- ベストアンサー
自宅録音・ミックス時のEQについて
MTRを使って宅録を行っているのですが、ミックス時のEQのいじり方がいまいちよくわかりません。 今まで何枚かCDを作ってはいるものの、曲の良し悪しは置いておいて(笑、EQは不確かなままいじっているので結果うまくいったことがあまりないのです。 どこの部分をいくつブーストして、カットして、とか言われても全く意味がわかりません…。 ネットでもいろいろ検索して調べたのですが、わかりやすく説明しているHPが見つけられませんでした。 わかりやすく説明してくれるHPはないでしょうかねぇ? ちなみに、ローランドのVS1680を使っております。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
大切なのはある音をいじりたいと思ったとき 『その音のどういう部分をどう改善したいのか』 をはっきりさせないと、EQを不確かなままいじり回す事になります。 実際に行われる一般的な方法を「全体のトラックの中でベースがいまいちしゃきっと聴こえないな」という場合を例に挙げてみます。 はっきり聴こえないからといってそのものレベルを上げたりするのはよろしくないです。 何かにマスキングされたり逆に何かとぶつかりあって邪魔してる部分をEQで整理する事によりその音を際立たせます。 ---------------------------------- ここではベースのあるポイントをブーストするとしましょう。 まずEQのあるポイントをどこでも良いから大幅に上げます。 大幅に上がった状態でゆっくりポイントを回していき自分が「このあたりが欲しい」と思うところを探し当てます。 特に最初のうちは1~2db位いじっても効果が良く分からないのでまず派手に上げておいて、その周波数帯域の個性を覚えていくと、だんだん探すのに手間取らなくなります。 「しゃきっと聴かせるにはどこをあげるか?」これは難しくて一概に言えないので色々やって下さい。 好みの帯域が見つかったら大幅に上げてたものを元に戻し、フラットな状態から必要な分だけあげる事にします。 目安として何dbくらい、というのはありません。 カットの場合は同じ要領で邪魔な帯域を探すわけです。 ---------------------------------- ただしゃきっと聴こえない場合大抵EQだけでは解決しません。 もちろん必要無ければミックスのときEQしない方法もあります。 いずれにしてもあまり頼り過ぎるより録音する段階である程度「求める音」にしておく事が大事です。
その他の回答 (3)
- jan-ken
- ベストアンサー率40% (2/5)
僕もMIXはあまり自身のあるほうではありませんが、宅録をやっていて気づいたことがあります。 ●EQはなるべく、使わない。録りの段階で欲しい音で録るように心がける。EQは、あくまで若干の補正程度にとどめる。 ●EQは、基本的にブースト(足す)よりもカット(引く)する方向で考える。 以上の2点です。 意識的に過激なEQをかけて、サウンドをゆがめる方法ももちろんあるのですが、概して音のクオリティは下がると思います。たとえばダイナミックマイクで、アコギのストローク音が欲しい場合、ハイが足りないと思ったら、EQでハイ上げすると、大変耳障りな音になります。コンデンサーマイクならば、ハイはもちろんローもしっかり録れます。ただし今度はローはカットしなければ駄目ですが。つまりはマイクがもともと録りきれていない音をいくらブーストしても良い音にはならないということです。僕はEQを使うと、基本的に劣化すると考えています。エンハンサー(エキサイター)などと呼ばれるFXも、また然りです。一聴するとヌケがよくなったように聞こえますが、実際は多かれ少なかれ劣化しているのです。基本は録ったまま使う方が断然いいです。つまり録りの段階で欲しい音にしてしまうこと。(EQのかけ録りではない。通常はEQはバイパスして録る)
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
>なんでそこをそういう風に動かすに至ったのかがわかりません 経験がまったくないんですね。 音創りに関してはかなり経験とセンスの問題だともいます。 私はスタジオミキサーではなくライブミキサーが多かったので若干違うと思いますので参考程度に(しかもかなり昔の事なので)。 一般的なグラフイックイコライザーが周波数60hz・125hz・250hz・500hz・1khz・2khz・4khz・8khz・16khz。 と周波数が倍音(オクターブ)毎に設定できるはずです。 どの周波数を変化させればどの楽器に影響あるか経験してください。 dBは単位です、感覚的に1dB落としたらどの程度落ちるかつかみましょう。 まずあなたの好きなプロの楽曲を聴きながらEQをいじります。 ただし1周波数毎にです。 たとえば普通の曲を聴きながら一番下の60Hzを2dB落とします、次に4dB落とす、12dBあたり(最大)まで落としたら元に戻して、次の125Hzを同様に落としていきます。 落としたら曲の雰囲気が変わるのがわかりますよね、そのときに雰囲気ではなく、どのパートのどの楽器がスポイルされていくか正確に把握してください。 この事を何回も曲を換えて練習してください。 ライブにおいてEQは補正です、ですからブーストはほとんどしません。 不必要なもののみカットしていきますが、やりすぎると位相がぐちゃぐちゃになり音像がぼやけますので、必要最低限です。 つまり出すぎた楽器をスポイルするわけです。 またブーストは目立たせる、強調する場合です。 目的とは違いますが極端なイコライザーの変化として解りやすい事例 ボーカルパートのみで1kだけフルブースト、他の周波数はすべて最大カット=電話の声 時間をかけて遊んでください。 http://www.megasoft.co.jp/mcdd/gogo/music_a_gogo_ji12.html http://www.megasoft.co.jp/mcdd/gogo/music_a_gogo_ji11.html
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
>いくつブーストして、カットして、とか言われても全く意味がわかりません 使い方が解らないの? 用語の意味が解らないの? たとえば「2Kを2dBカット」の意味わかりますか?
補足
用語の意味もわかりませんし、使い方もいまいちよくわかりません…。 「2Kを2dBカット」 というのは、EQをそういう風に操作することは出来ますが、なんでそこをそういう風に動かすに至ったのかがわかりません。 「こういう音にしたい」と思った時、ある程度どの部分をどのくらい動かすのか、そういう基本的な部分でわかってません(汗。 うまく説明出来ませんがそんな感じです。
補足
非常にわかりやすく教えていただきありがとうございました^^ だいたいの手順、要領は理解した(つもり)ですが、 帯域を上げたり下げたりするのは、一つじゃないですか。 低域・中域・高域と3つを組み合わせていじるわけで…。 そこらへんも、いじりながら覚えていくしかないのでしょうか…?