実技だけじゃないですよ。普通の記述式のテストでも加点式と減点式があります。以下、記述式のテストの採点の話。
減点式は、要素をすべて満たしていれば、減点ポイントがなくなりますので、基本的に満点になります。
ただし、要素をすべて満たしていても、要素以外に書かれた部分にミスがあった場合、減点されます。
「過程をかけ」と書かれていないテストで、答えだけ書いてあっていたら満点です。余計なことを書いて、ミスがあれば減点されます。
加点式は、個別の要素を満たす度に加点されます。間違えた部分では得点を与えませんが、減点もしません。
そして、すべての要素が満たされると満点になるように配点されています。
多くの場合、数学や理科だと計算過程をかけ、とされています。その場合は、答えだけ書いても、加点要素のひとつが満たされるだけですから、ほとんど得点は入りません。難関大学の大学入試でこれをやると基本的にほとんど0点になってしまいます。
ただ、答えが間違っていても、加点要素があれば得点されるので、難関大入試で完答できた問題が1問もなくても合格できる、というケースがあるのはこのためです。
実技のことはよく分からないのですが、器械体操のように演義難度によって満点が異なるような方式でない限り、
やさしい演義でノーミスの場合、減点方式なら満点。加点方式なら満点にはならないのでは?