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OPSを批判する人って頭悪いの?
- OPSに対する批判として、走塁能力の無視と数字から打者のタイプが分からないという意見があります。
- 批判者はOPSやNOIといった指標の意味を理解していない可能性があります。
- また、1つの指標で打者のタイプを完全に区別することはできないという主張もあります。
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質問者の仰る論理は分かりますが、文脈を読み飛ばしてはいけないように思います。 OPSへの批判の文章の前提として、 > OPSはアメリカ野球界においては、打者の真の攻撃力を表す指標として打率や打点などの古典的な指標に取って代わった > 打率や打点が「欠陥のある統計」という認識が広まった とあります。 換言すれば、OPSは打者能力を測る上で打率・打点よりも優れている(=欠陥のないor少ない)指標であるということでしょう。 ではOPSには欠陥はないのか?という疑問が生まれるのは当然です。 その点に対する回答として、得点に関わる能力の高低は分かるとしても、打者のタイプ自体は分からない数字だといっている訳です。 打率・打点よりは選手の攻撃力の実像が見えるかもしれないけれども、やはりOPSも単体では不十分な数字ですよ、と。 OPSが意味が無いと言っている訳ではありません。 批判の部分の文章が無ければ、OPSを盲信する人が出てきませんか。 例えば、先頃引退をした元阪神の赤星選手は長打は殆ど無し。 ファールで粘って四球、内野安打や外野までいってもゴロヒット。 単打と四球が多いので、出塁率が4割近くてもOPSが8を超えたことはありませんでした。 それでも赤星選手が攻撃力の劣る選手かと言われれば、そんなことは無い訳で。 出塁してから攻撃力を発揮する選手もいますよね。 それは盗塁だけに限らず、投手の集中力をそぐとか、相手のミスを誘うとか、色々な要素がある訳です。 OPSではこの手のタイプの選手の攻撃力は測れないという批判が、逆にOPSがどういう指標なのかの理解に寄与していると思いますが。 いかがでしょう。 この記事に限らず、Wikipedeiaの記事自体どこまで信用していいかという問題はありますから、それを擁護するつもりはありません。 ただ、文脈を無視してパーツだけを抜き取って批判するのは筋が違うかと思いますよ。
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- toast5
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「批判」という言葉を「役に立たないという主張」だと考えるからイラッとくるのでは。 「批判」とは「役に立たないという主張(全否定)」ではないですよ(私の感覚では)。 「批判」とは「非難」ではない、というか。 「漢字字典で英単語を引いても載ってないから、漢字字典は役に立たない」と 主張する人は(そういう人がいるとして)(そんな人はいないが)確かにアタマ悪いと思いますが、 「漢字字典には英単語が載ってない」とか「漢字字典は食べられない」という批判自体 (そういう批判があるとして)は正しいんだから、 「確かにそうだね」と思えばいいと思いますが。
お礼
お礼が遅れてしまって申し訳ありません。 ここ数日間の問答のおかげで、 より深く思考を進めることができました。 貴重な時間を割いて回答してくださった皆様、 ありがとうございました。
#2(#4)です。 失礼しました、私なんかよりもよっぽどセイバーに関してお詳しいのですね。 ではなぜそれほどまでの知識をお持ちでありながら、ウィキペディアの記事を自ら編集しようとなさらないのでしょうか? 記事に問題があるのならば自分で編集できるのがウィキペディアの特長なのに。 それとこのサイトは質問サイトであって意見表明の場ではありません。 私はてっきり質問者様がセイバーに関してまったくの素人だと思っていたので回答させていただいたのですが、これでは質問者様のほうが知識をご披露されているばかりですよね。 本当に聞きたかったことは何なのですか? まさか本当に、OPS批判をする人が頭が悪いのかどうかの答えが知りたかったのでしょうか? それならば「頭の良し悪しは各々の主観によるものだからわからないと」回答します。
お礼
