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緑内障の治療で散瞳薬を使うのはなぜですか?縮瞳薬はわかりますけど・・。
緑内障の治療で散瞳薬を使うのはなぜですか?縮瞳薬はわかりますけど・・。 散瞳薬(エピネフリン等)を使うと、むしろシュレム管が閉じて悪化するのでは?また、散瞳薬は開放隅角緑内障には用いるが、閉塞隅角緑内障には禁忌である理由もご存知でしたら私に教授してください。 あと、房水産生と自律神経の関係のわかるサイトを教えていただけると幸いです。(教科書には載ってないんで・・)
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エピネフリンは交感神経作動薬です。緑内障で使用すると、毛様体からの房水産生を抑制し、繊維柱帯(シュレム管の入り口にある組織)における房水流出抵抗を低下させることで、眼圧を低下させます。 ただご指摘の通り散瞳作用を持ち、隅角が狭い方や閉塞隅角緑内障の方に対して用いる際には注意が必要です。これは急性緑内障発作という、失明に至る重篤な病態を引き起こす可能性があるためです。 解放隅角緑内障の場合は散瞳によって急性緑内障発作を起こす危険が無いため、使用できます。 房水産生と自立神経については良いページを見つけることができませんでした。すみません。
お礼
ご返答ありがとうございます。 ・・繊維柱帯における房水流出抵抗の低下は自律神経とどのような関係があるのでしょうか?