサー率39% (7417/18945)
結城光流「少年陰陽師」既刊29巻 角川ビーンズ文庫 http://seimeinomago.net/web/ 如月天音「平安ぱいれーつ」既刊2巻 新書館Wings文庫 http://www.shinshokan.jp/pub/normal/3447.html こちらは手に入れにくいと思いますが、現代が舞台の日本人が主役のファンタジーです。 狩野あざみ「亜州黄龍伝奇」全7巻 徳間ノベルズ 流星香「電影戦線」全6巻+外伝1巻 講談社X文庫―ホワイトハート 飛沢磨利子「隣界ハンター」全6巻 講談社X文庫―ホワイトハート 麻城ゆう「地獄使い」全3巻 角川文庫―スニーカー文庫
お礼
ご回答ありがとうございます。 「少年陰陽師」「平安ぱいれーつ」どちらも妖が出てくるのですね。そういうお話大好きなので嬉しいです! 「少年陰陽師」の名前だけは存じておりましたが、あらすじを読んですごく興味を持ちました。 「亜州黄龍伝奇」「電影戦線」「隣界ハンター」「地獄使い」は図書館にも置いていなようなので 古書店を探してみようと思います。 沢山の作品を紹介していただき、ありがとうございました。
- Takashi1970
- ベストアンサー率33% (204/612)
佐藤さとるさんのコロボックルシリーズなどいかがでしょうか。 現代(よりもちょっと昔)の日本を舞台にしており、コロボックル達の名前はカタカナ表記ですが、ヒイラギノヒコとかエノキノヒコとか、そんな和風な感じです。 戦いや魔法などはありませんが、現代社会に潜んで強かに生き続ける小人と人間の2~3世代に渡る友情物語は確かにファンタジーなのだと思います。 人間に影響を受けたコロボックル達による産業革命的なストーリーも楽しめます。 シリーズは 「だれも知らない小さな国」 「豆つぶほどの小さないぬ」 「星からおちた小さな人」 「ふしぎな目をした男の子」 「小さな国のつづきの話」 「コロボックル物語〈別巻〉小さな人のむかしの話」 で構成されています。(絶版していなければ)講談社文庫版がお手軽かと。児童向けで活字の大きい講談社青い鳥文庫版もあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 コロボックルシリーズ…初めて知りました。 >現代社会に潜んで強かに生き続ける小人と人間の2~3世代に渡る友情物語 今まで読んだことがないようなお話で、すごく惹かれます…! 図書館に蔵書があったのでぜひ借りて読んでみたいと思います。 大変丁寧な回答をいただき、ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 「後宮小説」面白そうですね。「三食昼寝付き」の噂につられて 宮女候補に応募するという、自由で素敵な主人公が大好きになりそうな予感がします。 「鬼の橋」「えんの松原」は、何だかあらすじを読んだだけでも心に染み入るものがありますね。 ぜひ読んでみたいと思います! 外国のファンタジーが映画化するなどして話題になることが多いですが、 日本にも味わいのある素晴らしいファンタジーは沢山ありますよね。 素敵な本を紹介していただき、ありがとうございました。