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吸排気ポート研磨について
エンジンの出力アップの手法の一つに吸気/排気ポートを研磨して気流の抵抗を減らして効率性を高める事がありますが、排気ポートはそれで良しと思うのですが、吸気側では、ポート内壁の凸凹はゴルフボールのディンプル効果と同じで凸凹を取らない方がいいという話も聞きました。インテークマニホールドが長ければ研磨した方が良くて、短い場合はミキシングに重点を置いた方がいいという事かなと思ってますが、どうでしょうか。
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インマニの研磨は、主にバルブガイド周辺の段を取ったり径を拡大して流量を増やす(スムーズに流す)目的と、表面を鏡面加工して流速を増やすのが目的です。 ただし鏡面研磨を行うとポート内部で層流が起きやすく、特に低速時(流速が遅い)ほど顕著になります。ディンプルや梨地はこれを防いで乱流をおこし霧化を促進する効果があります。 一般的に、最高回転数での馬力を重視する場合は鏡面加工を施しますが、そうでない一般的な乗り方やジムカーナなど低速でのアクセルのツキを重視する場合は鏡面にしないのはこのためです。 なお鏡面加工の効果は実はその労力からみると効果は極めて微小です。百聞の1秒を争うようなサーキットレースでも無い限り、せいぜいバリ取りなどの加工程度にしておく方が良い場合が多いと思われます。
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ゴルフボールを範とするインマニのディンプル加工は昔からあることはある方法です。質問者さんは凸凹とおっしゃってますが、正確には凹です。インマニに小さいリューターでくぼみをつけていきます。これは、ディンプルのところで空気がベアリングの役目をして、空気の流れの抵抗が極小さくなるんだそうです。反対に、凸は明らかに抵抗です。狭いコースでプレーさせるため、飛距離が出ないようにディンプルと逆にいぼいぼのボールがあります(重量も軽いはずですが)けど、これなんかその証拠ですね。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございました。
- yotaima
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こんにちは。 ディンプルですか。こういう表現は初めてです。 まあ、低速にポイントを置くときは、鏡面仕上げをしないで終わらせましたね。 ただ、吸気系での影響はポート径と長さに関係していて、太ければ高速型、短ければ高速型。低速型は逆ですね。 ですから、短いものを鏡面しないと、高速域での抵抗が大きくなります。もともと短いので、これを鏡面しないのは意味が薄れてしまうと思います。低速にポイントを持って行きたいなら、マニホールド長を長くしたほうが良いと思います。 ちなみにこの長さは、大気の取り入れ元から、バルブまでの長さになります。ファンネルを長くするのも一つの手ですね。 >短い場合はミキシングに重点を置いた方がいいという事 短いならインシュレーターを重ねるとか、ファンネルを長いものに換えるほうがよいと思います。
お礼
やはり低速にポイントを置く場合はしない方が良さそうですね。 ありがとうございました。
お礼
用途の応じた詳しい説明ありがとうございました。 大変勉強になりました。