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テトラフローラプライドの効果
60cm水槽で熱帯魚とCO2の添加の要らない水草を育てているのですが、フローラプライドを使おうか悩んでいます。結構高いのでそれなりの効果がなければやめようと思っています。
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購入すべきかと思います。 なぜならば、No.1さんの書き込みにより成分についての有用な情報があるので、役に立つと思うからです。 水草用の肥料って難しいですよね。 なぜ難しいかというと、最大の理由は一般的にその「成分がちゃんと表示されていない」ことだと思います。 ベテランと思われるアクアリストさんのホームページを読むのが私の趣味なのですが、しかし本当に役に立つ情報というのは、誠に申し訳ないですが意外と少ないものです。 なぜならば、他人には応用の効かない、単なる体験談(大変失礼な言い方をすれば自己満足)に終始してしまっていることがよくあるからです。 たとえば、Aというメーカーのaという肥料がよく効いたとしましょう。 この場合、その人の水槽とまったく同じ種類の水草をまったく同じ条件で飼育しているのであれば、それは確かに有効な情報です。 しかし、水草水槽というものは、100人いれば100人とも皆違うものです。 その人と同じ水草水槽などというものは、そもそもありえません。 したがって、そのアクアリストさんの水槽で有効なAというメーカーのaという肥料であっても私の水草水槽はまた別の水草が植えてありますから、参考程度にはなっても、決してお手本にはならないのです。 たとえ似たような種類の水草であっても、水槽立ち上げ後どの位の期間が経過しているのか、底床材に何を使っているのか等々といった条件によっても全然話は違ってきます。 そんなわけですから、私なりに出した答えとしては、自分の水槽の「水草やコケの状態と、そうなった科学的原因」を考えることこそが最も重要だと思うのです。 たとえば、水草の新芽が最近矮小化(親よりも小さくなること)してきたとしましょう。(実例です。) ここまでは水草の生育を注意深く観察すればわかることです。 しかし、その原因がわかりません。 そうはいっても放置するわけにもいきませんから、とりあえず、肥料を買ってきて投入します。 私の場合、テトライニシャルスティックを購入し投与してみました。 しかし、残念ながらほとんど効果はありませんでした。 この体験からどのようなことがわかる(あるいはわからない)でしょうか? 水草の矮小化にテトライニシャルスティックはあまり効かないということがわかりますが、しかしそれはなぜなのでしょうか? これだけではそうなった原因がわかりません。 ここがちきんとわからないと、たまたま私の水槽だけの特殊事情によるのもなのか、それともほかの水槽でも起こりえる普遍的・一般的な現象なのかは判断できません。 私なりにいろいろ調べたところ、水草の矮小化は、窒素不足の場合によく起こる現象らしいということがわかりました。 しかし巷では、窒素は魚の糞などから充分に供給されるので、水草水槽の場合、積極的には与える必要のない栄養素であるともよく言われます。 さらにいうと、日本で販売されているテトライニシャルスティックの容器にはその成分がまったく表示してありません。 これでは、なぜ効果がなかったのかということについて何もわかりません。 結論をいいますと、私は魚の密飼いは極力避ける方針だったので、窒素が不足しがちだったのです。 さらにテトライニシャルスティックの成分は、海外のサイトの情報によると、「窒素-リン酸-カリウム」が「1-0-25」だそうです。 つまり、いくらテトライニシャルスティックをたくさん投与しても窒素不足はあまり解消しないのです。 (そのかわり、カリウム過剰でコケばかりよく生育しました。) これでやっと私の水槽の水草がどんどん矮小化する理由がわかりました。 このように、水草用肥料においても、成分表示はきわめて重要です。 もしも成分情報がいくら調べてもわからない肥料であれば、はっきり言って導入しないことです。 なぜならば、その成功体験や失敗体験は、決して共有化できる情報にはならないからです。 インターネット世代のアクアリストとしては、そういう時代遅れのメーカーの姿勢には強い疑問を呈すべきではないでしょうか。 長文・駄文で失礼しました。 お気にさわりましたら、どうか無視してください。
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http://www.fnf.jp/hiryou.htm フローラプライドは窒素:リン酸:カリウム=0:0:3 水槽の環境で窒素やリン酸が十二分に供給される場合じゃないと効果が期待できないのですが、ウチの60cm水槽(水草だらけで魚は小型カラシン40匹くらい+エビたくさん)ではこれを既定量入れただけでコケだらけになりました。 それなりの効果と言っていいのかどうかわかりませんが、一撃で富栄養化させるポテンシャルを持っていることは事実のようです。