こんにちは。
元医療事務職です。
やる気をそぐようなことを言って申し訳ありませんが、一般事務職のようなつもりで志していらっしゃるのであれば、やめておいた方が無難だと思います。
以下は私の実体験です。(結構大きな救急指定病院で正社員でした。)
<仕事内容及び待遇>
1.仕事内容
・患者さんの受付
・初診の方のカルテ作成(過去に来ていれば、どんなに古くても、そのカルテを探しに、1階の受付から6階のカルテ置き場まで探しにいきます。職員のエレベーター使用は禁止されていたので、人に注意しつつ猛ダッシュです。)
・会計(カルテで診療内容を見、診療報酬一覧から点数を拾い、計算します。なお、カルテは診療が終わり次第事務に来るので、席を外しているうちにもどんどんたまります。ですから、診療が12時に終わったとしても、事務は12時に終われません。患者さんが多い時は、昼休みを取るのも困難です。)
・レセプト請求(いわゆる請求事務です。)
・電話,来客応対(お茶汲みもします。)
2.待遇
◎月給:手取りで11万。(諸手当込み。ただし通勤費は除く。)
◎勤務時間
(病院の診療時間:午前9時~午後5時30分)
出勤:朝7時半
(下っ端だった私は、毎朝諸準備があったので、毎日この時間に到着するように出勤してました。)
帰り(通常時):午後6時半~7時半
帰り(残業時):遅い時は午前4時、早くても午前0時。
残業:毎月15日前後~翌月10日前後まで。
◎その他
・残業手当:月給に含まれているとのことで、一切支給されませんでした。(休日出勤時も含む。)
タイムカード制ではなく、出勤簿制だったので、表向きには残業をしていたかどうかがわかりません。
また、休日出勤時は、出勤簿に押印しないよう、命令されていました。
労働基準局の監査対策でしょうか。巧妙です。
・有給休暇:一応制度としてはあるものの、よほどの体調不良時以外は使えず、「プライベートな用事での取得などもってのほか!」という感じでした。
・休日:まず月に1回、時間外・休日診療の当番(いわゆる当番病院です)があり、帰宅時間が10時以降になったり、休日なのに出勤しなければならなかったりします。
また、年末年始も前述の残業期間にあたるので、病院は休みでも当然勤務はありました。(ただし、1月1日だけは休ませてくれました。)
・職場環境:看護婦さんの派閥や、事務内の派閥などがあり、いつも殺伐としていました。
忙しすぎるせいもあったんでしょうが・・・。
結局、私は体調を崩して1年も経たずに退職し、現在は普通の企業で総務の仕事をしています。
医療事務の仕事のキツさはハンパじゃないです。
上記を読んで頂けばわかるとおり、小さな子供がいるということで配慮をしてくれるようなところは、あまりないと思います。(そういう待遇のいいところは、求人があまり出ません。)
残念なお話ばかりで申し訳ありませんが、ご参考になれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 医療事務の実情はそんなに甘いものではないのですね・・・。私も出産以前はかなり大変な職場にいたのですが、医療事務がこんなに大変なものとは考えが及びませんでした。 ご意見参考にさせて頂きます。