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クロスミッションとは?
郵便会社勤務です。 今度入った新型スーパーカブ110は、1速と2速、3速と4速がクロスしたミッションということなんですが、どういう構造なんでしょうか? また、このクロスミッションの長所短所などありましたら、教えてください。
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ギア比が接近しているミッションのことをクロスミッションという。 ヤフーの検索で「クロース」和英で調べると分かるかも。 今までのカブ90は1速から3速までで0キロから最高速の80キロまでをカバーしていました。 ギア数が少ないので各ギアが受け持つ速度域は広く、ギア比はワイドであると言えます。 1速追加すると同じ0キロから80キロまでをカバーするにしても3速より4速の方が速度に応じて細かくギアを選べますよね。 ただ、ギア比が接近しているということは低いギアから高いギアにシフトしたい場合ギアチェンジの回数が1回増えることになるので多少面倒になります。 特にモータースポーツだとクロスミッションで速度に応じた適切なギアを選択できることによってパワーバンド(エンジンの力がよく出る回転数)の回転域をうまく使えるようになりますが、同時にシフトチェンジの頻度も増えるためにギアチェンジのロスがあったりします。 ですが、町乗りレベルでは気になることはあまり無いと思います。 カブの場合を簡単にまとめれば メリット 速度に応じたギアが選べる 巡航用のギア比が高いギアが追加されると巡航時の回転数が下がるために巡航時のエンジン音が静かになる また燃費も良くなる デメリット 同じスペースでギア3速ギアと4速ギアを作ると、4速の場合は3速に比べてギアを薄くしないとスペース的に入らなくなるために若干ギアの耐久性が落ちる(確か50のカブはそんな話が) ギアチェンジが面倒になる(特に郵便屋さんみたいな発進、停止を繰り返す場合) コストが高くなる 新型カブ110はクラッチも変わってますし、No1さんが仰るようにキャブレターからインジェクションになっているのでそっちの方がメリットは高いかも。 排気量も上がっているので乗りやすくなりますしね。
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- kitadake
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クロスしているというのは例えば1速と2速のギア比が接近しているということです。 郵便会社のカブの場合は、1速でスタートして2速に入れても速度の変化、エンジンの回転数の変化が小さいということになります。 今まではロータリー式3速を使っていたはずですが、この1速が新しくギア比の接近した1速・2速になっているだけのことです。 郵便物をほとんど載せていなければ、おそらく2速発進が可能なはずですよ。 3速4速はクルージングギアですよ。 配達を終えて支店に戻るときは4速で、エンジンブレーキを使うときに3速へ落とす、今までの3速ロータリー式に比べれば、一気にエンジンブレーキが効くということが無くなるはずです。 構造などは考えるまでもないです。3速よりも4速のほうが1組のギアが余分に噛み合っているだけです。 郵便事業会社の走りに合わせた変更といえるでしょう。 むしろ燃料噴射式になったことのほうがメリットは大きいと思いますよ。
お礼
詳しいご説明ありがとうございました。 僕は車両担当なのですが、知らない・・・わけにもいかず、悩んでいました。 おかげさまで、人に説明できます。
お礼
詳しいご説明ありがとうございました。 とても参考になりました。