下の方が言ってますが,応募の段階での対象生徒が不明なので,一概になんとも言えません。
一応私はこの業界の人間なので,簡単な採用についてのアドバイスをさせていただきます。
テストはそれなりの進学塾ならば塾内テスト(たぶんその塾の最高クラス用)かまたは入試問題でしょうね。
テストをしてみて分かるのですが,生徒より点数が取れない講師応募者がたくさんいます。
あまりにも点数がひどいと,「これで教えられるのか」とちょっと心配になってしまいます。
塾によっては厳しく足切り点を用意しているところもあるでしょうが,実際にはテストの結果よりもその人のキャラクターを重視していると思います。
教えるという立場にたったときに,いくら学力があっても,責任感のない人,時間を守れない人,ちょっと時給の良いバイト感覚でやっていて,理由をつけてはすぐ休む人は,優秀な大学へ行っていても,こちらから見れば使えないただの学生なので,あっさりクビにします。
この世界は学力はそれほど必要ないんです。(意外?)
学力があるということと,教えるのが上手,子供のあつかいが上手というのはまったく関係ありません。
むしろ後者の方がこの業界では重要です。
テストの点数が良いにこしたことはありませんが,仮に悪くても,「あいつは採っておきたいな」と担当者に思わせるだけの人柄があればどこへ行っても大丈夫です。
逆にテストの点数が良くても「あいつはやめておこう」と思う人もいます。
最近見た「こいつはいらねぇ」と思った講師応募者
○約束の時間に連絡なしに遅れてきたヤツ
○入ってきたときにあいさつしないヤツ
○テストがあるというのに,筆記用具を持ってきてないヤツ
○履歴書に写真を貼ってないヤツ
○髪の毛が非常識な色をしているヤツ
○服装がだらしないヤツ
○言葉使いが雑なヤツ
○テストが終わった瞬間に携帯でメールを始めるヤツ
などなど・・・
ようするに,学生といえども,社会人としての常識が備わってないヤツは,国立大学に行ってようと医学部に行ってようと,こちらとしては必要のない人間です。
ま,そんな人に限って,自信まんまんで来るんだけどね。
すいません,長くなって。
参考になると良いと思います。