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CCDの発明について
CCDって、アメリカで発明されたのに、実用化したのは日本ですよね?なんでアメリカで実用化されなかったのですか・・・?
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回答No.1
参考程度に 今、手元に私が使っていた古い半導体のデータブックが有ります。 1975 年の 「FAIRCHILD SEMICONDUCTOR MOS/CCD DATA BOOK」 当時 FAIRCHILD 社は世界的にも最高レベルの MOS 型半導体製造技術を持っていました。 そして、この技術を使い CCD イメージセンサを製造していました。 このデータブックには 「CCD201」という「100X100-ELEMENT SELF-SCANNING IMAGE SENSOR」が載っています。 1 万素子の CCD イメージセンサで 1 素子の大きさは 1.2mils X 0.8mils (1mils=1/1000inch) となっています。 FAIRCHILD 社は、ロバート・ノイスが中心となり 1957年に設立されたのですが、1968 年ロバート・ノイスが辞めて Intel 社を設立 MOS 型半導体製造技術を使い D-RAM の製造を始めた為、他の優秀な技術者も離れてゆき 1975 年当時、勢いも衰えてきていたと思います。 日本では、1972 年 SONY が 8X8 64 素子 CCD イメージセンサを試作 その後、素子数を増やし 1978 年 12 万素子の CCD イメージセンサの製品化に成功しています。 このことから、1975 年から 1978 年の間に技術的に逆転したと思われます。 その後、D-RAM と同様に、同じ素子を数多く集積し微細な加工を得意とする日本がリードする事になったのだと思います。