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アンテナの指向性について
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アンテナの指向性のカーブですから、放射角度特性を表現しており前方に対しての減衰比を示した曲線です。 >それとも、メートルとか距離では表せないのでしょうか。 そうです。表されません。 例えば、左右30度の角度から来る電波に対して約20dBの減衰を得られますので、目的波の方向と妨害波の方向を考慮してアンテナの向きを考慮するなどに使います。 アンテナの利得として、**dBと表記されている項目があり、通常ダイポールアンテナ比で利得が表記されています。 こちらで、電力ゲイン**dBの利得のアンテナと読み取ります。
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- KEN_2
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ANo.1 です。 >アンテナからどれだけの距離で、この図が適応できるのかが >よくイメージできません。。。m(_ _)m 通常波長の2λの距離を置けば、近傍界の影響は無視できるので、300MHzの場合2m以上離れれば遠方界とみなされます。 ちなみに300MHzのエレメント長さは、λ/2で0.5mとなります。 >例えば、図中にある 5dB のゲインが得られる距離というのは、 >アンテナから何m?、または何cm?なのでしょうか。 左右45度の方向に対して、5dBの利得差が遠方界として得られます。 アンテナ特性の測定サイトでVHF帯の測定方法の例ですが、被測定アンテナと標準アンテナを地上高約10m以上の高さに対向して上げて指向性の特性を測定します。 地上と周囲の反射などの影響を無視できる自由空間で測定した指向特性で、実際の使用条件で多少影響がありますが、2λ以上の距離を置けば無視できる範囲になります。 この画像のアンテナ特性は、ログペリオディック・アンテナの300MHzと1GHzの指向特性と読み取りますが、エレメント長さの影響を考慮して1mから2m以上離れればカタログ特性に近い性能が得られます。
- tadys
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アンテナの指向特性ですから、アンテナから一定の距離において 最大ゲインの得られるところを0dBとしてそこから何度ずれた時に 得られるゲイン(ロス)を表わしています。 例えば図中の5dBの円と黄色の線が交わるところは角度で約45度ですから 最大ゲインの得られるところから距離を変えずに45度ずれるとゲインが 5dB低下することを示しています。 つまり角度を変えるとどれだけ感度が変わるかを示しているのであって 距離を変えると感度がどう変わるかを示しているわけでは有りません。 アンテナが地面近くに設置されると地面の影響で感度が変化します。 アンテナから電波を放射した場合、アンテナから遠くはなれたところでは 電磁波として伝播しますが、近くの場合には電場又は磁場が優越した状態となります。 このような状態を近傍界と呼びます。 通常、アンテナの性能について言う場合は近傍界ではなく遠方界について言います。 近傍界と遠方界の境目はおよそ波長の1/6にあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 アンテナからどれだけの距離で、この図が適応できるのかが よくイメージできません。。。m(_ _)m 例えば、アンテナから100mまでの範囲で適応するのか、 1mしか適応しないのか。。。