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社会福祉専門職の特徴
人間福祉科の1年生です。 先日、社会福祉原論の授業で先生がおっしゃっていた事で、よく理解できない部分がありました。 心理職や医療職と区別される社会福祉専門職の特徴について。 わかりやすくお教えいただけると、ありがたいです。
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こんにちは。 ご質問の件ですけれど、1つの見解として述べますね。 心理職や医療職は、クライアント(対象者)自身に対して、 かなり直接的に働きかけますよね。 そして、CURE(治療)の対象として見ます。 言い替えれば、その人を否定的に見る、と言っても過言ではなく、 その人自身に問題の原因がある、というとらえ方が主流です。 これに対して、社会福祉専門職の場合には、 クライアント自身に直接働きかけるばかりではなくて、 その人を取り巻く社会環境・社会資源に対しても働きかけてゆきます。 例えば、障害者福祉の場合でしたら、 障害者自立支援が受けられるようにしてゆくとか、 就労不能であれば、生活保護や障害年金を考えてゆくとかです。 言い替えれば、その人を取り巻く環境を有効に活用できていないから クライアントさんの困窮が生じている、というとらえ方をし、 クライアント自身だけに問題がある、というとらえ方はしません。 CARE(支援、介護、見守り)の対象として考えるわけです。 この見方・とらえ方の違いが、区別されるべく大きな特徴です。 いろいろな福祉サービスを考えたときにも、イメージできるのでは?
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません。 丁寧なご説明ありがとうございました!! まだまだひょっ子ですが、これからも精進していきます。 ありがとうございました。