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看護師の魅力
はじめまして、つい先日ハタチを迎えたばかりの女です。看護師の魅力についての意見や考えなどを知りたいです。 私の母(46)は看護師をしていて、師長という立場らしいです。医療に携わっている方には失礼かもしれませんが、私は看護にあまり興味がないので、母がどういう立場でどのような仕事をしているのかよく知りません。ただ、毎日が多忙で厳しいのだけは、帰宅時の母の様子を見ていてわかります。 つまり何を言いたいのかと言いますと、 もう50歳が近い年齢になってまで、身体を酷使して働くほどの魅力は何なのか、娘の心配を跳ね返してまで続ける魅力は何なのかを聞きたいのです。 母に聞いても、 「一つの仕事をやり続けてあたしの年齢になればわかるわよ」 と言うだけです。 もちろん看護師が重要な職業であり、病気や障害をもつ人にはなくてはならない存在だというのはわかりますが、大変だ、疲れる、などの声を多く聞くので、実際に働いている方はどう思ってらっしゃるのか、よければ回答して頂きたいです。お願いします。
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職歴10年超の者です(30代)。 とはいえ、私は男性なので、質問者様の参考になるかどうかは微妙ですが、とりあえず回答します。 お母様はなかなかに懐が深い方だと想像しています。 短い回答にもかかわらず、その奥の深さ・言葉の意味を汲み取る必要がありますね。 まぁ、お母様のこの言葉の意味は質問者様にお任せします。 私ごとき他人が簡単に教えてしまうのもいけないような気がするので…^^; 看護とは、「奉仕」だと思っています。 もちろん、厳密な「奉仕」とは違います。私たちは対価を受け取っていますからね。 この「奉仕」というのは、受けた者にとってはとてもありがたい事なんです。 質問者様も病気などをされたときに、お母様はもちろん、どなたかに優しく看ていただいた記憶があるかと思います。 実はたいていの人間が、喉元過ぎれば何とやらで、元気になればそのときの感謝の気持ちって薄れていきます(いい・悪いという意味ではありません)。 お母様に限らずですが、私たち看護師はその「奉仕のありがたさ・大切さ」を理解しているつもりです。 看護師を目指す学生の理由でポピュラーなのが、「小さい頃に入院してお世話になって」というものがありますよね? 自分が受けたありがたみを、今度は自分自身が他の人たちにしてあげたいと思うのは、私たちの世界に限らずですがよくある事です。 たしかにこの世界、年齢を重ねるごとにきつくなります。 ですが、患者さんが元気に退院していく姿、 たった一言の「ありがとう」だけでも、私たちの糧になり支えになり、力になります。 私は老人保健施設勤務ですが、90代後半の女性に 「兄ちゃんがいてくれて助かった(よかった)」 「兄ちゃんが色々気にかけてくれるから安心だ」 と言われた事があります。 夜勤明けの朝は正直クタクタですが、この一言でもうひと頑張りもふた頑張りもできます(*^^)v もちろん、危険な事・辛いこともあります。 10年やってようが、人の死…というものには慣れません。 (慣れては困るけど) その場に立ち会うたびに膝が震えます。 例え晩年が寝たきりだったり認知症で御家族の顔も認識できない状態だったとしても、御家族の涙や言葉に、ついついその方の過去の「人となり」を想像してしまいます。 また、自分の親や兄弟などに置き換えて考えてしまう自分がいます。 正直、置き換えてしまうと辛さ倍増になってしまうんですが、逆に家族の大切さを思い知ります。 …。なんだか書きながら何を書きたかったのか分からなくなってしまいました(ーー;) つい熱が入ってしまい申し訳ありません。 別にお母様の意図するところを代弁したわけではありません。 ましてや、看護師みんながそう思っているわけではないでしょう。 でも、私はこう思っていますし、こうあるべきだと勝手に考えています(実践できているかは別ですが)。 ちょっと哲学チックになってしまうんですが、看護師という職種は 「人間のはかなさや、家族・人生というものを深~く考える事ができる」職種だと思っています。 それが人生においての自身の勉強になったり、やりがいなどにも変わっていくのかな…と。 大変・疲れる…は口癖みたいなもんです(^^ゞ 医師の責任の重さに比べれば、身体的・精神的にもまだまだ楽をしているほうですよ。 長文で乱文、失礼しましたm(__)m