>ではなぜそれほどまでの知識をお持ちでありながら、ウィキペディアの記事を自ら編集しようとなさらないのでしょうか? 道理に従って自然に捌いているだけで 特別詳しくはありませんし、 調べ物の参考にされる物を書ような立派な人間ではないですから。 また記事を書き換えたいという趣旨の質問でもありませんので。 >それとこのサイトは質問サイトであって意見表明の場ではありません。 意見表明などするつもりはさらさらありませんので、 そのようにとれる箇所がありましたら 申し訳ありません。 >本当に聞きたかったことは何なのですか? 数字から打者のタイプが分からないという理由で OPSを批判するのであればお粗末だと私は感じるけれども、 他の人の意見を聞こうというのが質問の意図ですから、 言葉の選択は適切ではなかったと思いますが、 質問文はこれからずれてはいません。 否定されて妥当な別の見方が示されるのを 内心は望んでいます。 >それならば「頭の良し悪しは各々の主観によるものだからわからないと」回答します。 これは妙。主観によるものなのであれば、 自分の考えていることは答えられるのでは? さて、私は回答者様の補足要求に答えましたので 回答者様も、回答No.4に対するお礼の中の?がついている部分に 答えては頂けないでしょうか? 回答No.4に対するお礼に誤記がありますね。 9行目 誤)質問者様は打率に対しても 正)回答者様は打率に対しても 申し訳ありません。
#2ですが、>数字から打者のタイプが分からない の部分についてだけ。 これはウィキにも書かれていますが、 >例えば出塁率.400、長打率.400の打者でも、出塁率.300、長打率.500の打者でも、同じ.800という数値が出る。 という欠陥を指摘しているものです。 打率という指標が10打数3本塁打でも10打数3内野安打でも同じ3割と言う数字が出てしまう欠陥と同じですね。 違うタイプの打者を同じ土俵で比べるのはおかしいですよね? ですからOPSの数字だけでランキングをつけてしまうと、重要な見過ごしが起こってしまう可能性があるから、この批判があるのです。 セイバーメトリクスの真髄は、それによってより正確な評価を選手に下すことです。 もちろんOPS自体でも十分表せていますが、さらに正確な数字を求めるための批判がこれです。 むしろこの批判があるからこそ、NOIという指標の存在意義があるんじゃないですか。 何か勘違いされているようですが、OPSへの批判と言うのはセイバーが嫌いな人がしているわけではありません。 むしろセイバーメトリクスマニアのような人間が考えまくって出てきてるのがこの批判です。 OPSが役に立つとか立たないとかそういうレベルでの批判じゃないんですよ。 OPSは役に立つと言うのは当たり前、その上でこんな欠陥があるからまだ改善の余地はあるな、と言う話です。
お礼
回答ありがとうございます。 >>例えば出塁率.400、長打率.400の打者でも、出塁率.300、長打率.500の打者でも、同じ.800という数値が出る。 という欠陥を指摘しているものです。 これは欠陥なのですか? 両者の得点産出能力は同程度、という解釈では何が問題なのですか? >打率という指標が10打数3本塁打でも10打数3内野安打でも同じ3割と言う数字が出てしまう欠陥と同じですね。 質問者様は打率に対しても「数字から打者のタイプが分からない」という批判をなさるのですか? >違うタイプの打者を同じ土俵で比べるのはおかしいですよね? 逆。OPSは違うタイプの打者を同じ土俵で比べるための指標です。 >OPS自体でも十分表せていますが、さらに正確な数字を求めるための批判ががこれです。 「さらに正確な」とは「より得点との相関が強い」という意味ですよね。 なにかしら打者の特徴が色濃く出るようにしたら、 得点との相関は薄くなりますよ。 >むしろこの批判があるからこそ、NOIという指標の存在意義があるんじゃないですか。 「出塁率と長打率を混ぜる割合を工夫したら、 より得点との相関が強くなった」 というのがNOIの存在意義です。 そもそも、OPSとNOIを比較して打者のタイプを知る、 という件は直感的にうそ臭いと感じません? 打者のタイプを知りたいなら 直接、出塁率や長打率等を参照すればいいじゃない。 >むしろセイバーメトリクスマニアのような人間が考えまくって出てきてるのがこの批判です。 考えまくって出てきてるのだとしたら、なおさらひどい。 >その上でこんな欠陥があるからまだ改善の余地はあるな、と言う話です。 最後にもう一度ききますが 「数字から打者のタイプが分からない」 というのは本当にOPSの欠陥だと考えていらっしゃるのですか。
- spec17
