「ファニーガール」はダメなのですか？

質問

「ファニーガール」はダメなのですか？
こんばんは。なぜか理由を知らないのですがバーブラ・ストライサンドの「ファニーガール」の上映会が大阪であります。ミュージカル好きの私は「ミニュージカル名作の１本、ちゃ～んす！」と思ってたのですが allcinema　の評価数が少ないのはしかたないのだけど評価内容が
悪いんですよね。確か続編が「ファニーレディ」でこっちも見れてない。でもバーブラストラ
イサンドの代表作のはず（確かにあの鼻はどうしても気になるのだけど）。というこでご覧に
なった方々のコメントをいただければなと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

回答No.2

dorefa · ベストアンサー

例えばアマゾンで多くの方の評価を参考にして購入しても、大ハズレする事が私の場合よくあります。そんな時、つくづく人の感じ方って様々なんだなあ、と痛感します。なので、とにかくご覧になる事をおすすめします。

私はミュージカル鑑賞に青春を費やしたような５０の男です。その私のこの映画鑑賞の感想は、「面白くない」です。バーブラの歌声は素晴らしいです。ですが、(1)バーブラがとにかくチャーミングでない(2)カメラワークが良くない。特にミュージカルシーン。さらに言えば、「パレードに雨をふらさないで」という屋外撮影のカット割なんて、最低です。スワンのコメディシーンも不発としか思えません。(3)ラスト、「マイ・マン」を絶唱するのですが、こんな誰でも最初に考えつく演出を、よくもぬけぬけとウイリアム・ワイラーともあろう人がやったなあ、と思います。

ただ、続編「ファニー・レディ」よりはマシな映画です。ファニー・レディーも楽曲・歌唱は良いですが、いかんせんミュージカルシーンの演出が悪すぎます。グレートデイなんて、歌はあんなに盛り上がるのに、画像を見ると笑えます。この映画でもそうですが、バーブラはいつも映画に口を出しすぎるのです。「ハロー・ドーリー」も「ファニー・レディ」も彼女が演出に口を出したお陰で、散々な映画になったと思っています。彼女の監督作「イエントル」も、安っぽい演出とカット割で駄作です。バーブラは唄だけ歌ってろ！とつくづく思います。この映画、あらゆる監督に断られてしょうがなく自分で監督したんですよ。彼女の悪評が広まってる証拠ではないでしょうか。

なので、バーブラの癖のあるグネグネした動きが好きなら、楽しめるかもしれません。ただ、巨匠ワイラーの演出が冴えているとは、とても思えません。

お礼

みなさんにお礼を書いてこれが最後になります。みなさんへのお礼もdorefaさんには是非見て欲しいと思います。私はミュージカル映画ファンです。それもクラシックミュージカル？というジャンルでは映画ファンが多くても今やほとんどいない。そんな中でこの質問を書き５人の方々の回答をいただいたのはミュージカル映画ファンの１人としてたいへんうれしいひとときでした。個人的にはトラボルタの「ヘアスプレー」は全然ダメでも「グリース」のグランドでオリビアとトラボルタが歌いだすシーンは初めて見たときに今まで見てきた古いミュージカルを思い出し心が震える感動でした。その後は新しいミュージカルということで「ムーランルージュ」、昨年「ザッツエンタテイメントＢＯＸ」を買いました。「ロシュフォール・・・」「シェルブール・・・」がなんと日本人の手でニュープリントされ２枚組みＤＶＤで発売されるとはびっくりでした。ミュージカルのお話は始まると止まりません。是非またお話ができる機会があることを願っています。ありがとうございました。
（追伸）そろそろ「失われた地平線」のＤＶＤ出して欲しいなあ・・・

回答No.5

zingaro

見ていないのになんですが、確かに（日本での）あの映画に対する評価は低かった記憶があります。ただし、バーブラ・ストライサンドの初主演作にしてアカデミー主演女優賞作なのですから、ミュージカルファンなら見ておく価値は十分あると思うのですが。如何でしょうか。

お礼

お礼が遅れてすみません。バーブラの初映画出演で主演女優賞というのは・・・ちょっと・・・と思いました。この後続編の「ファニーレディ」があるのですがそれはもっとひどいとか・・・でも「ファニーガール」は失敗作ではないと思います。普通の作品だと感じました。ありがとうございました。

