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ジャンパーと整端の違い
情報通信ケーブルの整端とジャンパーの違いがよく分かりません。 あとジャンパー線とは何を指すのでしょう。 教えてください。 よろしくお願いします。
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>情報通信ケーブルの整端 漢字は「成端」の方を使います。 成端は多芯ケーブルの端を他のケーブルと接続しやすいようにケーブルの端を加工して成端箱内に設置の多ポートジャンパー用ジャックや多端子盤の電極端子に一芯ずつ整理して接続する処理です。 成端箱内でのケーブルの各芯間の接続を、プラグ付きジャンパーケーブル(或いは対ケーブル)を使って、通信経路の接続計画に基づいて接続します。 成端は通信ケーブルの端を成端箱の中に整理して並べて配置し、ジャンパーケーブルで他のケーブルの端に接続しやすいようにすることです。 その成端された通信ケーブルの個々の芯線を他の通信ケーブルの個々の芯線に接続するためのケーブル(単線または複線)がジャンパー線(ジャンパーケーブル)です。電話局の加入者電話線が収容される加入者架は成端用端子盤が無数に並んでいます。プロバイダーなどの通信事業者などの加入者収容架にも、光ケーブルやLANケーブルなどの成端箱や成端用架が設置されていて、多数の光成端ジャックやLANケーブル成端ジャックが多数並んでいて、ジャンパーケーブルで他の通信機器等に接続された成端ジャック間をジャンパーケーブルで接続します。 このように成端とジャンパーケーブルを成端箱(成端架)で行うことで、通信回線の接続変更を簡単に行えます(芯線同士の接続工事をしなくても良くなって現場での通信経路の変更作業が特別な工具なしで効率的に行えます)。 >あとジャンパー線とは何を指すのでしょう。 ケーブルAの成端された芯線の端子の並びとケーブルBの成端された端子の並びをコネクター等で対向させておき、複数通りある接続の組合せをジャンパー線を使って選択接続することで、通信経路の接続変更を行ったり、プリント基板などの複数ある機能の切り替えを行ったりします。 複数の選択機能を持った装置や接続を設備設置時に対向して並べられた接続用ジャック端子間を目的にあわせて接続するのがジャンパー線(飛び越えて2端子間を直結して結ぶ線というのがもとの意味でしょう)です。
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- Yorisin
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[整端] 複数本のケーブルの種類や順序を区別して揃えることを言うようです。 例えば、LANケーブルをストレート結線で作るときに、橙/白、橙...と揃える事を[整端]と考えればよいかと思います。 ・・・つまり、端を整頓/整列するというイメージでしょうか。 これは普段使う言葉ではないのでこのURLの質問と回答を参考にしました。 http://okwave.jp/qa/q3814049.html [ジャンパ] ・プリント基板などにある棒状の端子、及びその端子をショート(導通)させるための、導通している複数の接点を持った小さなプラスチック片をジャンパと呼びます。 例えば、↓のURLの画像の中央がそれで、3本の端子の中央と左側をプラスチック片で導通させています。 プラスチック片を外して付け替えれば、中央と右側を導通させることが出来ます。 http://images.google.co.jp/imglanding?q=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%80%80%E5%9F%BA%E6%9D%BF&imgurl=http://www.3rd-sri.com/report/saturn_v6/jumper.jpg&imgrefurl=http://www.3rd-sri.com/report/saturn_v6/saturn6.html&usg=__luCSvVLn339dCHKnU2C_Kd7S7kU=&h=480&w=640&sz=48&hl=ja&um=1&tbnid=zoA12o4smY7t-M:&tbnh=103&tbnw=137&prev=/images%3Fq%3D%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2591%25E3%2583%25BC%25E3%2580%2580%25E5%259F%25BA%25E6%259D%25BF%26ndsp%3D18%26hl%3Dja%26lr%3D%26sa%3DN%26start%3D18%26um%3D1&ndsp=18&lr=&sa=N&start=23&um=1# 一般的に、頻繁に行わない動作モードの切り替えや設定などに使われます。 ・プリント基板などで、通常は導通していない箇所を導通させるために付けるケーブルもジャンパと呼びます。 主にジャンパ線やジャンパケーブルと言います。 ↓のURLの基板に付いているケーブルが該当します。 http://images.google.co.jp/imglanding?q=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%80%80%E5%9F%BA%E6%9D%BF&imgurl=http://eeepc.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/11/03/cf_master1.jpg&imgrefurl=http://eeepc.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/index.html&usg=__qI_-PjsMfPWArcR8eLftttf1MzI=&h=480&w=640&sz=85&hl=ja&um=1&tbnid=Gp2Hi3bDRYGvVM:&tbnh=103&tbnw=137&prev=/images%3Fq%3D%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2591%25E3%2583%25BC%25E3%2580%2580%25E5%259F%25BA%25E6%259D%25BF%26ndsp%3D18%26hl%3Dja%26lr%3D%26sa%3DN%26start%3D18%26um%3D1&ndsp=18&lr=&sa=N&start=29&um=1#tbnid=Gp2Hi3bDRYGvVM&start=33 普通はこの経路は基板に載せてしまうのですが、設計ミスや試作段階で存在していない状態で、実験やテストのための一時的な改造のために使われます。 勿論ですが、物理的にこうせざるを得ない場合や、ケーブルの付ける位置によって経路や設定などを切り替える場合にはこれが正解であるケースもあります。 ・基板上の抵抗やインダクタ部品で、複数の経路の内の一本を選択したり、複数に分岐させたりする部品を[ジャンパ抵抗]などと呼ぶ事もあります。 例えば経路Aと経路Bと経路Cがあり、一つの基板で経路Aと経路Bを導通させて作ったり経路Aと経路Cを導通させて作ったりを切り替えられるようにしている場合に使われます。 ジャンパ線に近い使われ方もありジャンパ線で代用も出来ますが、抵抗器の用に電子部品にしておくと生産効率が良くなります。 一般的に導通させる事が目的のため、抵抗値は0Ωが使われることから0Ω抵抗(または0Ωに近い限りなく抵抗値の小さい抵抗)をジャンパ抵抗と呼ぶ人もいます。