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世の中に絶対的な指標などは存在しません。 OPSだって、NOIだって、もちろん打点や打率、出塁率だって絶対的なものではありません。 どんなものでも非難されるのは当然のことです。 確かに非難の仕方は間違っています。 別に打率だって、出塁率だって打者のタイプがわかる指標ではないですから、OPSに対してだけその理論を持ち出すこと自体は間違いです。 ただ、以前から野球を見ている人にとっては「セイバーメトリクス」自体が嫌われていることも確かです。 特にバントや盗塁の効力を否定しているところは個人的にはどうにも納得がいきません。 その「セイバーメトリクス」で生み出されたOPSも嫌いとなってしまう人が多いのもわかる気がします。 >OPSを批判する人って頭悪いのでしょうか。 別に悪くはないと思います。 単に嫌いなんだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >世の中に絶対的な指標などは存在しません。 あるしたら点でしょうね。 得点を産むか失点を減らすのが良いプレー、良い選手。 これは誰にも否定できない。 >確かに非難の仕方は間違っています。 別に打率だって、出塁率だって打者のタイプがわかる指標ではないですから、OPSに対してだけその理論を持ち出すこと自体は間違いです。 2番目の批判の何がおかしいのか、 理解している方がいらっしゃって 非常にありがたく思います。 >単に嫌いなんだと思います。 これはもっともらしい感じがします。非常にしっくりきます。
「数字から打者のタイプが分からない」という批判は、OPSが打者能力のすべてをあらわしているということに対しての批判だと思います。 OPSの存在そのものに対する否定ではないので、的を得た批判だと思いますが。 そもそもの話ですけど「批判」というものの意味をお解りでしょうか? 批判というものはひとつの理論をより高めるために必要不可欠なものです。 野球能力を表すことのできるデータは未だに考案されてないのですから、批判に批判を重ね議論をしていかないとよいものは出来上がりません。 批判がなければその時点ですべて終わりということです。 OPSはたしかに素晴らしい考案ですがそれでも完全ではないので、批判は絶対的に必要です。 したがってOPSを批判する人は頭が悪くはありません。 むしろセイバーメトリクスをより高度な数字に高めるために必要な人間です。
お礼
回答ありがとうございます。 >「数字から打者のタイプが分からない」という批判は、OPSが打者能力のすべてをあらわしているということに対しての批判だと思います。 これは(1)番ですね。的は射てないと思います。 OPSが打者能力のすべてをあらわしていると考えるのは大きな誤解、 OPSがあらわすのは打者の得点生産能力でしかない。 したがって、打者のタイプが分からない、と批判するのは、 「漢字字典で英単語を引いても載ってないから、 漢字字典は役に立たない」 と言っているようなもので、使い方を間違ってるんです。 さらにその性質からいって打者のタイプというのは 見えづらくなるほうが自然です。 批判することも、されることも、もちろん重要で、 それによって、回答者様のおっしゃるように 理論を高めていければ素晴らしいが、 まともな批判ができないようでは、 相手の主張が正しいということを逆に証明してしまいます。
- xyzblue
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多分、あなたに見たいにOPSは凄いんだぞって上から目線で自慢げに語る人が多いからOPSを嫌がる人が多いんじゃないの? >OPSを批判する人って頭悪いのでしょうか。 あなたほどではないと思います(笑)
お礼
上から目線というような気はさらさらないのですよ。 すみません。 こういうレスが来るだろうというのは予想はしてたけど、 実際に来てみると、「頭悪い」というのが 多少刺激が強すぎる感じはしますね。 「OPSの示すものを正しく理解して、もっと生産的な批判はできないものなのでしょうか」 これくらいが適当かな。
お礼
回答ありがとうございます。 >得点に関わる能力の高低は分かるとしても、打者のタイプ自体は分からない数字だといっている訳です。 打率・打点よりは選手の攻撃力の実像が見えるかもしれないけれども、やはりOPSも単体では不十分な数字ですよ、と。 指摘されてみると、好意的に解釈すれば、 そういうことなのかなという気もしてきました。 ただ、私にはどうも書き手の勉強不足のほうが先に目についてしまいます。 >出塁してから攻撃力を発揮する選手もいますよね。 「走塁能力の無視」については生産的で良い批判だと思います。 文脈上必要なのはこのような 「OPSが得点生産能力を正しく表していない」 という点を指摘する批判だと思うのです。 盗塁に関しては10個につきOPS1分増しという話もありますけれども、 足で塁を得るケースは盗塁だけではないわけで、 そのあたりを過大にも過少にもならない評価をできれば さらに得点生産能力を正確に表す指標になるはずです。