回答No.4

hyuga1960

見たことを忘れていた位、印象に残っていませんでした。
２つ下の50代の男性の方のコメントがすべてを物語っていると思いますが、付け加えるなら、
もし先に追憶やスター誕生を見ていたなら、あれより下がるという点を覚悟すれば色んな発見があるような映画とでもいいましょうか。
私はバーブラの鼻より衣装やヘアメイクの悪さが気になります。
最初は（ユダヤ？）移民の貧乏娘だったのが、端役に付いて、その端役でドジを踏んだのが逆に受けてスター街道へと、そのプロセスが最初から最後まで何を着てもあまり変わり映えしないのです。
逆に良い点でいえば、最後のスターになって年取って劇場で過去を回想するシーンが、撮影当時の彼女の年齢にしては貫禄と陰影があって凄いと思いました。

話は変わりますが、私の個人的マイＢＥＳＴバーブラは「ナッツ」です。何の賞も取らず評論家達の評価も大して良くないのですが、いい演技してます。二番目は79年の「メインイベント」、これも評論家の点は辛いのですが、あの時代の女性達の一番いい所を凝縮しているようなタッチのキュートなラブコメディです。ロッキーよりも私は断然こちらが好きです。

お礼

お礼が遅れてすみません。「ナッツ」は見る機会がなかったです。「メーンイベント」はボクシングのコメディですよね。私は個人的には「スター誕生」をもう１回見てみたいなあと思っています。「ファニーガール」は普通の映画でした。もっとひどい「ファニーレディ」っていったいどんな映画なんでしょうね（笑）回答ありがとうございました。

回答No.3

ribisi

ＢＳで去年か一昨年見ました。
私は取り立ててミュージカルが好きではないのですが、クラシック映画全般にも関心が高いので、著名監督の作品ならとりあえず何でも見ています。
私の感想としては、映画として特に優れているとは思いませんでしたが、バーブラ・ストライサンドのスター性は印象的でした。
どこがよくてどこが悪いのかを考えるためにも、見ていなけりゃ話にならない映画の一本ではあるかもしれません。

お礼

体調の悪い時期に書いた質問でお礼が遅れてすみません。どうもバーブラとレニー・ゼルウィガーは正直苦手です。クラシック映画がお好きでミュージカルをご覧になられるのでしたら是非「ザッツエンタテインメント」をご覧になってください！ジーンケリー、フランク・シナトラ、フレッドアステア、エスターウィリアムス、ジュディガーランド、なんと豪華で華麗なミュージカルの世界！でもこの作品が再上映されることはないのでしょうね。ＤＶＤで小さいテレビ（お金ないから）で見るしかない・・・残念です。「ファニーガール」は普通の「ファニーガール」で主演女優賞はちょっと・・・と思いました。ありがとうございました。

回答No.1

isoiso0423

ＭＧＭ作品をはじめ数あるミュージカル映画のなかでは評価は低いのかもしれませんが、映画のジャンルでいえばミュージカルほど観客の好みがわかれるジャンルもないと思います。
また映画関係のＨＰでコメントを書かれるのは、かなり好きで褒めたいか、その逆でけなしたい、という方が多いと思います。
この作品だと見ている人が少ない上に、往年のミュージカル映画をけっこう見ている人がコメントを寄せているのではないでしょうか。
オールドファンだと多くの名作を見て目が肥えているので、辛口批評になってしまうんでしょうねぇ。

ということで劇場で見られるチャンスはなかなかありませんから、個人的にはご覧になった方が賢明だと思いますよ。

余談ですが大阪ではＴＯＨＯシネマズなんばで「ショウほど素敵な商売はない」「雨に唄えば」「ウエストサイド物語」などの上映もあります。
他にもなかなか劇場では見られない作品がかかるので、参考まで。
http://asa10.eiga.com/theater/16.html

お礼

体調の悪い時期に書いた質問でお礼が遅れてすみません。１０時からの映画祭はいいのがあるようで抜けているようで・・・という感じで見ています。しかし「フォローミー」なんかどこから持ってきて上映できるようになったのでしょうね（笑）「ウエストサイド物語」はもう何回も見ています。それを超えるのが「サウンドオブミュージック」でできればもう１回大画面でみたいのが「ザッツエンタテインメント」です。苦手なミュージカルもいっぱいあって「ラマンチャの男」「屋根の上のバイオリン弾き」「ジーザスクライスト・・・」は最初見たときは全然ダメで２回目の時はちょっとね・・・という感じでした。あと「プロデューサーズ」トラボルタの「ヘアースプレー」などは個人的には全滅で新しいミュージカルを感じたのは「ムーランルージュ」でしょうか。ということで行ってきましたが主演女優賞はちょっと・・・という感じはしました。ありがとうございました。