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混同しやすい薬剤について
混同しやすい薬剤について 今日、母の処方を見てふと気になりました。 1 ムコダイン 2 ムコスタ 3 ムコソルバン よく似ていて間違えそうです。 他にもあるでしょうが、皆さんは気にかけたことはないですか?
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いくらもありますね。 有名なのはアマリールとアルマール。 アマリールは糖尿病の薬なので、糖尿病でない人が飲んでしまうと血糖値が下がりすぎる可能性があります。病院によってはアルマールをわざわざ違う名前で同成分の薬に変更するところもあるくらいでした。 最近でもサクシゾン(副腎皮質ホルモン)を投与するつもりがサクシン(筋弛緩薬)を投与してしまい死亡する事故があったと思います。 こういう紛らわしい名前をつけるメーカーもメーカーですが、それをすんなり許可してしまう(しまった)厚生労働省もいい加減ですよね。 実は名前もですが見た目の混同というのもありがちなんですよね。液体の便秘薬を点眼薬と思って目につけたとか。いくら容器に目につけるなと書いてあっても、眼の悪い人には読めませんし、そういう人にそういう薬を出す(処方する)ことが適当なのかをよく考えないといけないのかもしれません。容器や包装もメーカー間で協議するなどして、間違えにくいものを考えてもらいたいものですよね。
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- narigon
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薬の開発に携わっている者です。 ある程度はしょうがないとは思います。 なぜ、ムコ○○かと言うと、1と3の薬は痰を取り除く薬で、どちらも気道粘膜に作用します、2のムコスタも胃炎や胃潰瘍の薬で胃の粘膜に作用します。粘膜を英語にするとmucosaなので、粘膜に作用する薬って事でムコ○○になります。 例えば花粉症治療薬などもアレルギーの薬なので、アレグラ・アレジオン・アレロック等があります。 私などは逆にわかりやすくて良いのですが。。。
お礼
なるほど、そういう考え方もあるのですね。 薬の開発や薬剤名をつける市場なら確かにそうかもしれません。 厚生省もそう判断しているのかもしれませんね。 医療現場で処方する立場や調剤する立場のかた、服用する患者さんは英語もドイツ語も達者な方ばかりではないし、mucosaと想像していることは限られていると思います。 やはり難しいの問題なんですね。 回答ありがとうございました。
- pharmacy77
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ご指摘のように、医療現場でも盛んに問題視されている、由々しき問題です。 例1:ノルバスク(降圧剤)とノルバデックス(乳癌治療剤) 例2:テオドール(気管支拡張剤)とテグレトール(抗癲癇薬) 処方する立場、調剤する立場共に、非常に気を遣う事です。 一歩間違えれば大事故になりかねませんからね。
お礼
ものすごく怖そうな治療薬ですね。 どうにかならない問題なのでしょうか? 患者側としても信頼している医療者に心苦しく思います。 人間ゆえに事故防止に努めても、失態を起こすこともあると思います。 医療過誤は現場のみならず、国にも対策して欲しいです。 回答ありがとうございました。
お礼
便秘薬とはラキソベロンですよね?目の悪い人や高齢者には事故が多いとわかります。 厚生省も許可する際に事故対策を考えているのでしょうか? 最近はジェネリックが盛んに販売されていますが、何の薬か調べようのないものや、紛らわしいだけの品名が多いように思います。 実際、医療現場では混乱していないかと不安に思います。 回答ありがとうございました。